ペンタクルのキング:牛の頭の玉座
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ペンタクルのキングは牛の頭のある玉座に座ります。ウェイトはこの項で、組全体の印と旧称「貨幣」にも触れます。描写、語義、補足を分け、小さな舞台の裏方の分担表で練習します。
要点を先に約6分で読めます
ペンタクルのキングは牛の頭の玉座に座り、ウェイトは特別な描写は要らないと言います。この項の中身は、勇気と実現する知性、そしてウェイトが書き添えた組の説明です。
- 描写は短く、色の濃い顔立ちで勇気を思わせるが、気質はやや鈍い。特に挙げるのは、玉座に繰り返す牛の頭だけ。
- 同じ項に組全体の説明がある。印は五芒星を刻んだ貨幣で、人間の四元素の対応と、それを治めるものを示す。古い札ではこの組は貨幣だが、語義は特にお金の話ではない。
- 語義は勇気、実現する知性、事務と通常の知的な才、ときに数学の才。逆位置は悪徳・弱さから危険まで並ぶ。

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牛の頭の玉座:ウェイトが「特別な描写は要らない」と言う王
この王について、ウェイトの描写は短いものです。この人物に特別な描写は要らない。顔つきは色が濃く、勇気を思わせるが、気質にはやや鈍いところがある。特に挙げるのは、玉座に繰り返し現れる牛の頭だけです。
ペンタクルのキング:牛の頭の玉座
RWS版の絵と見比べます。王は小さな赤い花をあしらった冠をかぶり、赤い頭巾を肩に垂らし、蔦とぶどうの房を刺繍した暗い色の衣を着ています。片手に先が金の球の笏、もう片手は膝の上の貨幣に置かれ、足には鉄の靴。玉座の背もたれの上の両側に牛の頭があり、遠く右手に城の塔が見えます。この札のために描いた絵では、牛の頭は玉座の四隅にあり、王にはひげがあり、背後に城壁と塔があります。
後ろから前へ読むと、絵は三層です。座、人、貨幣。
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原典の語義:勇気、実現する知性、事務と数学の才
ウェイトの占断の語義は次の順です。勇気(valour)、実現する知性(realizing intelligence)、事務と通常の知的な才、ときに数学の才などの成就、そうした道での成功。「realizing」の正確な意味を、ウェイトは掘り下げていません。
勇気、実現する知性、事務と通常の知的な才、ときに数学の才などの成就。そうした道での成功。
語義を意味で分けると二種類。資質は勇気と実現する知性、分野は事務と通常の才、そして数学の才。この分け方は読む側の整理にすぎず、原文は語が並ぶだけです。
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牛の頭・五芒星・旧称「貨幣」:ウェイトがついでに書いた組の説明
この項には、王その人とは別に、組全体についての一節が挟まっていて、「ペンタクル」という名前の由来にも触れています。
三つの点:牛、五芒星、旧称
- 牛の頭
- ウェイトは、玉座に牛の頭が繰り返し現れ、注意すべきだと言うだけで、説明はしません。ラテン語のpecunia(金銭)とpecus(家畜)は同じ源で、家畜はかつて財産の一形態でした。これは言語史の話で、ウェイト自身は書いていません。
- 五芒星
- ウェイトは、この組の印が通して五芒星を刻んだ貨幣として描かれ、人間の中の四元素の対応と、それらを治めるものを示すと言います。
- 旧称
- 多くの古い札ではこの組は通用の貨幣、お金、ドゥニエだった、と書きます。ペンタクルへの置き換えは自分の発明ではなく、別の呼び名を弁護する気もない。ただ語義の大勢は変更に傾く。札が特にお金を扱わないからです。
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これを語義と並べると、財産を直接言う語はなく、「事務」(business)が商いに近い、というところです。このキングが出たときに覚えておく価値があります。
読み方:小さな舞台の裏方分担、四つの牛の頭に担当はいるか
牛の頭の玉座に、「五芒星は四元素の対応と、それを治めるものを示す」という一節が重なり、この札自身の形ができます。いくつかのものに、それぞれ担当がいる。
治めるものを数える
用事を、別々に扱える部分に分け、一行に一つずつ書きます。数は決まっていません。短く書けない行は、まだ二つが混ざっています。
一つずつ名前を決める
語義は勇気から始まります。ここでは、名指しで責任を負う意志と読めます。一つの件に名前は一つ。担当が二人いるのは、誰もいないのと同じです。
「できた」の印を決める
語義には実現する知性があります。できた状態を言葉にします。たとえば「木曜に入場して音出しができる」。印が書けないなら、前の手順に戻って直します。
例を一つ。三人の友人が地域の小さな舞台を開き、裏方の分担表はこうなりました。
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分担表で確認できること
確認できる
- どの件にも名前がある
- どの件にも印がある
確認できない
- 当日に支障が出るか
- 観客が気に入るか
次に決める
- 支障の時は誰が決めるか
- 終演後に振り返る
逆位置と隣の札:悪徳と腐敗が一列に、補足の「老人」
ウェイトの逆位置は六語です。悪徳、弱さ、醜さ、ひねくれ、腐敗、危険。補足の逆位置は「年老いた邪な男」で、当時の言い方であり、対比のために載せるだけで、誰かに当てはめるものではありません。
悪徳、弱さ、醜さ、ひねくれ、腐敗、危険。
描写にはすでに「気質にはやや鈍いところがある」とあり、逆位置の「弱さ」と並べて考えられますが、ウェイトは二つを結んでいません。最後の「危険」は外へ向き、その前の語の多くは人柄の評価です。
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三人の王、三つの玉座、玉座にあるもの
背もたれに獅子
花の咲く杖を掲げ、玉座の背もたれに獅子が描かれます。語義は友好的、誠実、良心的が中心。
海の上の玉座
短い笏と大きな杯を持ち、一方に船、他方に跳ねるイルカ。語義には事業・法律・神学の人、創造的な知性があります。
裁きの座
抜き身の組の印を持ちます。語義は権力、指揮、権威、闘う知性、法。ペンタクルのキングの玉座にあるのは牛の頭です。
読んだあとの疑問
ペンタクルのキングは裕福で権力のある人を表しますか。
語義に財産を直接言う語はなく、勇気、実現する知性、事務と数学の才が並びます。ウェイトは同じ項で、この組の札は特にお金を扱わないとも言います。補足の「商人」は別の読み手が身分を述べたもので、学習では「物事を成し遂げる流儀」と読むのが穏当です。
ペンタクルはなぜ以前は「貨幣」だったのですか。
ウェイトは、多くの古い札ではこの組が通用の貨幣、お金、ドゥニエ(昔の小額貨幣)を表したと書きます。ペンタクルへの置き換えは自分の発明ではなく、別の呼び名を弁護する気もないが、語義の大勢が変更に傾くと述べます。
「実現する知性」とはどういう意味ですか。
原文はrealizing intelligenceです。realizingには、物事を現実にする意味と、はっきり見抜く意味があり、ウェイトは展開していません。学習では前者を取り、「考えを実行に移す知性」と書くのがよく見られます。
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