易経
経と伝、卦と爻から周易の構造と読み方を学び、梅花・六爻の占法との違いを整理します。
経伝と版本 ↗
書名・経伝の層・版本を区別します。
易経の版本を選ぶ:伝世本と出土資料
『周易』には伝世本・注疏本・出土の帛書や竹簡・現代の訳注があり、来歴も文字も同じではありません。三つの図表で、本サイトが引く通行本、三つの出土資料、いくつかの異文を整理し、版本の記録の仕方を示します。
YJ-002 / 易経経と伝:乾の一頁で、本文と解釈を見分ける
乾の頁を例に、卦の図形・卦辞・爻辞を経、彖伝・象伝・文言などを伝として見分けます。一文ごとに「経か伝か」を決める手順と、十翼の各篇を一言で概観し、解釈を本文と取り違えない読み方を示します。
YJ-001 / 易経易経と周易:名称と範囲を分けてから原典へ
一枚の対照表で、易・周易・易経・易伝・易学がそれぞれどこまでを指すかを分け、『周礼』『左伝』『漢書』芸文志・『隋書』経籍志で名前の出どころを確かめて、伝統的な説明と確かめた材料を分けます。
卦と爻の構造 ↗
陰陽の爻から八卦・重卦へ。既存の六十四卦資料を活用します。
六十四卦:上下の卦の組み合わせと、卦名の調べ方
六十四卦は三画の卦を上下に重ねた8×8の組み合わせです。早見表、屯・解・蒙の比較、二つの練習で、線を下から数え、上下の卦に分け、卦名を引く手順と二通りの書き方を整理します。
YJ-004 / 易経陰爻と陽爻:二種類の線を覚え、下から上へ六本を読む
陽爻は切れない一本の線、陰爻は途中で切れた線です。六本を下から重ねて一つの卦になり、2×2×2×2×2×2=64通りあります。既済と未済の比較で、順序と位置、数え方を整理します。
YJ-005 / 易経八卦:三爻の構造と基本の象――八つの小さな卦を『説卦伝』で読む
八卦は三本の爻で組まれる八つの小さな卦です。八行の表、1・3・3・1 の分け方、『説卦伝』第七章で、構造・名前・性質・象を分け、各項目がどの章にあるかを確かめます。
経を読む方法 ↗
卦辞・爻辞・爻位・十翼を異なる層として読みます。
爻位:初から上までの六つの位と、九・六の名づけを読む
六本の線は下から初・二・三・四・五・上と呼び、陽は九、陰は六と記します。乾と需で爻題を確かめ、「二は誉れ多し」や中・当位・応・比を、それぞれの出典の層に戻して整理します。
YJ-007 / 易経卦辞と爻辞:全体の言葉か、一本の線の言葉か
泰の卦を例に、卦全体に付く一つの卦辞と、一本ずつの線に付く六つの爻辞を見分けます。彖伝や象伝は解釈の層として別に置き、読む前に文の居場所を決める手順を示します。
YJ-009 / 易経十翼を読む:彖・象・繋辞は何を見るか
復の卦を例に、十翼の各篇がどんな文体で何に答えるかを整理します。彖伝は卦辞を解き、象伝は象をとり、繋辞伝は通論、説卦・序卦・雑卦は調べる道具です。伝統的な帰属と成立の議論は分けて記します。
解釈と方法の境界 ↗
乾坤・象数と義理・占法の用い方を比較します。
易経・梅花・六爻:共通の卦と異なる方法
泰の第五爻が動く例で、『周易』の辞を位置で読む方法、梅花の体用、六爻の世応と六親を並べます。同じ卦の図でも、出発点・手順・読む単位は別です。
YJ-011 / 易経象数と義理:『周易』を読む二つの方向と、その交わり
『周易』の読み方には、象と数の構造を見る方向と、文辞の道理を見る方向があります。井の『象伝』の一文、孔穎達の二つの疏、王弼の「明象」で、二つが対立せず交わる様子を確かめます。
YJ-010 / 易経乾坤を並べて読む:本文から、さまざまな解釈まで
乾と坤の頁の卦辞・爻辞・彖伝・象伝・文言伝を層ごとに並べ、初と上の二つの位置で各層の言葉を比べます。後世の疏と注は最後に見て、人格のラベルは貼りません。

