宿曜暦の日数を読む
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八月十五日と九月十三日が婁になる表を検算し、月日、曜日、個人の比較欄、版の情報を分けます。
要点を先に約5分で読めます
宿曜暦の同じ行に日付・日宿・曜日・個人の比較があっても、同じ周期ではありません。本稿の国立天文台の月初表では、初日が起宿を占め、十五日は十四歩先です。八月十五日と九月十三日はともに婁となり、宿名だけでは日付を戻せません。
- 指定する二十七宿表では月の起宿を調べ、日数から一を引いた歩数を進めます。十五日は十四歩です。
- 八月十五日と九月十三日は婁、八月の初日と二十八日は角です。同名だけでは日付を特定できません。
- 曜日・日宿・個人の序位は別の入力を使います。一般の暦の宿名に、未入力の本命比較は含まれません。

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八月十五日と九月十三日が、同じ宿になる例
国立天文台の暦Wikiにある二十七宿の表では、八月の初日を角、九月の初日を氐として、牛を除く順序で日ごとに進めます。この表で八月十五日を調べると婁、九月十三日も婁になります。宿名が一致しても、同じ日付を指しているわけではありません。
ここでは特定の表を読む練習として扱い、ある年の西暦へ換算していません。八月十五日をそのまま8月15日と読まないでください。実際の予定や出生記録と照合する段階では、暦の種類と年を確定し、対応する日付を別に調べる必要があります。
独自の末尾三日図。同じ宿でも同じ日付とは限りません。
図には末尾の三日を並べました。八月は十三日が壁、十四日が奎、十五日が婁です。九月では十一日が壁、十二日が奎、十三日が婁になります。同じ宿名だけを保存しても、どちらの月日を見たのかは復元できません。
初日を一回目の移動にしない
初日はすでに月初の宿に割り当てられています。したがって十五日を求めるには、そこから十四回進めます。十五回進めると一つ先へ行ってしまいます。表と数え方が決まった後のこの違いは、流派の解釈ではなく計数の違いとして確認できます。
| 対象の月日 | 初日の宿 | 追加で進める回数 | 結果 |
|---|---|---|---|
| 八月十五日 | 角 | 14 | 婁 |
| 九月十三日 | 氐 | 12 | 婁 |
紙に書くなら、月初の欄へ1、その次へ2と振ってみると分かりやすくなります。最初の宿へ0日後、翌日へ1日後と書く方法でも同じです。ただし途中で「何日目」と「何回進めたか」を混ぜないでください。計算手順を残せば、結果だけを見比べるより差の位置を探しやすくなります。
この例は特定の二十七宿表についてのものです。別の暦書にそのまま適用する前には、月初の配当と使用する並びを確認します。宿の名称が似ているだけで、別方式の欄を同じ表として読めるとは限りません。
同じ月の中でも一周を確かめられます。八月初日は角、二十七日は軫、さらに一歩進む二十八日は再び角です。二十七の日間間隔で二十七宿を一周したのであり、二十八日という日付に合わせて新しい宿や牛宿を加えたわけではありません。
始めの三日も、八月初日が角、二日が亢、三日が氐と書いて確かめます。初日から亢としたら、起宿を割り当てる前に一歩進めてしまっています。翌月初日は九月の氐を表から引き直すため、前日の宿名だけで次の月の開始を決めません。
追加歩数
- 初日
- 0歩
- 二日
- 1歩
- 十五日
- 14歩
隣り合う欄でも、同じ周期ではありません
暦の一行には、曜日、日宿、月の形、ほかの暦注などが一緒に載ることがあります。七日で繰り返す曜日と、今回の月初表に従う宿名は別の仕組みです。ある日に同じ組合せを見たからといって、その宿がいつも同じ曜日だとは判断できません。
CBETA 2023.Q4 の T1299『宿曜経』でも、〈三九祕宿品〉(T21 p0391a28 以降)の三九の並びと、七曜直日の各品(p0391c06、p0398a27)の説明は区別されています。同じ書物を出典にしていても、どの部分を使っているかが必要です。七曜の名称を本命宿へ読み替えたり、個人との相対位置を曜日として扱ったりしないようにします。
個人別の比較欄がある場合は、その起点となる本命宿も確かめます。出生資料を一切入力していない一般の暦が、読み手全員について個人の相対位置を算出することはできません。この点は本命宿と日宿で詳しく説明しています。
曜日
- 七日周期
日宿
- 月初表+日数
個人の序位
- 本命+日宿
版と日付の条件を、表の外に残す
調べた結果の横には、出版物やページの名称、版、採用する月初表を残します。「古法に基づく」という表示だけでは、細かい規則まで分かりません。異なる暦で宿が違うときは、先に日付の変換と表の選択を確認し、それから転記や数え方を調べます。
うるう月の入力は、とくに説明を探す必要があります。本稿の簡表だけでは、すべての後世の扱いを決められません。資料に規則がなければ未確認と記し、都合のよい月へ黙って置き換えないでください。方式の違いを追う手順は本命宿の計算差も参考になります。
暦A
- 採用する月初表
暦B
- 採用する月初表
暦を読めたことと、出来事を予測したこと
今回の記録は「指定表の八月十五日、角から十四回進めて婁。西暦への換算なし、個人との比較なし」とまとめられます。短い記録でも、何を確認したかが明確なら再計算できます。婁という一文字だけより、後から検討するための情報が残ります。
暦に添えられた宜忌の文章は、伝統的な解釈として別に読みます。施設が開いているか、予約が取れたか、交通の変更があるかは、それぞれの実際の案内で確かめます。宿名が同じ二日を同じ経験の日と決めつけず、暦の情報と現実の条件を並べて扱ってください。
読んだあとの疑問
十五日なのに十四回しか進めない理由は?
初日がすでに月初の宿を占め、初めて一歩進めた先が二日目だからです。十五日までは十四の間隔があり、表と順序を固定して十五回進むと、一日先の位置を選びます。
婁宿という結果だけで元の日付を探せますか?
一意には探せません。指定表では八月十五日と九月十三日がともに婁です。日付を復元するには暦・年・月日・表を残し、繰り返す宿名だけから逆算しないことが必要です。
二十八日に初日と同じ宿へ戻るのはなぜ?
牛を除く二十七宿の順序で、初日から二十八日まで二十七歩進むと一周するからです。同名でも別の日付であり、翌月の初日は改めて月初表の起宿を取ります。
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