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ZW-AUX-12 / 紫微斗数

天鉞:同じ表、天乙貴人

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天鉞の表は天乙貴人

天鉞の位置表は八字の天乙貴人の表とまったく同じで、一方は生まれ年の干、もう一方は日干から引きます。対照表、取る干の違い、丙丁の行の戌と酉の差、魁鉞が命を挟む条件から、天鉞の読み方を整理します。

要点を先に約4分で読めます

天鉞の位置表は十行だけで、同じ表が八字では天乙貴人と呼ばれます。紫微は生まれ年の干、サイト内の八字は日主の干で引き、同じ一対の支が得られます。

  • サイト内の紫微の魁鉞と八字の天乙貴人は、十干を一つずつ照合してすべて一致します。違うのは入口だけで、年干か日干かです。
  • 巻二の口訣の丙丁の行は、ウィキソース本が「猪と狗」と書き、エンジンと八字の表は酉を取ります。鉞が酉か戌かで、魁鉞の間隔と見える命宮も変わります。
  • 魁鉞が命を挟む形は、間に一宮を置く二つの年干の組にしか現れず、書の「命が辰、魁が卯、鉞が巳」は壬癸の形です。
18秒で天鉞:紫微の魁鉞と八字の天乙貴人が表を共有するさま、年干と日干という入口の違い、読む前の三つの問い。

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補佐星・煞星・雑曜はそれぞれ何をするのか ↗

八字にすでに名前のある、同じ一つの表

天鉞の位置は十行だけの小さな表で引き、同じ表が八字では天乙貴人と呼ばれます。

五行三列の対照表。各行が天干の一組(甲戊庚、乙己、丙丁、辛、壬癸)で、紫微の天鉞の支、天魁の支、八字の天乙貴人の二つの支を順に記す。右端の列は魁と鉞の二つの支を合わせたものにほかならず、十干すべてで一致する。元の図を開いて拡大する

対照の図:各行が天干の一組で、三列は紫微の天鉞、天魁、八字の天乙貴人。エンジンの照合は十干を一つずつ行い、すべて一致した。

図の各行が天干の一組です。左の二列は紫微の天鉞と天魁が入る支、右の列はサイト内の八字の天乙貴人で、二つの支はちょうど魁と鉞の一対です。サイト内の八字エンジンの天乙貴人の表と、紫微エンジンの魁鉞を、十干で一つずつ並べて照合したところ、すべて一致しました。

同じ表を二度引く

年干が庚、日干が乙の人で試します。

紫微:生まれ年の干年干庚生まれ年入る同じ表甲戊庚の行読み出す魁丑・鉞未紫微八字:日干日干乙日柱入る同じ表乙己の行読み出す天乙 子・申八字表は同じでも入る干が違い、読み出す支も違う
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紫微:生まれ年の干年干庚生まれ年入る同じ表甲戊庚の行読み出す魁丑・鉞未紫微八字:日干日干乙日柱入る同じ表乙己の行読み出す天乙 子・申八字表は同じでも入る干が違い、読み出す支も違う
年干庚は紫微で魁が丑、鉞が未。日干乙は八字で天乙貴人が子と申。同じ表に入る干が違う。

巻二の口訣の結びの句は、この二つの支をそのまま貴人の方と呼んでいます。

これが貴人の方である。

巻二の魁鉞の口訣の結びの句(筆者訳)

つまり「貴人」という名は紫微の側にも出典があり、後から八字で借りてきたものではありません。八字側の引き方・基準・読む位置は天乙貴人:引き方・基準・読む位置にあり、この記事では紫微の天鉞だけを扱います。

丙丁の行:猪と狗か、猪と鶏か

同じ口訣の中に、立ち止まって見るべき字が一つあります。丙丁の行です。

丙丁は猪と狗の位。

巻二の魁鉞の口訣、ウィキソース本(筆者訳)

狗は戌、鶏は酉です。確かめたウィキソース本は「猪と狗」と書いており、サイト内の紫微エンジンも八字の天乙貴人の表も酉、つまり「猪と鶏」を取っています。他の伝本が同じく「狗」と書くかは確かめておらず、出典は要確認です。二通りの読み方で丙丁の年の鉞が変わり、幾何の関係も変わります。

丙丁の年の読み方鉞の位置魁鉞の間隔命を挟む命宮両方が見える命宮エンジン:猪と鶏酉一宮隔てる戌卯か巳ウィキソース本の字面:猪と狗戌隣り合うなしなし魁は亥。「両方が見える」は命宮の三方四正に魁と鉞が両方入ること。字面の行は間隔から算術で導いた
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丙丁の年の読み方鉞の位置魁鉞の間隔命を挟む命宮両方が見える命宮エンジン:猪と鶏酉一宮隔てる戌卯か巳ウィキソース本の字面:猪と狗戌隣り合うなしなし魁は亥。「両方が見える」は命宮の三方四正に魁と鉞が両方入ること。字面の行は間隔から算術で導いた
エンジンの読みでは丙丁の年は鉞が酉で魁鉞が一宮隔て、命宮が戌なら挟み、卯か巳なら両方が見える。ウィキソース本の字面では鉞が戌で隣り合い、挟めず、見える命宮もない。

ソフトで丙丁の年の鉞が酉に出るか戌に出るかは、どの版の口訣に従うかで決まります。版が変われば、魁鉞の関係も変わります。

魁鉞が命を挟む形:辰の宮の例

巻三には「魁鉞夾命」を題にした項があり、位置の例を一つ示しています。

たとえば命を辰の宮に置き、魁が卯、鉞が巳の宮にある、というのがそれである。

巻三の魁鉞夾命の項(筆者訳)

卯と巳は壬癸の年の魁と鉞で、その間に挟まれているのが辰です。五つの組を順に調べると、宮を一つ挟めるのは、魁と鉞が一宮を隔てる二つの組だけです。

命を挟める魁鉞が一宮を隔てる丙丁:魁亥・鉞酉、戌を挟む壬癸:魁卯・鉞巳、辰を挟む書の例は壬癸挟めない残る三つの組甲戊庚:対宮で隣でない乙己・辛:三合間に挟む宮がない挟めるかは間隔だけで決まる。一宮を隔てた二つの支だけが真ん中の宮を挟む。丙丁はエンジンの酉で数えた
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命を挟める魁鉞が一宮を隔てる丙丁:魁亥・鉞酉、戌を挟む壬癸:魁卯・鉞巳、辰を挟む書の例は壬癸挟めない残る三つの組甲戊庚:対宮で隣でない乙己・辛:三合間に挟む宮がない挟めるかは間隔だけで決まる。一宮を隔てた二つの支だけが真ん中の宮を挟む。丙丁はエンジンの酉で数えた
丙丁の年は魁亥・鉞酉が戌を、壬癸の年は魁卯・鉞巳が辰を挟み、書の例は後者。甲戊庚は対宮、乙己と辛は三合で、何も挟めない。

二つの確認

確認一

日干が丙、年干が丁の人の天乙貴人と天鉞は、どの支ですか。

丙と丁は表で同じ行です。天乙貴人は酉と亥、天鉞は酉で天魁は亥。二つとも同じ一対の支を使います。

確認二

癸の年生まれで命宮が辰のとき、魁鉞が命を挟みますか。

癸の年は魁が卯、鉞が巳で、辰はちょうど二つの間にあります。巻三の例と同じ並びです。

この一対がどう見え合うか、坐す形と拱する形の幾何は天魁に、補星・煞曜の置き方を一覧にした総論は補星・煞曜・雑曜です。

読んだあとの疑問

自分の天乙貴人と天鉞は同じ支ですか。

同じとは限りません。同じ表を使いますが入口が違い、紫微は生まれ年の干、八字は日主の干を取ります。年干と日干が同じ人だけが両方で同じ一対を得ます。

ソフトでは天鉞が酉ですが、別のソフトでは戌です。どちらが正しいですか。

どの版の口訣に従うかによります。確かめたウィキソース本は丙丁を「猪と狗」と書いており狗は戌、サイト内エンジンと八字の表は酉です。他の伝本は確かめておらず、出典は要確認なので、使うソフトの版の説明を調べてください。

魁鉞が命を挟む形は、必ずよい格局ですか。

書は独立した項として挙げ、魁が卯、鉞が巳、命が辰という位置の条件を示しています。これは盤の結果にすぎません。自分の盤にあるかは、まず年干が壬か癸か、次に命宮が辰かを確かめます。

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資料・出典

  1. 維基文庫・紫微斗數全書・卷二:安天魁天鉞訣 ↗
  2. 維基文庫・紫微斗數全書・卷三:論格星數高下(魁鉞夾命一條) ↗
  3. iztro・星曜系统(十四主星名单与斗分) ↗

続けて読む

天魁:年干が決める一対の支と、命宮から両方が見える条件 ↗

地空星:亥宮から逆に数える、書では「天空」と呼ばれる星の落ち先 ↗