魔術師:一方は天、一方は地
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魔術師は、人物が杖を天に掲げ、もう一方の手で地を指し、卓に四つの組の象徴を並べた札です。ウェイトの原文から図像・語義・象徴を分け、「卓の棚卸し」で手作りの一品を整理する練習をします。
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魔術師は「手」の札です。一方は天へ、一方は地へ、その間に物の並ぶ卓があります。ウェイトの語義も二方向で、技と意志が先に、病と敵の罠が同じ一行に並びます。
- ウェイトの描写:魔術師の長衣の青年、頭上に横向きの8、腰に蛇の帯。右手は杖を天へ、左手は地を指す。卓に四つの組の象徴、下にバラとユリ。
- 占断の語義は一行に詰まり、力量と意志のほか、病・損失・敵の罠も並ぶ。逆位置の列も、腕のある役割と困りごとが同居する。ウェイトは一方の半分を正解として選んでいない。
- 練習としては、作りたい物と卓にある物を分ける。完成形を一文で書き、手元の物を一つずつ数え、足りない一つを見つける。

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まず図像:一方は天へ、一方は地へ、その間に卓
ウェイトは、第2部の細かな筆で魔術師を描きます。魔術師の長衣をまとった青年で、顔つきは神アポロンのよう、自信ある微笑みと輝く目を持ちます。頭上には、彼が聖霊の印、生命の印と呼ぶ、終わりのない紐のような横向きの「8」。腰には蛇の帯があり、蛇は自分の尾を飲み込むように見えます。右手の杖は天へ、左手は地を指します。前の卓には四つの組の象徴が並び、その下にバラとユリがあります。
魔術師:BaZiFlowオリジナルの札と三つの問い
RWS版の札では、これらの大半が見えます。上にローマ数字のI、黄色い地。赤い衣の下に白い服の人物が、一方の手で白い杖を高く掲げ、もう一方の手で下を指します。頭上に横向きの8。卓の上には杯、五芒星のある貨幣、剣。上から赤いバラの蔓が垂れ、足元の花々には赤いバラと白い花が見えます。図像を上から三層に分けます。頭上は「終わりのなさ」の印、中ほどは上下の二つの手、下は卓に並ぶ物です。
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原典の語義:力量と意志、同じ一行に病と罠
魔術師の占断の語義は一行で、語はいくつかの方向を向きます。技、外交、機敏、巧妙。病、苦痛、損失、災い、敵の罠。自信、意志。質問者が男性の場合は、その人自身を指す。逆位置の列は、医師、術士(Magus)、精神の病、不名誉、不安です。
技、外交、機敏、巧妙。病、苦痛、損失、災い、敵の罠。自信、意志……
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この一行には、どの語も「正解」とは指定されていません。技と災いが並び、自信と罠が並びます。逆位置の列も混ざっていて、医師と術士は腕のある役割なのに、精神の病や不名誉が同じ列にあります。
横向きの8、上下の手、卓の上:誰が何を言ったか
魔術師には象徴が多く、第2部は長い箇所を使って、それらを「霊の力と賜物」に結びつけています。ウェイトが明言したものと後から借りたものを分けると、見るべき組は三つです。
象徴の三組:言ったのは誰か
- 横向きの8と蛇の帯
- ウェイトは横向きの8を終わりのない紐と呼びます。蛇が尾を飲む形はよく知られた永遠の印で、ここでは「霊における達成の永遠」を指すと言います。さらに、キリスト教グノーシス派は再生を「八」(オグドアド)への変化と言い、マルタン派は8をキリストの数とする、と補います。
- 一方は天、一方は地
- ウェイトは、この二重の印は「非常に高い位階の秘儀団体」で知られ、恩寵・徳・光が上のものから下のものへ降りることを示す、と述べます。
- 卓の上の四つ
- 四つの組の象徴で、自然の生活の諸要素を表し、熟達者の前にチップのように置かれて、彼の意のままに組み替えられる、とウェイトは書きます。下のバラとユリは「庭の花に変えられた」野の花で、向上への願いも育てることで得られると示します。
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卓の四つを「手元の道具と資源」、二つの手を「考えが現実に降りる」と読むのは現代の類比です。使いやすいものですが、ウェイトが書くのは霊的な賜物なので、使うときは借りたものだと示します。
読み方:掲げた手で完成形を書き、指す手で卓を数える
図像そのものが練習の型になっています。一方の手は上、一方の手は下、卓の物は並べて数えられ、使い方は本人が決めます。これを手作りの一品に移すと、三つの問いになります。
掲げた手:完成形は何か
杖は天を指します。手を付ける前に、完成形とその用途を一文で書きます。誰に、どこに置いて、何に使うか。一文にならないなら、まだ決まっていません。
指す手:卓に今何があるか
もう一方の手は卓を指します。材料、道具、実際にあけられる時間を、一つずつ卓に置きます。数えられる物だけが数に入り、「買う予定」の物は入りません。
卓の物で、何を転用できるか
ウェイトは、彼がこれらを自分の意志で組み替えると書きます。数え終えたら、二点を見ます。少し直せば足りる物はどれか。本当に足りない物は何か、足すか人に尋ねます。
例を一つ。革のカードケースを手縫いで作り、週末までに友人に渡したいとします。三つの問いは、「作りたい」を確かめられる三行に分けます。
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棚卸しのあと
書き出せること
- 完成形の一文
- 卓にある物の一覧
まだ分からないこと
- 出来に満足するか
- 友人の反応
次にすること
- 足りない一つを足す
- 端革で試し縫い
逆位置と隣の札:医師・術士、そして手を動かす三枚
逆位置の語は、正位置の一行のすぐ後に続きます。
医師、術士、精神の病、不名誉、不安。
この列に「乱用」や「欺き」という語はなく、それらは後の方法が加えたものです。
三枚の札は、「手」をどこに置くか
杖の先の袋
すぐ前の札。ウェイトは一方の手にバラ、もう一方に杖を持たせ、杖に刺繍の袋を下げます。物は袋に収まり、人は崖の縁で止まっています。
作業台の職人
ウェイトは、石の職人が作業し、作品を並べて見せる図だと書きます。語義は仕事、雇用、注文、手仕事で、「おそらく準備段階」。ここでの手仕事は毎日の作業です。
雲から出た手が杖を握る
ウェイトは、雲から出た手が太い杖を握ると書きます。語義は創造、発明、事業、出発点。杖は手の中にあり、卓は図にありません。
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読んだあとの疑問
魔術師は「能力があって成し遂げる」札ですか。
よくある学習上のまとめですが、語義の一部しか拾っていません。ウェイトの一行では、技・自信・意志と、病・損失・敵の罠が並んでいて、どちらか半分を正解として選んではいません。
魔術師の逆位置はどういう意味ですか。
ウェイトの逆位置の語は、医師、術士、精神の病、不名誉、不安です。腕のある役割と困りごとが並びます。「力の乱用」「欺き」などは後の方法の言い方なので、誰の規則かを示して使います。
卓の上の四つは何を表しますか。
ウェイトが述べるのは、四つの組の象徴が自然の生活の諸要素を表し、熟達者の前に置かれている、という点だけです。道具・材料・時間などに当てはめるのは、現代の学習による借用です。
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