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TA-CARD-014 / タロット

死神:水面に日が半ば

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死神:語義も図像も、そのまま読む

死神の語義には終わり、必死、破壊、腐敗があり、図像の解釈は変化と移行です。ウェイトの原文から語義、図像、二種類の死を分け、仕事の引き継ぎの三つの一覧で練習します。

要点を先に約7分で読めます

死神の語義は率直で、図像の描写は死を変化と移行として書きます。どちらもウェイトの文なので、まず二つを並べ、どちらも削らずに読みます。

  • ウェイトの描写:騎士はゆっくり進み、黒い旗には生命を表す神秘のバラ、地平線には不朽の日。目に見える武器はなく、王、子ども、乙女が前に倒れ、聖職者が手を合わせて待つ。
  • 占断の語は終わり、必死、破壊、腐敗と率直で、男・女・乙女に分けた1910年の三句がある。第2部は図像を変化、転化、低きから高きへの移行と説明する。
  • 逆位置の語は惰性、眠り、無気力、石化、夢遊、そして希望の破壊。練習は図像の三か所(倒れる者、旗、待つ者)から引き継ぎの一覧を作る。
18秒で、水面の半ばの日、動く側と動かない側の二列の語義、引き継ぎの日の三つの問いの順に見ます。

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まず図像:ゆっくり進む騎士、黒い旗のバラ、遠い日輪

ウェイトはまず大意を述べます。生命のヴェールあるいは仮面は、変化、転化、低きから高きへの移行のなかで続いていく。「刈り取る骸骨」という粗い発想より、整えたタロットには黙示録的な幻視の一つがふさわしく、その背後には霊の上昇の世界全体がある、と。

続いて図像です。神秘の騎士はゆっくり進み、黒い旗を掲げ、旗には生命を表す神秘のバラが縫い取られています。地平線の二本の柱のあいだには不朽の日が輝きます。騎士に見える武器はないのに、王、子ども、乙女がその前に倒れ、手を合わせた聖職者が自分の終わりを待っています。

死神:夜から橙へ移る空の下、水面に日が半ば出て、小舟にフードの人影、岸に冠を載せた空の椅子と、垂れた花のそばの新芽がある。三つのラベルは「日輪と小舟と空の椅子」「ウェイト:不朽の日」「尋ねる問い」。元の図を開いて拡大する

BaZiFlowオリジナルの死神と三つの読み方

ここの冒頭図はBaZiFlowによる翻案で、水面の半ばの日、小舟の人影、岸の冠を載せた空の椅子、垂れた花のそばの新芽に、ウェイトの数文を託しています。RWS版の骸骨の騎士は再現していません。

RWS版の絵では、黒い甲冑の騎士が白馬に乗り、兜の下は骸骨の顔で、黒い旗には白いバラとXIIIの数字があります。馬の前に王が倒れ、冠が脇に落ち、右では司教冠の聖職者が手を合わせ、そばに子どもと乙女がいます。遠い地平線の、塔のような二本の柱のあいだに日があります。

旗黒地に白いバラ人々倒れる者と祈る者遠く二本の柱の日輪
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旗黒地に白いバラ人々倒れる者と祈る者遠く二本の柱の日輪
図像の三か所:高い所の旗、前の人々、遠い二本の柱のあいだの日輪。

原典の語義:終わり、必死、破壊、腐敗を、原文のまま

ウェイトの占断の語を、和らげず、言い換えず、原文のまま置きます。

終わり、必死、破壊、腐敗。ほかに、男には恩人を失うこと、女にはさまざまな不如意、乙女には縁談の計画の頓挫。

ウェイト・死神(要約訳)

前の四語は一般的な語です。後半は男・女・乙女に分けた1910年の言い方で、今日読むなら歴史上の占いの決まり文句として扱い、実在の人への判断に使いません。

語義語性質前四つ終わり・必死・破壊・腐敗一般的な語分記恩人・不如意・縁談性別別、当時の言い方逆位置惰性・眠り・夢遊「動かない」語
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語義語性質前四つ終わり・必死・破壊・腐敗一般的な語分記恩人・不如意・縁談性別別、当時の言い方逆位置惰性・眠り・夢遊「動かない」語
語義の三つの塊:一般的な四語、性別で分けた三句、逆位置の語の並び。

旗、日輪、倒れる人々:ウェイトの図像の解釈

ウェイトが挙げる図像の要素は三組です。黒い旗とバラ、地平線の日輪、騎士の前の人々。どれも見た目と動作を書くだけで、王、子ども、乙女、聖職者がそれぞれ何を表すかは述べていません。

三組の要素と、それぞれの出どころ

黒い旗とバラ
ウェイト:旗は黒く、神秘のバラが縫い取られ、それは生命を表す。この項で彼が意味を直接与える唯一の箇所。
日輪
ウェイト:地平線の二本の柱のあいだに不朽の日が輝く。日の出か日没かは言わない。
騎士の前の人々
ウェイト:王、子ども、乙女が騎士の前に倒れ、手を合わせた聖職者が自分の終わりを待つ。動作だけで、各人の意味は書かれない。
ウェイトの記述旗のバラ=生命二柱のあいだに不朽の日王・子・乙女が倒れる伝統の通説黒は喪を表すことが多い騎馬の死:黙示録の像現代の学習旗=終わりの中の継続倒れる・祈る=応じ方借用である
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ウェイトの記述旗のバラ=生命二柱のあいだに不朽の日王・子・乙女が倒れる伝統の通説黒は喪を表すことが多い騎馬の死:黙示録の像現代の学習旗=終わりの中の継続倒れる・祈る=応じ方借用である
同じ要素への三つの語り口:ウェイト本人、世の慣例、のちの教え方。

ウェイトは二種類の死も分けます。前の札で示した「死」のほのめかしは神秘的な意味だが、この札では違う、と最初に断ります。人が次の段階へ自然に移ることは、進歩の一つの形である、またはありうる。一方、この生のうちに「神秘的な死」へ入ることは意識の形の変化で、その状態へ至る道にも門にも、通常の死はならない、と言います。

最後に、現存する秘教的な説明を評して、概して普通より良い、再生、創造、行き先、更新などだ、と述べます。

練習:引き継ぎの日に、図像の三か所から三つの一覧を作る

図像の三か所は位置がそれぞれ違います。倒れる人々、高い所の旗、手を合わせて待つ人。これを仕事の引き継ぎに当てはめると、三つの一覧になります。絵を借りた練習で、ウェイトがこう使ったわけではありません。

  1. 倒れる者:引き継ぎで終わるもの

    引き継ぎのあと自分のものでなくなる物を一つずつ挙げ、終わる日付と時刻を書きます。権限、承認、決まった定例作業。終わりには明確な点が要り、ゆるやかな消え方にはしません。

  2. 旗:続けるもの

    旗には生命の印があります。引き継ぎのあとも続けるべきことを挙げます。文書、定義、進行中の約束。それぞれに引き継ぐ人の名を書きます。

  3. 手を合わせる者:知らせを待つ人

    絵には待っている人がいます。引き継ぎのあと違う相手に連絡しそうな人を挙げます。窓口、利用者。いつまでに誰が知らせるかを書きます。

例を一つ。同僚が月末に別のチームへ移り、毎月の報告書を引き継ぐとします。三つの一覧を作ると、次の表になります。

引き継ぎ内容書く具体さ終わる旧アカウントの編集権閉じる日と時刻続くひな形と定義の文書引き継ぐ人の名待つ経理の窓口の人金曜までに誰が知らせる
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引き継ぎ内容書く具体さ終わる旧アカウントの編集権閉じる日と時刻続くひな形と定義の文書引き継ぐ人の名待つ経理の窓口の人金曜までに誰が知らせる
各一覧に一行:終わるものには時刻、続くものには担当、待つ人には知らせる人と期限。

三つの一覧が受け持つもの

一覧に書けるもの

  • 終わる日付と時刻
  • 続くものごとの担当者

一覧の届かないもの

  • 相手の気持ち
  • 誰も覚えていない昔の約束

引き継ぎの当日

  • 三つの一覧を一行ずつ確認
  • 担当のない行に担当を足す

逆位置と隣の札:惰性、眠り、石化、そして前後の三枚

ウェイトの逆位置の語は次のとおりです。

惰性、眠り、無気力、石化、夢遊。希望の破壊。

ウェイト・死神逆位置(要約訳)

ほぼすべてが「動かない」語です。惰性、眠り、無気力、石になること、夢遊。正位置の語(終わり、破壊)は変化が起きているときの語で、逆位置の語は変化が起きていないかのように響きます。「変わるべきことが変わらない」と読むのは語の整理で、ウェイトの言葉ではなく、最後の「希望の破壊」には説明がありません。

正位置:動く語終わり破壊腐敗逆位置:動かない語惰性眠り石化
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正位置:動く語終わり破壊腐敗逆位置:動かない語惰性眠り石化
二つの語の列は向きが逆です。正位置の語は動き、逆位置の語は止まっています。

前後の三枚

吊るされた男

前の札、末尾に「復活」

吊るされた男の項は、死の神秘のあとに栄光ある復活の神秘がある、と結びます。死神の項はその直後に、二つの層の「死」を分けて書きます。

節制

次の札:調和

語義は日常の言葉ばかりです。ウェイトは、心的な性質と物質的な性質を折り合わせるものだと言います。死神は変化を、節制は配合を書きます。

審判

転化を語るもう一枚

ウェイトは審判を、転化の大業の成就を記す札と言い、語義は地位の変化、刷新、結果。同じく変化を語りますが、審判の語は結果に置かれます。

終わるものを挙げる次に続くものを挙げる最後に待つ人に先に知らせる
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終わるものを挙げる次に続くものを挙げる最後に待つ人に先に知らせる
読み終えて手元にあるのは三つの一覧:終わるもの、続くもの、知らせを待つ人です。

読んだあとの疑問

死神の札は、誰かの死を予告するのですか。

語義に終わり、必死、破壊があるのは原文のとおりです。ただし語義は誰にも日付や結果を与えていません。第2部は図像を変化と転化として説明し、再生や更新などの秘教的な説明を、概して普通より良いと述べます。

死神がなぜ、鎌を持つ骸骨ではなく馬上の騎士なのですか。

ウェイトは第2部で、整えたタロットには「刈り取る骸骨」という粗い発想より、黙示録的な幻視の一つが似合うと言います。騎士に見える武器はなく、旗には生命を表す神秘のバラがあります。

死神の逆位置はどういう意味ですか。

ウェイトの逆位置の語は惰性、眠り、無気力、石化、夢遊、そして希望の破壊です。ほとんどが「動かない」語で、「終わり」の反対の語はありません。正位置との対応は説明されていません。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §3: Death, divinatory meanings (Waite, 1910) ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot, Part II: Death, card XIII (Waite, 1910) ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, Death, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

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