奇門遁甲の九宮を読む:数字と方位から盤面を確かめる
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南を上に描く九宮の配置を、数字・卦名・方位で検算します。宮の位置と、ある時局で置かれる星や門を分け、古典の例をすべての方式へ一般化しない入門です。

四九二・三五七・八一六の配置と方位を確かめ、固定の位置と時局の内容を読み分けます。
九つの数字は、よしあしの順位ではない
奇門遁甲の図には、一から九までの数字が独特の順に並びます。これを一が最低、九が最高という点数だと考えると、読み始めから別の意味になってしまいます。ここでの数字は、まず宮の位置を示す番号です。
奇門遁甲は、時間や方位と複数の伝統的な記号を盤面に組み立てる術数です。九宮は外側の八つの位置と中央から成ります。どの位置に、どの層の内容が書かれているかを分けることが、最初の練習になります。
本稿では古典に記された配置と、特定の時局の例を参照します。起源についての神話を歴史的に確定した事実として扱ったり、古文の吉凶判断を出来事の証拠としたりはしません。
南を上にして、九宮を置く
この図は上を南、下を北にしています。そのため左は東、右は西です。普段の地図が北を上にしているなら、方位の文字を先に見てください。画面の上側を自動的に北へ読み替えないことが大切です。
BaZiFlow独自の九宮座標図。参照資料の宮数と卦位を組み合わせた基礎図で、完成した時局ではない。
| 図の段 | 左 | 中央 | 右 |
|---|---|---|---|
| 上、南側 | 四巽 | 九離 | 二坤 |
| 中段 | 三震 | 五中 | 七兌 |
| 下、北側 | 八艮 | 一坎 | 六乾 |
所引の『古今図書集成』には宮数と卦の対応があり、『説卦』では震は東、離は南、坎は北などの位置を確かめられます。中央の五に、九番目の卦を足すわけではありません。八卦の位置と中央を含む九宮とでは、数えているものが違います。
足して十五になることを、何に使うか
各行の4+9+2、3+5+7、8+1+6は十五です。各列と二本の対角線も同じ合計になります。写し間違いを探すとき、この性質を補助的に使えます。ただし十五という合計から、現実の行動の成否は分かりません。
上段の二と九を交換しても、その行の合計だけは十五のままです。だから一行の計算が合っただけでは十分ではなく、各数字に対応する卦と方位も確認します。算術的な特徴は、位置表を正確に写すための手掛かりです。
また、九つの枠があるからといって、各層に九個ずつの異なる名前が必要とは限りません。門や星などはそれぞれの規則で配置されます。中央が空いて見えるという理由で、独自に門を一つ作ってはいけません。
古典の二例を、条件付きで読む
『遁甲演義』四庫本巻一の陽遁一局では、甲子の項に坎、天蓬、休門が挙げられます。同巻の陰遁九局では、甲子の項が離、天英、景門です。これは当該版の例であり、どの甲子時にも一組の内容が固定されるという説明ではありません。
同じ干支の時刻名でも、起局の条件を省けないことが分かります。陰陽遁や局数などを含めて記録してから、各宮の内容を見ます。節気と局数は、その時間条件を学ぶ次の入口です。
この巻にある中五を坤二に寄せる記述も、出典と条件を付けて扱います。すべての方式が同じ寄宮規則を使うと決めてしまうと、比較の前提が失われます。転盤と飛盤の設定のような違いを、先に調べる必要があります。
一つの枠を、別々の欄として写す
宮番号と卦名、星、門、その他実際に表示されている層を分けて記録します。「休門が坎にある」は、その局での位置を述べています。「坎とは休門である」と縮めると、場所と内容が同じものになり、次の図を読みにくくします。
一宮だけを切り出す場合も、時刻と採用方式を一緒に残すと全体へ戻れます。その後、質問に対してどの記号を選び、どの組合せから説明したかを検討します。南の位置を読めたことは、南へ移動するよう勧められたことではありません。
九宮の学習では、固定の座標、今回の配置、後から加えた解釈を見分けられることが大切です。数字や名称が分かった段階で、人生への結論まで得たと思わず、次に必要な条件を確かめていきます。
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奇門:九宮から作盤の記録へ · 公開中の 1 ステップのうち 1

