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LY-007 / 六爻

元の動位と変後資料を対応させる

コンテンツ版 · · 資料・出典

四つの動位を、変爻と対応させる

需変訟を9・7・9・6・7・6で表し、四つの動位と変後の納支を確認します。六親の基準と本位への生剋も分けます。

要点を先に約5分で読めます

需の9・7・9・6・7・6は初三四上だけを反転して訟になります。三位と四位の変支はどちらも午火でも、元は辰土と申金で回頭の関係が違います。元の値、番号、変支、六親の基準を別に保ちます。

  • 動位は元の記録で決まり、需変訟の二五は陽静のままで、支名の変更だけでは動きません。
  • 変後の内外卦で納支を求め、変爻の六親は今回の需の坤宮土を基準にします。
  • 同じ午火でも三位の辰土へは生、四位の申金へは剋となり、元の爻と変爻の位置を示す必要があります。
元の動位と変後資料を対応させる

先に読む

銭法の六回を記録する:陰陽と動静を残す ↗

納甲・六親・六神を分けて配置の根拠を読む ↗

同じ午火へ変わっても、戻る相手の支が違う

需から訟への例では、三爻も四爻も変じた支が午火になります。しかし三爻の元は辰土、四爻の元は申金です。火は土を生じ、金を剋すため、同じ午火という表示でも本位への関係は異なります。まず位置の対応を残すことが、この例の中心です。

『増刪卜易』動変章の図を教材として使い、実際の個人占問とは扱いません。動爻は原卦で動く爻、変爻はその位置で変じた資料、変卦は六行全体の構造です。三つを一つの「変化」という言葉だけで済ませないようにします。

三位変午火生原辰土四位変午火剋原申金

三位

変午火
原辰土

四位

変午火
原申金
三位と四位の午火は元の支が異なり、本位への生剋も異なります。

原図を9・7・9・6・7・6として読む

下から9、7、9、6、7、6という値を指定します。これは古書の図を現代の記録値で表した練習で、原典に六回の投擲実測があるという主張ではありません。9は動く陽、6は動く陰、7は静かな陽として読みます。

下からの位置 指定値 元の陰陽 変えた後
初爻1 9 陽・動 陰
二爻2 7 陽・静 陽
三爻3 9 陽・動 陰
四爻4 6 陰・動 陽
五爻5 7 陽・静 陽
上爻6 6 陰・動 陽

元の下三爻は乾、上三爻は坎で、水天需です。初・三・四・上の四か所だけを反転すると、下が坎、上が乾となり天水訟になります。『周易』の需は乾下坎上、訟は坎下乾上と記され、図を別に照合できます。

下から9・7・9・6・7・6の需で初三四上を反転し、二五の陽静を保って訟を作る図元の図を開いて拡大する

BaZiFlow作成の逐位確認図。数値は原典図の教材表現で、個人の投擲結果ではありません。

二爻と五爻の線は変わっていません。上下の三爻卦がどちらも別名になっても、各三本がすべて動いたことにはなりません。数値の保存については六回の銭法記録も参照できます。

需123456坎乾訟123456乾坎

需

123456坎乾

訟

123456乾坎

需111010の初三四上だけを替えて訟010111とし、二五は陽静を保ちます。

需111010の初三四上だけを替えて訟010111とし、二五は陽静を保ちます。

納支を変後の卦から求めても、動位は増えない

需の下乾は子・寅・辰、上坎は申・戌・子を納めます。変後の訟は下坎の寅・辰・午、上乾の午・申・戌です。完全な変卦表を表示すると、原爻が静だった位置でも支の表示が変わりますが、それを新しい動爻の証拠にはできません。

本例で実際に対応させる動位は、初の子水から寅木、三の辰土から午火、四の申金から午火、上の子水から戌土です。表を転記する時には位置番号を添え、同じ支があるという理由で別の行へ結び直さないようにします。

逆に陰陽の線だけを変え、納支をすべて元のままにしておくのも、この例の装卦には合いません。変後の内外卦に従って支を求めることと、本来の動静を保つことを同時に行います。右欄が全六行の配置なのか、動位の変爻だけなのかも明記すると読み違いを減らせます。

元の二位寅木7:陽静完全な変卦表辰土陽を維持

元の二位

  • 寅木
  • 7:陽静

完全な変卦表

  • 辰土
  • 陽を維持
二位の寅木と変図の辰土は両方とも陽で、支名の変更は動位を増やしません。

変爻の六親は、需の宮を基準にする

需は坤宮の土に属します。動変章の説明では、変じた爻の六親も正卦を基準に求めます。したがって本例の寅木は土を剋して官鬼、午火は土を生じて父母、戌土は土と同類で兄弟となります。

訟を独立した本卦として引くなら離宮の火ですが、その別の基準をこの右欄へ黙って入れることはできません。訟の所属自体を変更するのではなく、どの記録の六親を計算しているかを区別しています。納甲と六親の説明に戻ると、この参照点を確認できます。

三・四爻の変後に午火が重なっても、二行を一つの爻にまとめません。元の支と位置が異なり、後の関係を判定する相手も異なるためです。変卦の名称だけでなく、対応表を残す理由がここにあります。

需の変化記録本卦の土を参照独立した訟火を参照

需の変化記録

  • 本卦の土を参照

独立した訟

  • 火を参照
今回の需変訟は土宮、独立訟は火宮を基準とし、記録の所属を分けます。

回頭の関係を、全爻への作用へ広げない

『増刪卜易』動変生剋冲合章では、変爻が生剋などを行う相手を本位の動爻とします。本例なら四位の午火が元の申金を剋す関係、三位の午火が元の辰土を生じる関係をそれぞれ確認します。上位では戌土が元の子水を剋します。

これは当該文献の作用範囲を使った関係の照合です。一つの回頭生だけで現実の成功を保証したり、回頭剋だけで被害を認定したりはしません。また同章は日月が変爻に作用することも論じているので、本位という限定を「他の条件が一切ない」と読むのも誤りです。

日冲などから論じる暗動は、原投擲の動爻とは別に保存します。日月の作用を後から検討しても、元の7を9へ直して変卦を作り直すことはしません。四動二静、変後の上下卦、本位の組、原宮の参照が揃えば、この教材の構造部分を再計算できます。

作用の範囲原位置この比較の相手三位の変午火三位の辰土元の三位四位の変午火四位の申金元の四位静かな二・五位動位ではない回頭の対象を追加しない

作用の範囲

三位の変午火

原位置
三位の辰土
この比較の相手
元の三位

四位の変午火

原位置
四位の申金
この比較の相手
元の四位

静かな二・五位

原位置
動位ではない
この比較の相手
回頭の対象を追加しない
回頭の矢印は各動位の元の爻へ戻り、静爻へ増やしません。

読んだあとの疑問

変卦の第二行で支名が違えば動爻ですか?

違います。完全な変卦表は変後の内外卦で支を配るため、陽のままでも文字が変わります。元の動静は記録した操作に属する別欄で、左右の支名の違いからは決められません。

変後の午火二つを一つにまとめられますか?

共通する五行はまとめて説明できますが、位置記録は別に保ちます。元の辰土と申金という相手が違い、関係も異なるためです。片方の由来を削ると、本位の比較ができなくなります。

独立した訟の六親表を使わないのはなぜですか?

独立訟は離宮火を参照しますが、今回の変化記録は本卦の需の土宮で変出資料を説明します。独立表をコピーすると途中で基準が入れ替わります。どの記録を作るのか先に確定します。

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この記事を含む学習ルート

資料・出典

  1. 增刪卜易:動變章第七、動變生克沖合章第十五 ↗
  2. 增刪卜易・八卦各宮全圖:坤宮需、離宮訟 ↗
  3. 周易・需:乾下坎上 ↗
  4. 周易・訟:坎下乾上 ↗

続けて読む

月建と日辰の作用:旺衰の根拠を分けて残す ↗

回頭生と回頭剋:本位の方向と作用条件 ↗