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ZW-STAR-10 / 紫微斗数

巨門星:条目の照合と辰戌の食い違い

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巨門星:条目の照合と辰戌の食い違い

巨門は天府系の四番目で、陰に属します。巻二の巨門の条目六行を廟旺表とエンジンに照らし、辰戌が食い違う理由、石中隠玉を一枚の固定の盤にする方法、書が名指しする相手が盤で会えるかを整理します。

要点を先に約7分で読めます

巨門は天府系の四番目で、巻二の条目六行のうち五つは廟旺表と一致し、辰戌だけが違います。石中隠玉は宮の配置が固定された盤になり、書が名指しする相手には会えるものと会えないものがあります。

  • 条目・廟旺表・エンジンの星曜表を欄ごとに照合すると、巨門で合わないのは辰と戌だけ。条目は平、表とエンジンは陷です。
  • 石中隠玉は巨門が子か午で命宮に入ることを求め、二つの紫微の落点が同じ宮の配置になります。遷移宮に天機、官禄宮に太陽、疾厄宮に紫微と破軍です。
  • 書の「帝座に遇う」「七殺に逢う」は、安星の口訣で排すと、紫微も七殺も巨門と同宮・対宮・三合になりません。
18秒で巨門:条目を廟旺表と一行ずつ照合し、石中隠玉を一枚の固定の盤にし、読む前の三つの問いを確かめます。

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紫微斗数の十四主星を、名前と配置から覚える ↗

六行の条目、五つは合っている

巨門は天府系八星の四番目で、天府の三つ先に入ります。五行はエンジンの星曜表に従えば土で陰ですが、書は水と書き、巻一の答えは「水、金」とも書きます。巻二の巨門の項の末尾は、十二の地支を六行に分け、各行に等級を一つ、同度する星も添えて書きます。

巨門の条目六行を廟旺表とエンジンの同宮星に照らした表。子午は旺、卯酉は廟で天機と同度、寅申は廟で太陽と同度、巳亥は旺で単独、丑未は不で、すべて一致する。辰戌だけ、条目は平、表は陷と食い違う。元の図を開いて拡大する

照合表:条目は巻二の巨門の項の末尾、等級は巻二の廟旺表、同宮の星は安星の口訣から導き iztro の盤で照合した。

この六行を、廟旺表とエンジンの同宮の星に並べて一行ずつ確かめます。子午は旺、表でも子と午はともに旺です。卯酉は入廟で天機と同度、表では卯酉ともに廟で、盤の上でもこの二つの欄は天機と同宮します。寅申は入廟で太陽と同度、これも合います。巳亥は「旺宮で単守」、表では巳亥ともに旺で、盤の上では単独です。丑未は不得地で、表と同じです。六行のうち五つが一致し、合わないのは辰戌だけです。

条目が書いていない同度も、盤の上では成り立ちます。子午・辰戌・巳亥の三組では巨門が単独で、相手は対宮にいます(子午の対宮は天機、辰戌の対宮は天同、巳亥の対宮は太陽)。丑未では天同と同宮します。書にはなく盤上では常に成り立つこの部分は、位置を数えて補います。廟旺表そのものの見方は廟旺利陷で説明しています。

辰・戌:条目は平、表と二つの賦は陷

条目の辰戌の行は、こう書かれています。

辰・戌の宮は和平。

『全書』巻二・巨門の項、条目の末尾(訳は本稿。同じ行の後ろには生まれ年の干が続くが、ここでは引かない)

ところが廟旺表では辰と戌は陷で、巻一の「斗数骨髄賦」にも、この二つの欄に触れる句が二つあります。

巨門は辰戌を陷地とする。辛の年の人は吉に化し、禄が輝く。

『全書』巻一・斗数骨髄賦(訳は本稿)

もう一つの句は「辰戌は陷の巨門を嫌う」で、同じ賦の中にあります。エンジンの星曜表も加えると、辰戌の記録はこうなります。

廟旺表(巻二)辰・戌:陷骨髄賦(巻一)「辰戌は陷地」「辰戌は陷の巨門を嫌う」条目の末尾(巻二)「辰戌の宮は和平」エンジンの星曜表iztro 2.6.0:辰・戌は陷三か所が陷、一か所が平。陷とする三か所のうち二つは巻一の賦
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廟旺表(巻二)辰・戌:陷骨髄賦(巻一)「辰戌は陷地」「辰戌は陷の巨門を嫌う」条目の末尾(巻二)「辰戌の宮は和平」エンジンの星曜表iztro 2.6.0:辰・戌は陷三か所が陷、一か所が平。陷とする三か所のうち二つは巻一の賦
巨門の辰戌の記録。廟旺表は陷、骨髄賦の二句は陷、条目は平、エンジン表は陷。

賦の句には第二の条件も付いています。「辛の年の人」で、生まれ年の四化で巨門が禄に化すことを指します(iztro の辛干の四化は巨門禄、太陽権、文曲科、文昌忌)。表の「陷」の欄にはこの条件が付いていません。同じ一つの欄に二つの書き方があり、一方は条件のない欄、他方は年干を伴う句です。どちらかがもう一方を覆すわけではなく、等級を書くときはどの記録を引いたかを言います。生年四化の引き方は生年四化にあります。

石中隠玉:格名を一枚の盤に描く

巻一は「命が子午にあって巨門に逢う」ことを石中隠玉と名づけています。

石中隠玉格を論ず。命が子午にあって巨門に逢うのがそれである。

『紫微斗数全書』巻一、石中隠玉格を論じた条(本稿訳)

これは位置の条件ですから、一枚の盤に換算できます。巨門は天府の三つ先で、子に入るには紫微が未、午に入るには紫微が丑です。さらに命宮が巨門と同じ地支であることを求めると、命宮は子か午です。二つの場合の十二宮を排すと、宮の配置は全く同じで、違うのは地支だけです。

宮 命宮が子(紫微が未) 命宮が午(紫微が丑) 宮に座る主星
命宮 子 午 巨門
兄弟 亥 巳 廉貞・貪狼
夫妻 戌 辰 太陰
子女 酉 卯 天府
財帛 申 寅 空
疾厄 未 丑 紫微・破軍
遷移 午 子 天機
交友 巳 亥 空
官禄 辰 戌 太陽
田宅 卯 酉 武曲・七殺
福徳 寅 申 天同・天梁
父母 丑 未 天相
石中隠玉の盤:命宮は子か午で、巨門が座る命宮巨門真向かい遷移宮天機(対宮)三合の位置官禄宮太陽(三合)宮順で六番目疾厄宮紫微・破軍もう一つの三合位の財帛宮は空。安星の口訣による主星の配置で、輔星は含まない
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石中隠玉の盤:命宮は子か午で、巨門が座る命宮巨門真向かい遷移宮天機(対宮)三合の位置官禄宮太陽(三合)宮順で六番目疾厄宮紫微・破軍もう一つの三合位の財帛宮は空。安星の口訣による主星の配置で、輔星は含まない
石中隠玉の盤。命宮に巨門、対宮の遷移に天機、三合の官禄に太陽、疾厄宮は紫微と破軍。

詩にはさらに半句「三方に科禄が照らせば」とあります。これは別の層の条件で、科と禄の二つの化星が命宮の三方四正に入るかどうかは、生年四化から改めて数える必要があり、この主星の配置には含まれません。先に言えるのは、位置の条件を満たす盤では、主星の宮の配置が一種類しかない、という点だけです。

十二宮の一覧:宮で引く索引

巻一の「巨門の主るところ」への答えは、星の性質で始まり、そのあと一宮一項の一覧になります。順序はちょうど十二宮の順です。

命宮兄弟夫妻子息財帛疾厄遷移奴僕官禄田宅福徳父母巨門の一覧一宮に一項紫:書の宮名はサイトと異なる(子息は子女、奴僕は交友)。最初の項は「身命」と書かれる
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命宮兄弟夫妻子息財帛疾厄遷移奴僕官禄田宅福徳父母巨門の一覧一宮に一項紫:書の宮名はサイトと異なる(子息は子女、奴僕は交友)。最初の項は「身命」と書かれる
巻一の巨門の一覧は十二宮の順に一宮一項。身命・兄弟・夫妻・子息・財帛・疾厄・遷移・奴僕・官禄・田宅・福徳・父母。

各項の後ろにはその宮への判断が一句ずつ付きますが、ここでは引きません。覚えておきたいのは索引の仕方です。廟旺表は地支で、条目は地支の組で、この一覧は宮で引きます。使うには、巨門がその盤でどの宮に入るかを先に知る必要があります。

  1. まず巨門の地支を定める

    紫微から天府を出し、天府の三つ先が巨門です。例えば紫微が子なら天府は辰、巨門は未です。

  2. 命宮から巨門まで数える

    宮は命宮を起点に、地支と逆向きに並びます。命宮が寅、巨門が未なら、未は八番目の交友宮で、書は奴僕と呼びます。

  3. 一覧のその項を取り、廟旺表は別に引く

    一覧の項は「この宮で」、廟旺表は「この地支で」に答えます。二つの問いは別々に調べます。

名指しされた相手は、盤で会えるのか

巨門について、書はいくつかの相手を名指ししています。希夷先生は「太陽に会えば吉凶相半ば」「七殺に逢えば殺傷を主る」と言い、「骨髄賦」は「巨機同宮」と書き、巻一「十二宮諸星失陷破格訣」の一行は「辰宮は巨宿が紫微と同じ」と書きます。安星の口訣で紫微の十二の落点を排し、巨門がこれらの星と同宮・対宮・三合になる回数を数えます。

相手同宮対宮三合太陽224天機224紫微000七殺000各欄は、十二の紫微の落点のうち、その関係になる回数
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相手同宮対宮三合太陽224天機224紫微000七殺000各欄は、十二の紫微の落点のうち、その関係になる回数
紫微の十二の落点で、巨門は太陽・天機と同宮・対宮・三合になるが、紫微・七殺とは一度もならない。

太陽も天機も巨門と同宮できます。卯酉は天機、寅申は太陽です。紫微と七殺は一度もありません。紫微が最も近づくのは、四通りの落点で巨門の隣に入るとき(前後に二通りずつ)で、七殺は巨門からいつも三つ離れています。「同じ」「逢う」が同宮・対宮・三合のどれなのか、原文は述べていないので、ここでは確かめられる位置だけを並べます。この口訣では、「辰宮は巨宿が紫微と同じ」という盤は同宮の形では存在しません。

手を動かす二題

照合の問題

巨門が戌のとき、条目は何と書き、表は何と書くか。同宮は誰で、対宮は誰か。

条目は平、表は陷。巨門は単独で、対宮は天同です。

盤型の問題

紫微が未、命宮が子のとき、官禄宮にはどの主星が座るか。遷移宮は。

官禄宮は太陽、遷移宮は天機。巨門は命宮の子に座ります。

巨門の前は貪狼、後ろは天相です。

読んだあとの疑問

巨門は「化して暗」とのことですが、悪い星という意味ですか。

「暗」は化気の欄の呼び名で、「富」「印」「耗」と並ぶものです。等級は廟旺表に戻ります。巨門の十二欄は旺が四、廟が四、不が二、陷が二で、どの段も多数ではありません。どこに入り、誰と同宮するかが読む根拠になります。

辰戌で、条目は平、表は陷です。どちらが正しいのですか。

どちらも書の中の記録で、サイトのエンジンは表の陷を取っています。引用では「廟旺表は陷、条目は平」と分けて書き、一つの等級に折衷したり、片方だけを引いたりしないでください。

石中隠玉の盤は一種類だけですか。

宮の配置は一種類です。命宮に巨門、兄弟に廉貞と貪狼、夫妻に太陰、子女に天府、疾厄に紫微と破軍、遷移に天機、官禄に太陽、田宅に武曲と七殺、福徳に天同と天梁、父母に天相。紫微が丑で命宮が午、または紫微が未で命宮が子で、違うのは地支だけです。

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資料・出典

  1. 維基文庫・紫微斗數全書・卷一:斗數骨髓賦、諸星問答論(問巨門所主若何)、十二宮諸星失陷破格訣、定貴局 ↗
  2. 維基文庫・紫微斗數全書・卷二:諸星分屬五行、庙旺表、巨門條 ↗
  3. iztro・星曜系统(十四主星名单与星曜亮度表) ↗

続けて読む

貪狼星:十二の落点が紫微・武曲・廉貞に結ばれる仕組み、水か木か、命主の位置 ↗

天相星:二つの「第五」、卯酉の陷地の対宮、四化の口訣に出てこない星 ↗