審判:号笛と起き上がる人
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審判(ウェイトの題は「最後の審判」)は、天使が喇叭を吹き、棺の人が腕を上げて起き上がる札です。ウェイトの原文から図像、語義、「召しは内側で聞かれる」という読みを分け、旅の経路の変更で「どの一声か」と「何が動くか」を分ける練習をします。
要点を先に約6分で読めます
審判は、天使が雲の上で喇叭を吹き、下の人が棺から腕を上げて起き上がる札です。ウェイトは、その召しは人の内側で聞かれる、と言います。
- 図像:雲の間の天使が旗のついた喇叭を吹き、旗には十字。男、女、背を向けた子が墓から起き上がり、ウェイトは意図的にこの三人より多く起こす。
- 語義は位置の変化、刷新、結果。別の説は訴訟による全損。逆位置は弱さ、臆病、素朴、また熟慮、決定、判決。
- ウェイトは至高者の召しへの応答と読み、召しは内側で聞かれる。表面しか見えない人には、最後の審判と肉体の復活の絵のままでよい。

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喇叭、旗、棺:天使が吹き、下の人が起き上がる
ウェイトは、この札の図柄はどのタロットでも本質的に変わらない、と言います。大天使は雲に取り巻かれ、旗のついた喇叭を吹き、旗にはいつものとおり十字が掲げられる。死者が墓から起き上がる。右に女、左に男、二人の間に、背を向けた彼らの子。
BaZiFlowオリジナルの審判。号笛と起き上がる人。
ただしこの札では、起こされる者は三人を超えます。ウェイトはこの変更を、現行の説明が不十分であることを示すものとして価値があると考えました。全員がその姿勢に表れる驚き、崇敬、恍惚において一つだ、とも述べます。
RWS版の原画では、札の上にXX。天使は金色の巻き毛で、翼の縁は赤く、白地に赤い十字の旗がついた金色の喇叭を吹く。天使の周りに雲。下の水面には灰色の長方形の棺がいくつか浮かび、裸の灰色の人たちが腕を上げる。左に男、右に長い髪の女、中央に背を向けた子、遠くにも腕を上げる人が数人。背景は雪山。
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語義:位置の変化、刷新、結果、そして訴訟という別の説
ウェイトの占断の語義は、位置の変化、刷新、結果。続けて別の説を引き、訴訟による全損と明記します。本項の三語はいずれも変化のあとの状態を指し、別の説は逆の向きです。
位置の変化、刷新、結果。別の説では、訴訟による全損。
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号笛、起き上がる人、内なる召し:ウェイトが読むのは転化
第2部の後半で、ウェイトは絵を外から内へ移します。この札は「偉大な転化の業」の成就を記すもので、至高者の召しに応えるものだ、そしてその召しは内側で聞かれ、応えられる、と。
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彼の問いは、この段で最も率直な一文です。
私たちの内にあって喇叭を吹き、本性の低いものすべてを、ほとんど一瞬のうちに起き上がらせるものは何か。
そのあとで、二つの見方の余地を残します。表面までしか見えない人には、この札はこれまでどおり最後の審判と肉体の復活を描き続け、内なる目を持つ人は、そこにさらに多くを見出すかもしれない、と。また、これは昔から「永遠の生命の札」と呼ばれてきたので、節制と比べられる、とも言います。
号笛、起き上がる人、内なる召し:ウェイトは何と言うか
- 天使と喇叭
- 雲に取り巻かれた大天使が、旗のついた喇叭を吹く。旗にはいつもの十字。ウェイトは、その召しが「至高者」から来ると言う。
- 起き上がる人
- 死者が墓から起き上がる。左に男、右に女、中央に背を向けた子。この札では三人より多い。全員が驚き、崇敬、恍惚で一つ。
- 内なる召し
- 召しは「内側で聞かれ、応えられる」。転化の成就と読みつつ、最後の審判と肉体の復活という表面の絵も残す。
読み方:旅の経路を変える、まずどの一声かを見分ける
「一声で、複数の人が起き上がる」という形を、具体的な一件に移します。四人が一週間の海岸線の旅を計画していて、一人が三日目から山道に変えようと提案しました。
その一声を見分ける
変更のきっかけを一文で書き、外から来たもの(天気予報、仲間の提案)か、自分の内側の考えかを記します。ウェイトが問うのは、内にあって喇叭を吹くものは何か、です。
誰が応えて起きるか数える
予約した宿、切符、仲間の休暇を一つずつ見直し、「動く」か「まったく動かない」かを印づけます。起きるのは一つではありませんが、全部でもありません。
新しい位置を書く
変更のあと、三日目の朝にどこにいるか、どの予約を取り消し、取り直すか。語義の「位置の変化」にあたります。
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その一声が、実際に動かしたもの
動くと確認済み
- 宿は取り直し
- バス券は変更が必要
変わると思っただけ
- 「旅程は全部無効」
- 「予約はすべて無駄」
確認すること
- 無料で変更できるか
- この季節に山道は通れるか
逆位置と隣の札:弱さ、臆病、素朴、そして「熟慮、決定、判決」
ウェイトの逆位置は、弱さ、臆病、素朴、また熟慮、決定、判決。前半は人の状態、後半は物事を処理する手順を言い、一行に性質の違う語が並んでいます。
弱さ、臆病、素朴。また、熟慮、決定、判決。
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隣り合う三枚は、「変わること」をどう書くか
ウェイト自身が挙げる比較
彼は、審判が「永遠の生命の札」と呼ばれてきたので節制と比べられる、と言います。節制は杯から杯へ注ぐ札で、語義は節約、節度、管理を巡り、書かれているのは調和であって、起き上がることではありません。
同じく法を語る札
語義は公正さと法の面に傾き、逆位置は厳しさと偏見に触れます。審判の「訴訟」「判決」は、別の説と逆位置にだけあり、本項にはありません。
次の札:別の「場所の変化」
世界の語義には「場所の変化」があり、審判の「位置の変化」と言葉が近いものです。一方は大アルカナの最後に立ち、もう一方は号笛に呼ばれて起き上がる途中で、文脈は違います。
読んだあとの疑問
審判は「裁かれる」「判決を受ける」札ですか。
ウェイトの題は「最後の審判」で、絵は喇叭と復活です。本項の語に「評価される」ような語はなく、位置の変化、刷新、結果とあります。「熟慮、決定、判決」は逆位置の一行に出てきます。
審判は訴訟に関係する札ですか。
語義に別の説が一つあり、訴訟による全損とあって、逆位置には「判決」もあります。古い言い回しで、実際の案件の判断にはなりません。実際の訴訟があるなら、尋ねる相手は弁護士で、札ではありません。
どうして、こんなに多くの人が棺から起き上がるのですか。
ウェイトによれば、ふつうは男、女、その子の三人です。この札では三人より多く起こされ、現行の説明が足りないことを示すためにこの変更を価値あるものとしました。全員が驚き、崇敬、恍惚で一つになっているとも記します。
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