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AS-014 / 西洋占星術

合・衝・矩

コンテンツ版 · · 資料・出典

角度は幾何であって、判決ではない

合・衝・矩は黄経の差にすぎません。0度・180度・90度です。角度の円盤、角度を固定して天体を替える比較、三層の記録で、計算・解釈の伝統・現実の証拠を分けます。

要点を先に約5分で読めます

合・衝・矩は、まず黄経で測られた角度です。0度・180度・90度。それが「吉」か「凶」かは、別の三つの層で確かめます。

  • 合・衝・矩は、二つの位置の黄経の差のうち短いほうで、0度・180度・90度です。赤い線や青い線はソフトの配色で、吉凶の判定ではありません。
  • 角度の名前が同じでも、解釈が同じとは限りません。水星と金星の合と、火星と土星の合では、説明すべき内容が違います。
  • 角度は計算で出し、伝統の読みは別の層、特定の人の現実に当てはまるかには別の証拠が要ります。三つを一文に混ぜません。
18秒で役割分担:円で三つの角度を測り、「失敗する」という一文を分解し、三つの欄で確かめます。

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アスペクトの角距離とオーブ:二つの位置から一本の線を計算する ↗

三つの角度を、まず円の上で測る

チャート上の二つの天体の関係は、まず幾何の量です。黄経で何度離れているかを、円周上の短いほうで取ります。合は0度、衝は180度、矩は90度です。

三つの円盤が0度の合、180度の衝、90度の矩を示す。点Aは右端にあり、点Bは黄経に沿って反時計回りにそれぞれの位置に届く。元の図を開いて拡大する

幾何の図:点AとBは抽象的な位置で、実測のチャートではなく、吉凶の点数も表しません。

黄経の合は物理的な衝突ではありません。二つの天体は黄経が同じでも、黄緯や地球からの距離が異なり得ます。平面のチャートの線は縄や軌道ではなく、選んだ座標の関係を見せる方法です。

AとBAの黄経Bの黄経短い側の角度差合40°40°0°衝40°220°180°矩40°130°90°Aを40度に固定してBを動かし、円周上の短いほうの距離を取る
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AとBAの黄経Bの黄経短い側の角度差合40°40°0°衝40°220°180°矩40°130°90°Aを40度に固定してBを動かし、円周上の短いほうの距離を取る
Aを40度に固定すると、Bが40度なら正確な合、220度なら正確な衝、130度なら正確な矩で、角度差は0度・180度・90度です。

「この矩は失敗を意味する」に、いくつの断定が入っているか

チャートの報告書に「この矩は、あなたの企画が失敗するという意味です」とあったとします。この一文には、「90度」という数字をはるかに超える内容が入っています。

一文を四つに分ける計算できるのは最初だけ計算した90度の矩さらに補うものどの企画かさらに補うもの何が失敗かさらに補うものいつまでか後の三つはチャートの中になく、外の事実が要る
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一文を四つに分ける計算できるのは最初だけ計算した90度の矩さらに補うものどの企画かさらに補うもの何が失敗かさらに補うものいつまでか後の三つはチャートの中になく、外の事実が要る
「この矩は企画の失敗を意味する」は四つに分けられます。90度の矩は計算で出せますが、どの企画か、何が失敗か、いつまでかは、チャートの外の事実で補う必要があります。

まず、付け加えられた断定に下線を引きます。報告書がそれに答えられなければ、矩をいくら詳しく描写しても、欠けた証拠は補えません。飛躍が見えにくくなるだけです。

条件を固定する:角度は同じで、参加者だけを替える

架空の記録を二つ使います。記録甲は水星40度・金星40度、記録乙は火星40度・土星40度です。どちらも黄経の差は0度で、意図的に選んだ座標であり、実在の出生時刻ではありません。

記録甲水星と金星水星 40°金星 40°差0度 · 合記録乙火星と土星火星 40°土星 40°差0度 · 合変わるもの名前は同じ天体の種類象徴の説明必要な証拠同じ「合」でも、「何が結びついたか」は違う
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記録甲水星と金星水星 40°金星 40°差0度 · 合記録乙火星と土星火星 40°土星 40°差0度 · 合変わるもの名前は同じ天体の種類象徴の説明必要な証拠同じ「合」でも、「何が結びついたか」は違う
記録甲は水星と金星、記録乙は火星と土星で、どちらも0度で合と呼ばれます。変わるのは天体の種類と、それに応じて必要になる象徴の説明と証拠です。

名前は同じでも参加者が違えば、「何が結び付いたのか」の説明も別になります。「合は良いことをもたらす」という一文は、二つの記録を区別するのに必要な情報を捨ててしまいます。「強いエネルギー」に替えても、参加者・方法・チャートの背景を書かなければ、ほとんど空です。

古い分類と現代の注意書きは、どの層に答えるか

計算で出したこと角度差0°・180°・90°、オーブ、対象と時点採用した解釈の伝統古い分類、現代の教材の言い方。出典を添える本人が確認した現実記録のある事実。なければ空欄三つの欄で記録する。三つ目が空なら、資料の範囲を示すだけで、読みの失敗ではない
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計算で出したこと角度差0°・180°・90°、オーブ、対象と時点採用した解釈の伝統古い分類、現代の教材の言い方。出典を添える本人が確認した現実記録のある事実。なければ空欄三つの欄で記録する。三つ目が空なら、資料の範囲を示すだけで、読みの失敗ではない
三つの欄:計算で出したこと、採用した解釈の伝統、本人が確認した現実。古い分類と現代の注意書きは真ん中の層に属します。

二つの資料は何を言っているか

『テトラビブロス』(プトレマイオス)第一巻第十三章

調和と不調和の関係を区別する

衝・三分・矩・六分を記しています。古い占星術が良し悪しを区別しなかったと言うのは史実に合わず、その分類を、今の読み手に何が起きるかの証拠として扱うのも誤りです。

Nicholas Campionの入門的な議論

「容易」「緊張」は成功・失敗ではない

占星術の内側での解釈上の注意で、角度から人格が生まれる仕組みの証明ではありません。

一つの場面で、三つの層を分ける

二人の協力者が、地域の展覧会を準備しています。一人は写真の使用許可の書類を持っていますが、キャプションがありません。もう一人はキャプションを持っていますが、画像の持ち主が分かりません。

本当に足りないもの許可書類あり・説明なし合わせて説明文あり・持ち主不明作る確認リスト共有して補う根拠は欠けている記録で、チャートに衝を見つけたことではない
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本当に足りないもの許可書類あり・説明なし合わせて説明文あり・持ち主不明作る確認リスト共有して補う根拠は欠けている記録で、チャートに衝を見つけたことではない
一人は許可書類があって説明文がなく、もう一人は説明文があって持ち主が分からない。二人に必要なのは共有の確認リストで、根拠は欠けている記録です。

両方の資料が揃っていて、ページ数だけが決まっていないなら、問題はレイアウトです。そこで二人の間の敵意を探すのは、実際の情報を、作り出した難問に置き換えることです。

  1. 計算で分かったこと

    角度差とオーブ、出生時か、トランジットか、二人の間かを書く。

  2. 採用した解釈

    どの伝統や教材を使ったかを示し、出典を添える。

  3. 本人が確認した事情

    確かめた現実を書く。なければ空欄のままにし、前の二つを黙って置き換えない。

複数の線が大きな形を作るときは、一本ずつ確かめてからアスペクト・パターンを読みます。

読んだあとの疑問

矩は必ず「圧力」、衝は必ず「対立」ですか。

必ずではありません。伝統的な分類には調和と不調和の区別がありますが、それは占星術の内側の解釈で、その人に何が起きるかの証拠ではありません。同じ角度でも、参加する天体・オーブ・チャート全体で読みは変わります。

ソフトの赤い線や青い線は何を意味しますか。

角度ごとにソフトが割り当てた表示色で、線を見分けるためのものです。吉凶の点数でも、角度の強さを計算した結果でもありません。

「失敗を保証する」を「成長を保証する」に替えれば、信頼できますか。

できません。どちらも、角度が与えられない保証をしています。計算を述べ、採用した解釈の伝統を示し、最後に読み手が確かめた現実を書くのが、より堅実な書き方です。

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この記事を含む学習ルート

資料・出典

  1. Ptolemy, Tetrabiblos I.13: Of the Aspects of the Signs ↗
  2. Nicholas Campion, An Introduction to Aspects and Chart Shaping: introductory aspect discussion ↗

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