紫微事例を再確認できる形へ
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一つの事例を入力、盤面、解釈、後日の観察に分けて保存する方法です。架空の23時20分の例で日界設定の比較を示し、訂正前の記録を消さない理由を考えます。
要点を先に約5分で読めます
再確認できる事例は入力設定、計算した盤面、日付付き解釈、後日の観察を分けます。どの資料からどこまで言えたかを残すためです。23時20分の例では日界規則による当日・翌日の区別は書けても、生日がなければ星曜変化までは補えません。
- 原資料、試算の仮定、有効な設定を分けて保存し、後の訂正を当初から分かっていた事実にしません。
- 同じ23時20分を日界規則でDまたは翌日へ分類できても、星曜の配置まで計算したことにはなりません。
- 盤面、解釈、観察にそれぞれ日付と出所を残し、不一致や不明も含めて元の比較を再現します。

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ノートの四層を混ぜない
事例には、与えられた入力と設定、計算した盤面、そこから考えた解釈、後日に知った事柄があります。同じページに書いてもかまいませんが、どの種類の情報かが見えるようにします。
BaZiFlow独自の事例記録図。生年月日や星曜結果は与えず、設定の比較と履歴の残し方だけを示す。
盤面の抜粋には、誰の盤か、時間層、宮の位置、星曜、四化の出所を添えます。記号だけを切り抜くと、本命か運限かさえ分からなくなる場合があります。色分けを使うなら、色の意味も文字で記します。画面が変わっても同じ色とは限りません。
解釈には、採用した資料と、どの条件からどんな問いを立てたかを書きます。計算された欄と、生活についての推測は別の情報です。計算が再現できたことだけで、その後の解釈まで確認されたと扱わないようにします。
再確認できる記録
- 入力・規則・原文
物語だけ
- 後日の一致だけ
原資料の不確かさも、記録の一部
日付はどの暦で伝えられたか、閏月の指定があるかを残します。時刻の出所が書類か記憶か、どれほど確かかも重要です。方法が場所や時間帯、性別の入力項目に依存するなら、実際に用いた値を保存します。
家族が大まかな時間帯しか覚えていない場合、試算で選んだ正確な時刻は仮定です。後から確実な出生時刻として紹介してはいけません。新しい資料が見つかったら、その日付と変更箇所を付けて別版を作ります。
ソフトや方法の版、有効な四化表なども残します。一般的な説明ページの初期値から、手元の計算でも同じ設定だったと推測するのは避けます。設定が選べることと、今回どれを選んだかは別だからです。
原資料
- 大まかな時間帯
試算の仮定
- 選択した試算時刻
同じ23時20分を二つの日界設定で記す
架空の事例R17に、時計の表示が23時20分という情報だけがあるとします。具体的な生年月日は与えず、ここでは個人の命盤を計算しません。練習するのは、同じ資料を別の設定で試すときの記録です。
参照したiztroの設定資料には、晩子時を当日に属させる選択と、翌日に属させる選択があります。R17を当日扱い、R17bを翌日扱いの試算として分け、その他の入力を固定します。実際に計算する際は、両方の出力と有効な設定を保存します。
| 記録 | 共通する資料 | 試す設定 | 保存する対象 |
|---|---|---|---|
| R17 | 時計時刻23:20 | 晩子は当日 | その設定と出力 |
| R17b | 同じ入力 | 晩子は翌日 | 別の出力と差分 |
本稿は星曜を計算していないため、どの星や宮が変わるかは断定しません。現実の比較では、変化した欄だけでなく変わらない欄も確認します。閏月・時辰・日界の説明にある選択も、一度に全部変えると差の原因を追いにくくなります。
元の日付を仮にDと書けば、規則から得られる中間結果は明確です。R17の23時20分はDに属し、R17bの同じ時刻はDの次の日に属します。この差は選んだ日界規則から得られます。ただしDの年月日が未提示なので、ある星の新しい位置を続けて記入することはできません。
翌日規則を選んだという文は設定、晩子をDの翌日に属させるという文は規則の結果です。だから命宮は必ず動くという文は、まだ実行していない計算の主張になります。三つを別に記せば、読み手はどこまで実際に確かめたかを区別できます。
当日規則
翌日規則
公開用の事例は、私的な記録と分ける
整理用の番号を付けても、それだけで匿名にはなりません。正確な誕生日、場所、特徴的な経験を合わせれば、名前がなくても本人を推測できることがあります。実在の人の事例を共有する際は本人の許可を得て、手順の理解に必要な情報へ絞ります。
完全な私的資料をすべて公開する必要はありません。公開版で何を省いたかを示し、再計算できない部分があればその制約も書きます。架空の練習を用いるなら、本稿のR17のように架空であることを明記します。
良い事例ノートは、劇的な的中談でなくても役に立ちます。入力、計算、推測、観察の間にある違いが読めることが、長く使える学習資料の条件になります。
私的な原資料
- 必要な入力と履歴
公開用の説明
- 許可と必要な範囲
後から読み返す人に、原文を渡せるか
解釈を書いた日と対象の問いを明記します。学習予定について書いた文章を、後で起きた別の出来事の予告として読み替えると、当初の内容を検討できません。問いが変わった場合は新しい記録として扱います。
観察欄では、出来事の日付と情報源を示し、一致しなかった点や判断できない点も残します。結果を知ってから期間を延ばしたり意味を広げたりして、最後に成功例だけを残すと、自分の読みを過大評価しやすくなります。
三合と飛星の操作比較でも、入力や手順の違いを先に調べます。事例の訂正も同様に、どこをなぜ変えたかを明らかにします。間違いを消すより、修正の経緯を残したほうが次の検討につながります。
一致
- 元の記録を保持
不一致
- 元の記録を保持
不明
- 元の記録を保持
読んだあとの疑問
再確認できる事例では何を分けますか?
入力と有効設定、実際の計算欄、方法と日付を伴う解釈、後日の観察を分けます。同じノートでも構いませんが、後で知った事実を事前の主張へ移したり、解釈を盤面の値にしたりしません。
23時20分だけのR17で何を確認できますか?
参照した日界選択のもとで、当日規則なら入力日D、翌日規則ならDの次の日に晩子を分類できます。完全な生日も実際の計算もないので、どの星や宮が変化するかまでは示せません。
試算のため選んだ時刻を確定時刻と呼べますか?
呼べません。原資料が大まかな時間帯なら、試算で選んだ正確な時刻は仮定のままです。両者を別に書き、後に良い資料を得たら旧入力と旧解釈を保持して新しい版を追加します。
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