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TA-CARD-061 / タロット

ソードのペイジ:剣を立て、目は四方へ

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ソードのペイジ:送る前に見回す

ソードのペイジは、しなやかで機敏な人が直立した剣を持ち、速足で歩きながらあちこちを見回す札です。ウェイトの語義と当時の言い方を分け、苦情の手紙を送る前に左・右・背後を見る練習をします。

要点を先に約6分で読めます

ソードのペイジでは、剣は立ち、人は見ています。語義の六語のうち四つは「見る」動作で、描写の人物は歩きながら、予期した敵が現れるかのように四方を見ます。

  • ウェイトの描写:しなやかな人が剣を両手で立て、険しい地を速足で歩き、道の脇には雲が乱れて集まる。機敏で、あちこちを見る。
  • 語義:権威・監督・諜報の務め・警戒・探り・検査、そして関連する資質。逆位置はそれらのより悪い面と、予期せず備えのない状態。
  • 人物札の人物の言い方は当時の言葉で、学習では一つの構えとして読みます。ここでは「歩きながら見て、振る前に確かめる」。
18秒で、立つ剣と見回す人、語義の「見る」こと、送る前の三方向の見回しを見ます。

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タロットの七十八枚を構成から確かめる ↗

剣を手に立て、足元は険しい:目と足の向きから

ウェイトはソードのペイジを、しなやかで活発な人が剣を両手で立て、速足で歩いている姿として描きます。険しい地を通り、道の脇には雲が乱れて集まり、機敏で軽やかに、予期した敵がいつ現れてもおかしくないかのように、あちこちを見回しています。

ソードのペイジ:岩場の高みに立つ人が片手を額にかざして遠くを見やり、背後に一本の剣が直立し、空に白い雲と鳥、風の筋、遠くに淡い紫の山が見える。三つのラベルは、額に手・背後に剣、語義は見ること、尋ねる問い。元の図を開いて拡大する

BaZiFlow原創のソードのペイジ

RWS版の図柄では、人は緑の小高い丘の上に立ち、剣を肩の脇から上へ掲げ、髪は風になびき、顔は横を向いています。背後には雲が積み重なり、左上に小鳥の群れ、左下に風に傾いた木があります。原創の側は構図が異なり、岩場の高みで片手を額にかざして遠くを見やり、剣は背後に立ち、空には風の筋と鳥があります。

目見回して探す手剣を立て、振らない足険しい地を速足で
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目見回して探す手剣を立て、振らない足険しい地を速足で
図を上から下へ:見回す目、剣を立てる手、険しい地を歩く足。

原典の語義:監督・警戒・検査、ほとんどが「見る」こと

ウェイトの語義は、権威、監督、諜報の務め、警戒、探り、検査、そして「それに属する資質」。六語のうち、監督・警戒・探り・検査の四つは見る動作で、権威と諜報の務めは役目の名です。

権威、監督、諜報の務め、警戒、探り、検査、そしてそれに属する資質。

ウェイト・ソードのペイジ(英文の要約訳)
役目の語権威諜報の務め見る動作監督警戒・探り検査
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役目の語権威諜報の務め見る動作監督警戒・探り検査
語の種類で見ると、二つは役目の名、四つは見る動作。区分は筆者の整理で、原文は並列の語の連なりです。

結果を示す語は一つもなく、すべて仕事の仕方です。高みに立つ、細かく見る、慎重に確かめる。末尾の「それに属する資質」も、ウェイトが列挙しているのは出来事ではなく、一群の資質だと示しています。

§4には、別の読み手の言葉もあります。「慎みのない人が占う人の秘密を探る」、逆位置は「驚くべき知らせ」。他の人々の読み方なので、別に扱います。

立つ剣、乱れる雲、険しい地:原文・原版・原創の絵

三つの細部は、三つの材料で書き方も描き方も違います。

剣・雲・地、三つの細部の出どころ

直立の剣
ウェイトは「剣を両手で立てる」と書き、どこを指すかは書きません。RWS版では肩の脇から切っ先を上に掲げ、原創の絵では人の背後の片側に立ちます。
乱れる雲
ウェイトは、道の脇の雲が乱れて集まると書き、意味は付けません。原版は背後に積み、原創の絵は白い雲と風の筋と鳥を描きます。
険しい地
ウェイトは「険しい地」を通ると書きます。原版は緑の丘、原創の絵は岩場の高み。「行く手が見えない」と読むのは後の比喩です。
細部ウェイトRWSの図原創の絵剣両手で直立肩脇から上へ背後の片側雲乱れて集まる背後に積む白雲と風の筋地険しい地緑の丘岩場の高み
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細部ウェイトRWSの図原創の絵剣両手で直立肩脇から上へ背後の片側雲乱れて集まる背後に積む白雲と風の筋地険しい地緑の丘岩場の高み
同じ細部も、原文・原版・原創の絵で書き方と描き方が違います。

原文には風も鳥もありません。原版は風になびく髪を描き、原創の絵は風の筋を足しました。風や鳥が生む警戒感は絵のものなので、使うときはどの材料からかを示します。

読み方:苦情の手紙を出す前に、左・右・背後を見る

この札の二つの特徴は、そのまま使えます。剣は立ち、まだ振られていないこと。人があちこちを見回していること。苦情の手紙に移します。改装業者に頼んだ工事の完了予定が三週間過ぎ、手紙は書けたが、まだ送っていません。

  1. 左を見る:事実は合うか

    注文番号、日付、金額、やり取りの記録を一つずつ確かめます。手紙の数字や日付はすべて、記録の中に対応する一行が見つかるようにします。

  2. 右を見る:相手は何と答えるか

    相手の立場に立ち、最も出そうな返事を二、三挙げます。証拠を先に手紙に入れ、それぞれの返事に用意した答えがあるようにします。

  3. 背後を見る:何が抜けているか

    ウェイトの逆位置には「予期せず、備えのない」状態があります。相手に「どんな結果を望むのか」と聞かれて、手紙に書いてあるか。要望と期限はそろっているか。

剣は立てたまま。見回している間は、根拠のない憶測も、怒りに任せた言葉も手紙に入れません。三方向に一つずつ例を挙げます。

左を見る注文番号と日付問う合っているか直す冒頭に補う右を見る相手の反論は問う先に書いておく直す証拠を添える背後を見る思いつかぬ問い問う相手は聞くか直す答えを用意
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左を見る注文番号と日付問う合っているか直す冒頭に補う右を見る相手の反論は問う先に書いておく直す証拠を添える背後を見る思いつかぬ問い問う相手は聞くか直す答えを用意
三方向を各三段階で:まず何が見えるか、何を問うか、どこを直すか。

逆位置と隣の札:同じ警戒、裏側は「備えのなさ」

ウェイトの逆位置は、これらの資質のより悪い面、予期せず備えのない状態、そして病を暗示するという一言(1910年の語義表の一語)です。正位置の語は「見る」を巡り、逆位置の二つの向きは、見すぎるか、まったく見ないか、と読めます。

正位置の語監督・警戒検査・探り逆位置の語より悪い面予期せず・備えなし他の読み手秘密を探る逆位置:驚きの知らせ
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正位置の語監督・警戒検査・探り逆位置の語より悪い面予期せず・備えなし他の読み手秘密を探る逆位置:驚きの知らせ
正位置の語は見ることを巡り、逆位置は見すぎるか見ないかへ、別の読み手が一言ずつ足します。

剣を持つ三枚、それぞれ立つ段階が違う

ソードの10

前の札:すべての剣がそろう

数札の最後の一枚で、剣はすべて降り、語義は痛みと悲しみです。ペイジが持つのは一本だけで、人はまだ観察しています。

ソードのエース

雲間から伸びる手の剣

ウェイトの語義は勝利・征服・力の強さを巡り、剣は雲の手にあって、歩く人はいません。ペイジの剣は、歩いて見回す人の手にあります。

ソードのナイト

次の札:全速で駆ける

ウェイトは「敵を散らすかのよう」と書き、語義に技・勇気・防御と、敵意・戦争が並びます。ペイジがまだ見回す間に、ナイトはもう突進しています。

読んだあとの疑問

ソードのペイジは、誰かに見張られているという意味ですか。

いいえ。ウェイトの語義は監督・警戒・探り・検査で、描写の人物はあちこちを見回す。述べられているのは、油断なく見るという構えです。図に第二の人物はなく、原文も誰かを見張っているとは書いていません。「誰かに見られている」と読むと、構えが人に化けてしまいます。

ソードのペイジの逆位置はどう読みますか。

ウェイトの逆位置は、これらの資質のより悪い面、予期せず備えのない状態、そして病にも触れます(1910年の語義表の一語)。正位置の語に沿って、見すぎるか、まったく見ないかと読めます。別の読み手の一言は「驚くべき知らせ」です。

ソードのペイジとソードのナイトはどう違いますか。

どちらも剣を持ちます。ペイジは剣を立てて速足で歩き、あちこちを見回します。ウェイトのナイトは「全速で駆け、敵を散らすかのよう」で、語義は技、勇気、防御に加え、敵意と戦争もあります。一方はまだ観察し、もう一方はすでに突進しています。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §2: Page of Swords (Waite, 1910) ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §4: Some additional meanings of the Lesser Arcana ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, Page of Swords, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

続けて読む

ソードの10:十本がすべてそろい、語義はまず図に任される ↗

ソードのナイト:全速の一撃。絵の中に相手はいない ↗

逆位置を「悪い意味」に固定しないために ↗