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TA-CARD-039 / タロット

カップの3:三つの杯が同じ高さに

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カップの3:何が済んだか

カップの3は、人々が杯を高く掲げ、足元に収穫が並ぶ札です。ウェイトの原文から図像、語義、補足を分け、同窓会の前に「何のための乾杯か」を問う練習をします。

要点を先に約6分で読めます

カップの3では三つの杯がすべて頭より高く掲げられています。ウェイトの語義の先頭は「賑わい」ではなく「あらゆる事の収まり」で、まず何かが済み、その後に輪になった人々の乾杯がある、という順です。

  • ウェイトの描写は一文だけ:庭の地面に乙女たちが立ち、杯を高く上げて誓いを交わすさま。花冠、南瓜、ぶどうはRWS版の絵にしかない。
  • 語義の先頭は「あらゆる事の収まり」で、豊かさ、円満、勝利、癒やしと続き、「肉体的な享楽の行き過ぎ」にも触れる。逆位置の語は迅速、発送、成就、終結。
  • 練習は札の三つの部分に沿って問う:杯を上げた人を数え、何のための乾杯かを尋ね、足元の収穫を確かめる。
18秒で、三つの杯が同じ高さの図像、語義の前半と逆位置、集まりの前の三つの問いを見ます。

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三つの杯が頭上で出会い、足元に収穫がある

ウェイトがこの札に与える描写は一文だけです。庭の地面に乙女たちが立ち、杯を高く上げて誓いを交わすさま。この「誓い合う」という語はカップの2にもありました。違いは人数で、あちらは二人、こちらは輪です。

カップの3:花冠の三人が杯を頭上に掲げ、葉の連なる蔓が弧を描き、足元に南瓜、ぶどう、りんごが並ぶ。脇に三つのラベルを添える。元の図を開いて拡大する

BaZiFlow原創のカップの3:三杯が同じ高さに

RWS版の絵には、この一文よりずっと多くの細部があります。三人の女性はそれぞれ花冠をかぶり、中央の赤い外套の人はこちらに背を向けています。左は灰色、右は橙がかった茶色の服で、ぶどうの房を手にしています。三つの金の杯は頭の上で同じ高さに集まり、地面には橙色の実をつけた低い茂み、南瓜、ぶどうの蔓があります。ウェイトはこれらを書いていないので、下の表では「絵にあるもの」と「ウェイトが書いたか」を分けます。

絵絵に見えるものウェイトの記述人三人、赤い外套あり:乙女たち杯三つが頭上に集まるあり:杯を掲げる地南瓜、ぶどう、茂みなし:庭の地面のみ
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絵絵に見えるものウェイトの記述人三人、赤い外套あり:乙女たち杯三つが頭上に集まるあり:杯を掲げる地南瓜、ぶどう、茂みなし:庭の地面のみ
絵は人、杯、地の三つに分かれ、絵にあって本文にないのは地面の上の物だけです。

原典の語義:収まりの豊かさと、「行き過ぎ」の面

ウェイトは占断の語義を、終わりを語る一文で始めます。あらゆる事の収まりが、豊かさ、円満、喜びとともにある。続いて、幸いな結末、勝利、実現、慰め、癒やし。先頭は「収まり」で、よい状態はその後に並びます。さらに彼は、この札は肉体的な享楽の行き過ぎの面や、官能の楽しみも表す、と補います。

あらゆる事の収まり:豊かさ、円満、喜び……

ウェイト・カップの3(英文の要約訳、語義の冒頭)

逆位置の語は迅速、発送、成就、終結です。ここで「喜び」が「悲しみ」に置き換わるわけではありません。逆位置も終わりを語り、ただ「片づけて送り出す」速さの感覚に寄っています。

正位置事の収まり豊か・円満・喜び勝利・慰め・癒やし逆位置迅速・発送成就・終結補足正:軍人の昇進逆:慰め・治療
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正位置事の収まり豊か・円満・喜び勝利・慰め・癒やし逆位置迅速・発送成就・終結補足正:軍人の昇進逆:慰め・治療
三つの列のうち左の二列が本項の語で、右端の補足だけは別の読み手の言葉です。

掲げた杯、庭の地面、足元の果実:書かれたものと、絵にあるもの

三つの出どころは別々です。杯と庭はウェイトの文に載り、花冠と果実はRWS版の絵にしか見えません。果実を「収穫」と読むのは、後から重ねた借用です。

杯、庭、果実の書かれ方

掲げた杯
ウェイトは、杯が高く掲げられ、互いに誓い合うようだと書く。同じ動詞はカップの2にもあり、二枚の違いは人数です。
庭の地面
ウェイトは場所を庭の地面(garden-ground)とする。庭は人が手入れした場所で、野とは対になる。これは一般的な背景で、この札についての彼の解釈ではありません。
花冠と果実
ウェイトの文にはなく、RWS版の絵に花冠、南瓜、ぶどう、実のなる茂みが見える。収穫の情景は西洋の図像で祝祭と結びつきやすく、これは伝統的な一般知識です。
ウェイトの文杯を掲げ、誓う絵に見える花冠・果実・ぶどう後の借用果実を「収穫」と読む
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ウェイトの文杯を掲げ、誓う絵に見える花冠・果実・ぶどう後の借用果実を「収穫」と読む
根拠の三層は、上から下へ後のものになります:本文、絵、現代の学習の借用。

いちばん下の層が、次の練習で使うものです。足元の果実を「この祝いが実際に手にしたもの」を思い出す目印にする。借用なので、使うときはそう断ります。

読み方:同窓会の前に、杯を数え、足元の収穫を確かめる

この札には三つの部分があります。掲げられた杯、乾杯される事柄、地面の収穫。卒業十周年の同窓会を準備する場面に当てると、それぞれが一つの問いに対応します。

  1. 掲げた杯を数える:輪の中は誰か

    札では一人が一つずつ杯を持ちます。準備では、名簿の名前ではなく、来ると言った人を見ます。

  2. 乾杯の由来を問う:何が済んだか

    語義の先頭は事の収まりです。卒業十周年は一つの由来で、言えないときは「集まろう」の一言だけが残ります。

  3. 足元の収穫を確かめる:何が決まったか

    会場は押さえたか、日取りは決まったか、世話役を引き受ける人はいるか。書き出せるものが、足元にあるものです。

掲げた杯を数える次に乾杯の由来を問う最後に足元の収穫を見る
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掲げた杯を数える次に乾杯の由来を問う最後に足元の収穫を見る
札の部分の順に尋ねます:人、由来、収穫。

逆位置と隣の札:裏返した三杯は「早く片づける」

補足の逆位置は慰め、治療、事の終わりで、本項の迅速、発送、成就、終結と響き合い、どちらも「事を済ませる」に落ち着きます。「会の中止」「噂」「度を越した享楽」といった今の読み方は別の方法が加えたもので、使うなら出どころを示します。

四枚のカップ、話題の置き場所

カップの2

二人が杯を一点で合わせる

同じ「誓い合い」を二人で行う札で、読むのは双方それぞれの言葉です。

カップの9

宴の前で一人満ち足りる

ウェイトは調和、満足、身体の心地よさを挙げ、絵は物質の面だけだと述べます。楽しみは一人の側にあります。

カップの10

虹の下で家族が見上げる

心がまるごと休まる状態と、奥に見える家の情景が語に挙がります。喜びは輪から一つの家へ広がります。

カップ絵語義の先頭二二人が杯を愛・友情三輪で杯を事の収まり九宴の後の一人調和・満足十家族が見上げる心の安らぎ
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カップ絵語義の先頭二二人が杯を愛・友情三輪で杯を事の収まり九宴の後の一人調和・満足十家族が見上げる心の安らぎ
絵の人数が札ごとに変わり、語義の先頭も関係から収まり、そして落ち着きへ移ります。

読んだあとの疑問

カップの3は「宴会」の札ですか。

宴会はその一場面にすぎません。ウェイトの語義の先頭は「あらゆる事の収まり」で、豊かさや喜びは、その収まりに伴う状態です。まず何が済んだかを問い、それから宴会に似ているかを考えます。

カップの3の逆位置は悪い札ですか。

ウェイトの語からはそう読めません。逆位置は迅速、発送、成就、終結で、補足は慰め、治療、事の終わりです。「噂話」「度を越した享楽」は別の方法の読み方です。

足元の南瓜やぶどうはウェイトが書いたものですか。

ウェイトの文には庭の地面と高く掲げた杯だけが出てきます。花冠、果実、ぶどうはRWS版の絵にある細部なので、引用するときは絵にあるものだと断ってください。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §2: Three of Cups (Waite, 1910) ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §4: Some additional meanings of the Lesser Arcana ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, Three of Cups, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

続けて読む

ワンドの4:四本の杖が花輪を支える。意味は「ほぼ表面に」あるとウェイトは言う ↗

逆位置を「悪い意味」に固定しないために ↗