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AS-022 / 西洋占星術

比較図と中点コンポジット

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比較図と中点コンポジット

図にある天体の持ち主を確認し、二人の本命位置の比較と中点から作る図を区別。日月の具体例、円周上の中点、内外円とハウスの設定を扱います。

要点を先に約6分で読めます

シナストリーは二人の本命位置を保ち、中点コンポジットは同名天体から新しい位置を計算します。同じ四位置でも人物間90°と合成図内0°が同時に成立し、比較している対象が異なります。

  • シナストリーの一相位には二人の位置があり、コンポジットの計算位置を一方の本命天体へ置き換えません。
  • 350°と110°の短弧中点は50°、普通の平均230°は別の弧上です。円周では先に弧の選び方を決めます。
  • 内外円の交換で指定二点の角距は変わりませんが、宮位の参照人物や合成宮位の方式は別に確認します。
18秒で人物間比較と同名中点を分け、350°と110°の短弧を展開します。

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合・衝・矩:角度の測り方を知ってから、吉凶が言えるかを考える ↗

まず、その点が誰の位置かを確かめます

本稿で扱うのは、二人の同名天体の中点を取る中点コンポジットです。二人の太陽同士、月同士というように同名天体を組にし、新しい位置を作ります。コンポジットの月を、そのままAの本命月やBの本命月へ読み替えることはできません。

シナストリーは操作が違います。二人の本命位置をそれぞれ保ち、Aの月とBの太陽など、人物をまたぐ組を比較します。TimePassagesの手引きはこの二種類を別の章で説明しています。二重円か一重円かという見た目だけでなく、位置の由来を確認してください。

AstrodienstのFAQには、コンポジットの水星・金星が太陽から大きく離れたとき、180°反対側へ移す方式も記されています。方法の差を見つけたら、どちらが自分の印象に合うかより先に規約を記録します。計算位置を集めた図が、実在する一時点の空を再現するとは限りません。

シナストリーAの位置人物をまたぐ比較Bの位置中点コンポジット同名天体選んだ弧を二分円上の中点前者は二人の所属を保ち、後者は位置を計算する

シナストリー

Aの位置
Bの位置

中点コンポジット

同名天体
円上の中点

前者は二人の所属を保ち、後者は位置を計算する

人物間の比較と同名天体の中点構成は異なる操作です。

二つの結果を同じ式に戻す必要はありません

次の四位置だけを与えます。Aの太陽350°・月20°、Bの太陽110°・月80°。日時や他天体は不明のままです。

処理 使用する位置 結果
シナストリーの一組 A月20°とB太陽110° 90°
コンポジット太陽 二つの太陽350°と110°の短弧中点 50°
コンポジット月 二つの月20°と80°の短弧中点 50°

したがって、比較図の一組にはスクエア、コンポジットの日月には0°の合が同時に現れます。二つの方法が同じ天体ペアを計算しているという前提が誤りだったので、どちらかを消して整合させる必要はありません。

A太陽350度・月20度、B太陽110度・月80度から二つの計算へ分岐。A月とB太陽の差は90度。太陽同士と月同士の短弧中点はともに50度で、コンポジット日月の差は0度。元の図を開いて拡大する

独自の部分データによる計算例。実在する二人の完全な出生図ではありません。

この0°を「必ず仲よく働ける」と置き換えることも、90°を失敗の証拠にすることもできません。表が確かめたのは位置の関係で、本人の希望や実際の作業をまだ調べていないからです。

180°の違いを、丸め誤差で片づけない

同じ二人のコンポジットを別々のソフトで作り、ある点が50°と230°に分かれたとします。まず小数の桁より、どの中点を採ったかを調べます。円には二つの弧があり、その中ほどは互いに反対側になるからです。これは仮定した数値の練習で、特定製品の不具合報告ではありません。

たとえば端点350°と110°を普通に足して二で割れば230°です。一方、350°からゼロを越え110°へ進む短い弧は120°。その半分60°を進むと50°に着きます。前者は長い弧、後者は短い弧の中点であり、差は180°です。

端点が0°と180°なら二つの半円は同じ長さで、中点は90°と270°になります。「短い弧を選ぶ」という説明だけでは、この場合の一意な答えは得られません。境界の処理を確認してから解釈へ進みます。

350°470°短弧の中点410°前半60°後半60°展開座標:470°=110°、410°=50°
35047012

短弧の中点410° · 410

350° ↔ 470°

  1. 前半60° · 350–410
  2. 後半60° · 410–470

展開座標:470°=110°、410°=50°

零度をまたぐ短弧を展開すると60°ずつの二区間が410°、すなわち50°で接します。

天体が一致したら、次は宮頭の作り方を読みます

Astrodienstが挙げる方式には、各宮頭をそれぞれ中点にするものと、中点MCおよび参照地点からハウスを求めるものがあります。コンポジット太陽が一致しても、上昇点と全宮頭まで一致する保証にはなりません。出生時刻に不確かさがある場合は、元資料の制限も残します。

これとは別に、シナストリーの内外円を交換する操作があります。TimePassagesでは内側の人のハウスを使うため、表示の基準となる人物を確認します。ただし固定したA月20°とB太陽110°の距離は、内外を交換しても90°のままです。人物の表示順と、中点や宮位の計算方式は分けて調べます。

変更する操作天体間の角距宮位の参照内外円を交換指定した二点は不変TimePassagesでは内側の人合成ハウス方式を変更中点天体は同じ場合もある宮頭は変わり得る

変更する操作

内外円を交換

天体間の角距
指定した二点は不変
宮位の参照
TimePassagesでは内側の人

合成ハウス方式を変更

天体間の角距
中点天体は同じ場合もある
宮位の参照
宮頭は変わり得る
内外円の交換と合成宮位の構成変更は、異なる操作です。

共同企画の合意は、別の記録で確かめます

二人でボードゲームの体験会を開くとします。一人は会場を確保でき、もう一人は遊び方の説明を引き受けられるとしても、参加人数と開催時間への合意はまだありません。図の中で日月が重なっていることは、その空欄を埋めません。

道具を誰が持参するか、説明に何分必要か、途中参加者をどう受け入れるかを具体的に決めます。象徴的な読みを話題にする場合も、これらの返答とは出所を分けて残します。作業が進んだ理由として分担の明確化が考えられるなら、その事実も記録します。

同じ二人に二種類の図を適用しただけでは、協力関係を二回独立に検証したことにはなりません。二人の主体を保つ読み方で発言の所属を、合・衝・スクエアの角距で位置の比較をそれぞれ確認できます。

  1. 対象を明記

    各天体にA、B、コンポジットの印を保ちます。

  2. 一関係を検算

    与えた位置で人物間角距または選択した中点を確かめます。

  3. 共同作業で話を確かめる

    時間、役割、欠席時の引継ぎを本人ごとに確認します。

読んだあとの疑問

スクエアとコンポジットの合が同時に正しいのですか?

比較対象が違えば成立します。A月20°とB太陽110°は90°ですが、太陽同士と月同士の短弧中点はそれぞれ50°になり、合成日月の距離は0°です。

二位置がちょうど180°離れた場合の中点は?

0°と180°なら弧の中点は90°と270°です。二つの半円は等長なので短弧優先だけでは選べず、使用ソフトの境界規約を残して理解します。

内側と外側の人物を替えると相位も変わりますか?

同じ二天体の黄経なら角距は変わりません。一方で宮位の参照人物は変わり得ます。TimePassagesは内側の人のハウスを使い、他製品はその説明に従います。

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資料・出典

  1. TimePassages Desktop Manual — Chapters 12 and 13 ↗
  2. Astrodienst FAQ: Composite Charts — midpoint, reference place and calculated positions ↗
  3. Astrodienst Chart Types — Composite, midpoint and reference place ↗

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