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MH-003 / 梅花易数

時間起卦の二つの総数

コンテンツ版 · · 資料・出典

暦と取数を分けて記録する

観梅の数例にある34と43を検算し、元の日時、暦への変換、年支と時支の取数を区別します。境界の設定を保存する理由も説明します。

要点を先に約6分で読めます

伝本の時間起例では年支数・月・日を加えて上卦を求め、時支数を加えた総数で下卦と動爻を求めます。観梅例の34と43は二つの役割を示します。時数だけを替える練習で、どこが変わり、どこが変わらないかを追えます。

  • 年と時は子一から亥十二の支数、月日は採用した伝統暦の値です。西暦年や時計の数字へ無説明に置き換えません。
  • 観梅例の34は上卦兌を選びます。申時9を足した43を除八すると下離、同じ43を除六すると初爻になります。
  • 5・12・17を固定し時数9だけを10へ替えると上兌は不変です。新総数44から下震・二爻へ変わる理由を追えます。
時間起卦の二つの総数

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梅花易数の入口:八卦から六十四卦へ組み立てる ↗

計算式の前に、日付の種類を確認します

「十二月十七日」と書かれた二つの記録があっても、一方が公暦、もう一方が伝統暦なら同じ入力ではありません。月と日の数字が一致していても、その出所が違います。時間による梅花易数では、余りを求める前に、暦日、年支の数、時支の数を区別する必要があります。

『梅花易数』巻一の年月日時起例は、年を子の一から亥の十二までの支の順序で取り、時刻にも同じ支の順序を用います。月日は伝統暦の月と日です。本記事ではこの伝本の道筋を扱い、西暦年の四桁や二十四時間制の時刻を代わりに入れません。八卦の取数に慣れていない場合は、八卦から六十四卦への入門で対応を確認できます。

年支の順序数子1から亥12月と日採用した伝統暦日時支の順序数子1から亥12

年支の順序数

子1から亥12

月と日

採用した伝統暦日

時支の順序数

子1から亥12

年支、月日、時支は定義が異なり、同じ数字でもそのまま代替できません。

伝本の数字を三つの演算へ分ける

巻一の観梅の例から、構造に必要な数だけを取り出します。辰年の支数は五、月数は十二、日数は十七、申時の支数は九です。ここでは現代の公暦日への対応を探さず、人物や占験の結果も扱いません。

まず5+12+17=34です。34を8で割ると余りは2なので、上卦は兌になります。時数を一度だけ加えると34+9=43です。43を8で割った余り3が下卦の離、同じ43を6で割った余り1が動爻の位置です。上兌・下離は沢火革、動くのは初爻です。

年支数5と月12と日17から34を求め上卦兌を取り、時支数9を加えた43を二つに分けて下卦離と初爻動を求めます元の図を開いて拡大する

BaZiFlowの学習図です。伝本の数例を再計算し、現代の個人情報や予測結果は用いていません。

図では43から二本の線が分かれています。同じ総数を別々に割るのであって、34と43をもう一度足すのではありません。途中の数を省略しないことが、二重加算を見つける助けになります。

初爻の位置も確かめられます。下卦の離は下から陽・陰・陽です。初爻を陰に替えると陰・陰・陽の艮となり、上の兌はそのままなので、変卦は沢山咸です。この確認は規則と計算が一致するかの検算であり、古典の話が実際に的中したことの証明ではありません。動爻を定める手順では、この位置の扱いを詳しく説明します。

一入力だけを替える別の練習をします。年支数5・月12・日17を固定し、申時の9を酉時の10へ替えます。年月日和は34のままで上卦兌も変わりません。時数を加えた和は44となり、44=8×5+4から下震、44=6×7+2から二爻を得ます。明示した数の比較であり、現代の特定日時へ割り当ててはいません。

時数だけを替えたのに上卦まで変わった記録なら、上卦用の和へ時数を誤って入れていないか確認できます。一方、下卦と動爻の両方が変わるのは、この練習では新しい44を別々の数で割った結果です。別の算法が増えたわけではありません。

時数9時数10上卦用の和34 → 兌34 → 兌加時後の和4344下卦/動爻離/初爻震/二爻

上卦用の和

時数9
34 → 兌
時数10
34 → 兌

加時後の和

時数9
43
時数10
44

下卦/動爻

時数9
離/初爻
時数10
震/二爻
時数9を10へ替えても上兌は不変で、44から下震・二爻へ変わります。

元の時刻を消さない記録

現代の入力では、公暦の日時とタイムゾーンを受け取り、暦へ変換し、その後に起例の数を割り当てることがあります。最後の総数だけを保存すると、どの段階で差が出たかを調べられません。

段階 保存する資料 省略すると分からなくなること
元の時刻 日付、時計の時刻、タイムゾーン どの瞬間から始めたか
暦への変換 月日、閏月の表示、年支 公暦と伝統暦の区別
数の割当て 年支数、月数、日数、時支数 年号や時計を誤用していないか
演算 34、43と三つの余り 上下卦と動爻の再現

香港天文台の公暦・農暦対照表は、暦日の確認に使える資料です。ただし、梅花の各教法が閏月をどう取数するか、年や日の境界をどこにするかまで定めるものではありません。暦表の信頼性と、採用する術数の規則は分けて記録します。

元の時刻暦への変換起例の取数
元の時刻
暦への変換
起例の取数
元の時刻、暦日、起例の数を別段階として保存します。

境界付近ほど設定の説明が必要です

伝本の短い起例だけでは、現代のソフトウェアに必要な境界処理をすべて確定できません。閏月なら閏であることを残し、採用する方法が月数をどう扱うかを明示します。一から十二までの数字だけにしてしまうと、元の暦月の違いが消えることがあります。

年支を切り替える日や、一日を切り替える時点も設定として保管します。四柱推命の節入りによる月を、説明なしにこの月数へ代入することも避けます。それは割り算の違いではなく、入力の定義を変えることだからです。

タイムゾーンの処理と真太陽時への補正も同一ではありません。補正するツールでは元の時刻と補正後の時刻を両方保存し、どちらで時支を決めたかを示します。時辰の境目では設定によって数が変わる可能性がありますが、結果を見てから好ましい方を選ぶ理由にはなりません。

閏月の印元の月の性質を残す年と日の境界採用規則を明示する時刻補正元と採用時刻を残す

閏月の印

元の月の性質を残す

年と日の境界

採用規則を明示する

時刻補正

元と採用時刻を残す

閏月、換日、補正は別々の入力に作用し、一つの曖昧な既定設定にまとめません。

BaZiFlowの初期設定は、中国の農暦表を利用者の現地日付に対応させます。年支は旧正月に切り替え、閏月は元の月数と閏月の印を保ちます。23時から子の刻になりますが、日付は進めず、真太陽時補正もしません。節気月、立春での年替わり、23時での日替わりは、それぞれ別の比較設定として選べます。

二つの卦が違うときの調べ方

まず年・月・日・時の四つの取数を比べます。違いがあれば暦や時刻設定へ戻ります。四つが同じなのに卦が違えば、除八の余りと割り切れた場合の対応を調べます。上下卦が同じで動爻だけが違うなら、取爻の総数を二重に足していないか確認します。

本記事は閏月や換日の唯一の方式を選ぶものではありません。採用した規則を一式として残し、他人が同じ入力から再計算できるようにするための説明です。時間起例と別に約束した報数法を混ぜず、資料が不足する箇所は不足として示すことが、再現できる記録につながります。

四項の取数を比較除八を確認取爻総数を確認
四項の取数を比較
除八を確認
取爻総数を確認
先に四項の取数を比べ、その後に除八と取爻総数を確認します。

読んだあとの疑問

下卦と動爻に同じ43を使うのはなぜですか?

引用した起例は年月日和で上卦を求め、時数を加えた総数を下卦と動爻に使います。43には既に5・12・17・9が含まれています。34をもう一度加えると最初の三項を二重計算します。

時数9だけを10にすると何が変わりますか?

別の練習として他を5・12・17に固定します。和は34のままで上兌も不変です。新総数44の除八余り4から下震、除六余り2から二爻を得ます。現代の特定日付に対応させた例ではありません。

暦表だけで閏月や換日の規則も決まりますか?

暦表は公暦と伝統暦の日付照合に使えますが、教法の閏月取数や換日境界は別に明示します。元の時刻、変換結果、採用手順を残し、最終和だけに省略しません。

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この記事を含む学習ルート

資料・出典

  1. 梅花易數・卷一:年月日時起例、觀梅占 ↗
  2. 香港天文台:公曆與農曆對照表 ↗

続けて読む

動爻の定め方:下から数えて一つの位置を変える ↗

真太陽時の換算:民用時、経度、均時差を分けて確認する ↗