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TA-CARD-020 / タロット

太陽:白馬に乗る子

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太陽:まず自分の目で見る

太陽は、裸の子が白馬に乗って赤い旗を掲げ、背後にひまわりと低い壁がある札です。ウェイトの原文から図像、わずか三語の語義、「直接の光」の解説を分け、展覧会で先に自分の目で見て、あとで解説を読む練習をします。

要点を先に約6分で読めます

太陽は、裸の子が白馬に乗って赤い旗を掲げ、背後にひまわりと低い壁がある札です。ウェイトは、ここでの光は又聞きの光ではなく直接の光だと言います。

  • 図像(RWS版):顔のある大きな太陽、直線と波線の交じる光線。花冠の裸の子が白馬に乗り、後ろに大きな赤い旗。壁の向こうにひまわり。
  • 占断の語義は三語だけ。物質的な幸福、よい結婚、満足。逆位置は半句で、同じでより軽い。
  • 第2部の調子はずっと高い。この世の光から来世の光へ、子どもの心、太陽は精神の「直接の光」で、反射の光と対になる。
18秒で、白馬の赤い旗、展覧会を「自分で見たこと」と「解説が伝えること」に分ける図、見る前の三つの問いの順に見ます。

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タロットの七十八枚を構成から確かめる ↗

白馬に乗る子、壁の向こうのひまわり:図像を三層に分ける

ウェイトが太陽を語るとき、最初に出てくるのは太陽ではありません。裸の子が白馬に乗って赤い旗を掲げる姿は、すでに述べたこの札の「よりよい象徴」だ、と彼は言います。太陽そのものについては、後ろで語ります。

太陽:光線のある橙色の大きな太陽、紫の服で花冠の子が白馬の上で赤い旗を掲げ、後ろに低い石の壁とひまわりの列、足元に草地。三つのラベルは「赤い旗と白馬」「ウェイト:直接の光」「尋ねる問い」。元の図を開いて拡大する

BaZiFlowオリジナルの太陽。旗と白馬。

RWS版の原画と並べると、札の上にXIX。上方に人の顔のある大きな太陽、光線は直線と波線が交互。裸の子は花冠に赤い羽根をさし、両腕を広げて白馬の背に乗り、後ろから大きな赤い旗がなびく。背景は煉瓦の低い壁で、その向こうにひまわりが数本。

天顔のある大きな太陽壁と花煉瓦の低い壁、ひまわり子と馬裸の子、白馬、赤い旗
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天顔のある大きな太陽壁と花煉瓦の低い壁、ひまわり子と馬裸の子、白馬、赤い旗
絵を上から下へ三層:空の大きな太陽、低い壁とひまわり、旗を掲げて白馬に乗る子。

語義は三語だけ:物質的な幸福、よい結婚、満足

ウェイトの占断の語義は驚くほど短く、物質的な幸福、よい結婚、満足。逆位置はさらに短く、半句です。同じ意味で、より軽い。

物質的な幸福、よい結婚、満足。

『絵解きの鍵』「太陽」(要約)

第2部の調子はずっと高いものです。この札は、この世の「現れた光」から来世の光への移行を表し、その光は憧れの先に立ち、子どもの心で象徴される、とあります。同じ札で、第2部は光の移行を、第3部は日々の暮らしのよさを書いています。

出どころ語る光落ち着く先第2部この世の光から来世の光へ子どもの心第3部物質的な幸福結婚と満足
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出どころ語る光落ち着く先第2部この世の光から来世の光へ子どもの心第3部物質的な幸福結婚と満足
同じ札の二か所:第2部は光の移行を、第3部は暮らしのよさを語ります。

太陽、子、壁:ウェイトは直接の光と家路と読む

第2部の子についての段には、小さな道筋が書かれています。子は「感覚の生活の囲われた庭」から出て、「家へ帰る旅」を進み、人類の果てしない列に先立つ聖なる大きな光がその前にあります。

囲われた庭出て子が馬で出る向かう家へ帰る旅
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囲われた庭出て子が馬で出る向かう家へ帰る旅
ウェイトが第2部に書く道筋:囲われた庭、馬で出る子、家へ帰る旅。

そのあと彼は視点を変え、いまの言及は「象徴の別の形、別の面への鍵」だと言います。太陽は精神における意識の太陽で、反射の光と対になる直接の光。人類の典型は小さな子どもになり、それは単純さと無垢、智慧の意味での無垢です。

太陽、子、壁:ウェイトは何と読むか

太陽
精神における意識の光、「反射の光に対する直接の光」。月の条では反射を書いており、二つの文は並べて読める。
子
単純さと無垢、智慧の意味での無垢。自然と技芸の印を帯び、「回復した世界」を表す。
壁と道
子は感覚の生活の囲われた庭を出て家路につく。低い壁はRWS版で目に見えるもの、「囲われた庭」はウェイトの象徴の語で、同一視する必要はない。

彼の最後の一文はさらに遠くへ行きます。自己を知る精神が自然な心の上に夜明けを迎えるとき、その心は刷新の中で「動物的な部分を完全な調和のうちに導き出す」。絵の白馬を名指してはおらず、馬を動物性と読むのは後の連想です。

読み方:展覧会で、まず直接の光、次に又聞きの光

ウェイトは「直接の光」と「反射の光」を対にします。この対を使って、週末の展覧会の見方を組み立てます。展示室では作品ごとに解説パネルがあり、入口には音声ガイドがあります。

  1. 立ち止まって一分間見る

    何も読まず、自分の目で見て、見えたものを三つ書きます。色、形、位置で構いません。この列が「直接の光」にあたります。

  2. そのあと解説を読む

    解説の情報を一つずつ印づけます。特に作品からは分からないもの、制作年、素材、作者の意図。この列が「反射の光」にあたり、他人が伝えたものです。

  3. 二つの列を並べる

    解説が言って自分は見落としたこと、自分は見て解説が触れないことに、それぞれ線を引きます。二つの列が重なるところは、どちらか一方だけの話より確かです。

例の作品先に見たこと解説の言葉色暖色中心、窓際は寒色(記載なし)制作年見て分からない1930年代の作意図静かな感じがする待つことを描いた
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例の作品先に見たこと解説の言葉色暖色中心、窓際は寒色(記載なし)制作年見て分からない1930年代の作意図静かな感じがする待つことを描いた
想像上の作品「窓辺の静物」の二列:左は自分が見たこと、右は解説が伝えること。

直接見たものと、伝えられたもの

自分で見た

  • 色は暖かい
  • 画面に窓がある

伝えられた

  • 「待つことを描いた」
  • 「1930年代の作」

一つにまとめる

  • 先に自分の三行を書く
  • 解説から二点を足す

逆位置と隣の札:同じで、より軽い

ウェイトが逆位置に書くのは半句です。別の語の組はなく、ただ、正位置と同じでより軽い、とあります。

同じで、より軽い。

『絵解きの鍵』「太陽」逆位置(要約)
正位置の三語物質的な幸福よい結婚満足逆位置は半句同じ内容より軽い度合い
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正位置の三語物質的な幸福よい結婚満足逆位置は半句同じ内容より軽い度合い
正位置は三語、逆位置は半句:内容は変わらず、度合いが一段下がります。

「満足」と「光」を語る三枚

月

前の札:反射の光

ウェイトはそこで知性の光を反射とし、その向こうに未知があるとします。語義は隠れていることと暗闇と誤りを巡り、太陽の語義は物質、結婚、満足を巡ります。

カップの9

饗宴を終えた人

ウェイトは、心ゆくまで食べた立派な人物と、背後の台に豊富な酒を描き、将来も約束されているように見える、と書きます。絵は物質的な面だけだとも言います。語義には調和、満足、身体の安楽。

カップの10

虹の下の家族

語義は満足、心全体の安らぎ、人の愛と友情の完成。心が落ち着いた状態を語り、太陽の語義は暮らしのよさにより近いものです。

読んだあとの疑問

太陽は「すべて順調」の札ですか。

ウェイトの語義は三つだけで、物質的な幸福、よい結婚、満足。逆位置もその度合いが軽くなるだけです。「すべて」とも「いつ」とも書いていません。三つのうち、問いに関わるのはどれかを先に尋ねてみてください。

太陽の逆位置はどういう意味ですか。

ウェイトが書くのは半句で、同じ意味でより軽い。反対の意味は挙げていません。「遅れ」「楽観のしすぎ」などは後の方法の言い方なので、誰の規則かを示して使います。

太陽の光と月の光はどう違いますか。

ウェイトは月の条で光を知性の反射の光とし、太陽の条では精神における意識の光、「直接の」ものとして、反射と対にします。二つの文は各自の条で成り立ち、並べて読むこともできます。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §3: The Sun, divinatory meanings (Waite, 1910) ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot, Part II: The Sun, card XIX (Waite, 1910) ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, The Sun, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

続けて読む

月:二つの塔の間の道、ウェイトは月の光を「反射」と読む ↗

星:二つの壺が水と地に注ぐ、ウェイトの語義は「喪失」から「希望」へ ↗

逆位置を「悪い意味」に固定しないために ↗