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TA-CARD-003 / タロット

女教皇:二本の柱の間の半巻

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女教皇:書かれたことと暗示を分ける

女教皇は黒と白の二本の柱の間に座り、手の巻物は外套に半ば隠れています。ウェイトの原文から図像・語義・象徴を分け、一枚の告知を「書かれたこと・暗示・帳の向こう」に分ける練習をします。

要点を先に約7分で読めます

女教皇は二本の柱の間に座り、背後に帳が垂れ、手の巻物は外套で半分隠れています。ウェイトはその細部の理由を書いています。語られたことと、暗示されたことがある、と。

  • ウェイトの描写:足元に三日月、球のある角の冠、胸に大きな太陽十字。巻物にはTora。白と黒の柱(J.とB.)の間に座り、背後の帳にはヤシとザクロ。
  • 語義には秘密・神秘・未公開の未来のほか、沈黙と粘りもある。逆位置の語(情熱・熱意・うぬぼれ・浅い知識)は、それらと向かい合う。
  • 練習の方法:半分しか書かれていない告知を、「書かれたこと・暗示・帳の向こう」の三欄に分け、暗示を直接尋ねられる問いに書き換える。
18秒で、柱の間の座像、語義とその裏返し、告知の三欄整理の順に見ます。

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まず図像:二本の柱、一枚の帳、半分だけ見える巻物

ウェイトはまず、彼女が身につけ、手にしているものを数えます。足元に三日月、頭に中央に球のある角のある冠、胸に大きな太陽十字。手の巻物には Tora の語があり、これは「大いなる律法、秘密の律法、言葉の第二の意味」を表すと言います。巻物は外套に一部が隠れ、「ある事は暗示され、ある事は語られることを示す」ためだ、と。彼女は神秘の神殿の白と黒の柱(J.とB.)の間に座り、背後には神殿の帳があり、ヤシとザクロが刺繍されています。衣は軽く薄絹のようで、外套は微かな輝きを思わせます。

女教皇:青い衣の女性が角のある冠をかぶり、胸に白い十字、手に巻物を持って、濃い柱と淡い柱の間に座る。背後の紫の帳に赤いザクロが下がり、足元に三日月がある。元の図を開いて拡大する

女教皇:BaZiFlowオリジナルの札と三つの問い

RWS版の原図を開くと、ほぼすべてが見つかります。札の上端にローマ数字のII。左に黒い柱でBの文字、右に白い柱でJの文字。背後の帳はザクロとヤシの文様で埋まり、頭には両側が上に反った冠と、その間の白い球、胸に白い十字。手の巻物にはTORAの文字の一部が読め、残りは外套の下です。足元には三日月が横たわります。外から内へ数えると、図像は三重です。最も外に二本の柱、その奥に帳、いちばん内に手の巻物。

柱一本は黒、一本は白帳背後、ヤシとザクロ巻物手の中、半分隠れる
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柱一本は黒、一本は白帳背後、ヤシとザクロ巻物手の中、半分隠れる
外から内へ三重:二本の柱、帳、半分隠れた巻物。

原典の語義:秘密と沈黙、逆位置はそれと向かい合う

女教皇の占断の語義はこう並びます。秘密と神秘、いまだ表に出ない未来。質問者が男性なら、本人が気にかける女性。質問者が女性なら、本人。沈黙、粘り。神秘、知恵、学識。逆位置は、情熱、道徳的または肉体的な熱意、うぬぼれ、浅い知識です。

……沈黙、粘り。神秘、知恵、学識。逆位置:情熱、熱意、うぬぼれ、浅い知識。

ウェイト「女教皇」(英文の要約訳)
対照正位置逆位置声量沈黙・粘り情熱・熱意学識知恵・学識うぬぼれ・浅知
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対照正位置逆位置声量沈黙・粘り情熱・熱意学識知恵・学識うぬぼれ・浅知
二つの列を並べて読む:沈黙に情熱、知恵と学識にうぬぼれと浅い知識。この対照は本稿の読み方です。

二つの列を並べると、逆位置の語は正位置の語を裏返したようです。一方は沈黙と粘り、他方は性急さと熱さ。一方は知恵と学識、他方はうぬぼれと表面だけの知識。ウェイトがこれを表にしているわけではありませんが、語義の向きが対になっているので、女教皇の逆位置は多くの札よりも言い表しやすい札です。

二本の柱、ザクロの帳、足元の月:ウェイト自身の語り

この札の第2部は長く、ウェイトはまず古い呼び名を正します。彼女は「イシスの聖所の入り口に立つ神秘学」と呼ばれたが、本当は「秘密の教会」、神と人の共にある家だ、と。さらに、彼女の光は借り物だが万人のものでもある、と加えます。以下の三組は、出どころを分けて見る価値があります。

三組の象徴:誰が語っているか

白と黒の柱(J.とB.)
ウェイトは、「神秘の神殿」の柱で、彼女はその間に座り、背後に帳があると書きます。文字自体の説明はありません。通説では、ソロモン神殿の門前の二本の柱ヤキンとボアズ(列王記上7:21)に結びつけられます。
帳のヤシとザクロ
ウェイトは、帳に何が刺繍されているかだけを書き、何を表すかは述べません。帳については、神殿のもので、彼女の背後にあるとだけ書きます。
三日月・角の冠・太陽十字
足元に月、胸に太陽。ウェイトによれば、彼女の光は借り物でありながら万人のものです。また、この月は至高の母の乳で育てられるといいます。後者はカバラの語彙で、ここで彼は自分の象徴体系を語っています。
ウェイトの言葉柱はJ.とB.帳はヤシとザクロ月は足元、光は借り物通説JとBはソロモン神殿の二柱月は反射して光る現代の学習二柱を一対の対立と読む帳を敷居と読む
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ウェイトの言葉柱はJ.とB.帳はヤシとザクロ月は足元、光は借り物通説JとBはソロモン神殿の二柱月は反射して光る現代の学習二柱を一対の対立と読む帳を敷居と読む
同じ帳と同じ二柱:ウェイトの記述、通説、現代の学習による借用。

二柱を「一対の対立」、帳を「敷居」とみなすのは、後の学習が付け足した読みです。ウェイトが書くのは神殿とその帳で、彼女はその間に座っています。この種の読みを使うなら、由来を添えます。

読み方:一枚の告知を、書かれたこと・暗示・帳の向こうに分ける

この札は練習に既成の型を与えます。巻物の見える半分、外套が覆う半分、そして背後の帳。これを告知を読む場面に移すと、三つの欄になります。

  1. 見えている半分:紙に何と書いてあるか

    実際に載っている情報だけを写します。時間、場所、人数、条件。自分の解釈は入れず、一行ずつ書きます。

  2. 覆われた半分:どの言葉が暗示しているか

    明言されていないが、言い回しから伝わる意味を探します。たとえば「長く参加できる方を優先」は、出席への期待を暗示します。暗示は「要確認」と記し、確認済みとは扱いません。

  3. 帳の向こう:行かないと分からないことは何か

    具体的に何をするか、誰と組むか、引き継ぎはどうか。告知には書かれないことが多いものです。二、三の問いにして、直接尋ねます。

例を一つ。町内の図書コーナーに、土曜の午前に本の整理をするボランティア募集の告知が出ました。申し込みたいが、「長く」縛られるのは心配です。告知を三つの欄に読みます。

図書コーナー書かれた暗示帳の向こう時間土曜の午前長期優先何時に帰れる内容本の整理運ぶ作業あり具体的な分担人十人まで近所の知人誰が仕切る
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図書コーナー書かれた暗示帳の向こう時間土曜の午前長期優先何時に帰れる内容本の整理運ぶ作業あり具体的な分担人十人まで近所の知人誰が仕切る
中央の欄は「要確認」、右の欄は直接尋ねる事柄。書かれたこととして扱えるのは左の欄だけです。

三つの欄を埋めたあと

確認できること

  • 書かれた時間と内容
  • 暗示から作った質問

他人には決められないこと

  • 主催者の本心
  • 催しの出来

一人に尋ねる

  • 暗示を質問に書き直す
  • 帳の向こうの二点を尋ねる

逆位置と隣の札:情熱と浅い知識、そして「座す」三枚

逆位置の語は短く、正位置のすぐ後に並びます。

情熱、道徳的または肉体的な熱意、うぬぼれ、浅い知識。

ウェイト「女教皇」逆位置(要約訳)

逆位置を読むとき、「浅い知識」(surface knowledge)は使いやすい手がかりです。見えている半分だけを読む、という方向を指します。

隣り合う三枚は、隠れた部分をどう扱うか

魔術師

卓にすべてを広げる

すぐ前の札。卓の上には四つの組の象徴が広げられ、見えない物はありません。ここに帳はなく、隠れた部分もありません。

法王

別の二本の柱の間

ウェイトは、彼が柱の間に座るが、それは女教皇が守る神殿の柱ではないと書きます。手の印で教義の「顕れた部分」と「隠れた部分」を分け、女教皇は「印を結ばない」と特記します。

正義

同じく柱の間に座る

ウェイトは正義の項で、正義の柱は一つの世界に、女教皇の柱は別の世界に開く、と書きます。同じ柱でも、主題は行いに応じて報いる原則で、覆われた巻物ではありません。

三つの欄に分けるまず暗示を質問にする次に一人に尋ねる
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三つの欄に分けるまず暗示を質問にする次に一人に尋ねる
欄を分け終えて残るのは、注記した告知、具体的な質問、尋ねる相手一人です。

読んだあとの疑問

女教皇は「直感」と「隠された真実」の札ですか。

現代のよくあるまとめです。ウェイトの語義は、秘密・神秘・未公開の未来と、沈黙・粘り・知恵・学識で、「直感」はこの一行にありません。巻物が半分隠れるのは「語られたことと暗示」を示すためで、「一つの隠れた真実がある」とは書いていません。

女教皇の逆位置はどういう意味ですか。

ウェイトの逆位置の語は、情熱、道徳的または肉体的な熱意、うぬぼれ、浅い知識です。正位置と並べて読むと、一方は沈黙と学識、もう一方は性急さと浅い理解。「秘密が暴かれる」などは後の方法の言い方です。

柱のJとBは何を意味しますか。

ウェイトは、神秘の神殿の白と黒の柱で、J.とB.と記される、と書くだけで、展開していません。ソロモン神殿の門廊の二本の柱に結びつける説明がよく知られますが、これは通説で、この項での彼の解説ではありません。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §3: The High Priestess, divinatory meanings (Waite, 1910) ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot, Part II: The High Priestess, card II (Waite, 1910) ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, The High Priestess, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

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魔術師:一方は天へ、一方は地へ。まず卓の上を数える ↗

複数のカードを順番の物語にする前に ↗

カードの象徴と現実の事実を、出典で分けます ↗