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BZ-009 / 四柱推命

十二支の動物と四柱推命の地支を分けて読む

コンテンツ版 · · 資料・出典

申年には壬申・甲申・丙申・戊申・庚申があります。同じ動物名にまとめると何が省かれるのかを確かめ、年支と月支・日支・時支の違い、十二年と六十年の周期を整理します。

同じ申年でも年柱が違う理由

動物名は年支の手掛かりです。年干や他の三柱まで分かったことにはなりません。

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十干と十二支はそれぞれ何を担うのか ↗

「えと」を尋ねたときの答え

日本語で「えとは何ですか」と聞かれると、動物で答えることがよくあります。しかし干支は本来、十干と十二支を組み合わせた名称です。「申」と「壬申」は同じ長さの情報ではありません。前者は十二支の一つ、後者は十干も含む組合せです。

香港天文台の十二生肖の解説では、壬申・甲申・丙申・戊申・庚申がいずれも同じ動物に対応する例として挙げられています。五つとも申を含みますが、天干は違います。動物名でまとめる便利さと、まとめたときに失われる情報を同時に確認できる例です。

四柱推命では年柱だけでなく、月柱・日柱・時柱も扱います。それぞれに干と支があります。年の動物名だけでは、年干さえ確定せず、残る三柱も分かりません。ここでは動物の性格を人に当てはめるのではなく、記録のどの部分を読んでいるのかを整理します。

日本語の動物名で対応を確認します

『三命通會』巻二の地支と動物を論じる節には、十二組の対応が示されています。古典にはその後に動物を用いた解釈も続きますが、対応が文献に載っていることと、性格や出来事を予測できることは同じ主張ではありません。香港天文台の資料も暦の知識を説明するものであり、人格診断の裏付けではありません。

順番 地支と動物 順番 地支と動物
1 子・ねずみ 7 午・うま
2 丑・うし 8 未・ひつじ
3 寅・とら 9 申・さる
4 卯・うさぎ 10 酉・とり
5 辰・たつ 11 戌・いぬ
6 巳・へび 12 亥・いのしし

左右の配置は読みやすさのためで、相性の組合せを示していません。また日本で亥をいのししと呼ぶ一方、中国語の十二生肖では豚が用いられます。動物の訳語や絵だけを比較せず、対応する地支が何かを確かめる必要があります。本稿の表は日本語読者になじみのある呼び方を使い、地支の順序は共通にしています。

十二支は一周しても、干支は戻りません

地支は十二個、天干は十個です。両方を一つずつ進めると、十二回後には地支が元に戻りますが、天干は十個の一周からさらに二つ進んでいます。両方が同じ組合せに戻るのは六十回後です。

六十干支表で申の位置を調べると、第9・21・33・45・57番に現れます。間隔はいずれも十二です。対応する天干は壬・甲・丙・戊・庚と変わります。十二を五回進めた六十は、十を六回進めた数でもあるので、そこで干支の組合せが元に戻ります。したがって一つの六十干支の周期には申の組合せが五つありますが、壬申という組合せは一つです。

これは記号の並び方についての計算です。十二歳違う人の経験が同じになることや、同じ申年の人が同じ性格になることは、この計算からは導けません。繰り返す分類と個人の人生を区別しておくと、暦の仕組みを余計な断定なしに学べます。

年の境目も確認が必要です。中国の民俗的な生肖では旧正月を区切りとする用法がよく見られる一方、子平の命式では立春を年柱の境目にする方法が広く使われます。境目付近を比較するときは、何を基準に切り替え、どの時刻基準を使ったかを記録します。異なる用途の表示を、設定を見ないまま正誤だけで比べることはできません。

五種類の申の年柱が猿という一つの表示にまとまり、年支・月支・日支・時支は別の欄として示されています。

BaZiFlowオリジナルの学習図です。情報の省略と柱の区別を示し、個人の命式ではありません。

命式の欄へ戻してみましょう

命式のどこにある文字かは、その文字と一緒に保つ情報です。時支が申であることは、年支が申であることを意味しません。同様に、月支に申があっても、生年の動物を猿と決めることはできません。正しい文字でも、欄を取り違えると説明は誤りになります。

練習として「年支は卯」「月支は申」と書かれた二枚のカードを考えてみます。この二つは同時に成立できます。年支から動物名を記録するなら卯に対応するうさぎを使い、申は月支の欄に残します。この例には出生年月日や個人を設定していません。二つの条件から命式全体を作れるという意味でもなく、単に欄の扱いを点検しています。

干の求め方にも欄ごとの差があります。『三命通會』巻二の月と時の干を定める節では、月干は年干を、時干は日干を基準にします。香港天文台の干支資料にも別々の表が載っています。四本の柱は順番を入れ替えてよいラベルではありません。天干と地支の役割では、この区別をもう少し詳しく扱っています。

説明の細かさは、資料の細かさに見合っていますか

動物名は十二支の順を覚えたり、暦の文化に親しんだりする助けになります。一方、日干、月の条件、蔵干、二人の命式全体の関係をそれだけで知ることはできません。年支一つを受け取った説明が、他の柱まで知っているように語っていないかを確かめると、文章の限界が見えやすくなります。

同じ動物の人にほぼ同じ助言を並べても、個人差を詳しく読んだことにはなりません。分かっている部分は正確に使い、分からない欄は空白のまま扱うことが大切です。二人の比較に進む場合は、相性を生肖だけで決められない理由から、必要な情報の範囲を確認してください。

資料・出典

  1. 香港天文台:十二生肖 ↗
  2. 香港天文台:天干和地支(六十干支表与月干、时干表) ↗
  3. 三命通會・卷二:論地支屬相、論遁月時 ↗
  4. Japan Search / 国立国会図書館:猪(日本と中国の亥の動物名) ↗

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