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SU-003 / 宿曜占星術

本命宿の算法が違う理由

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宿名が合わない?規則を確かめてから比べる

二つのサイトで本命宿が違うとき、まず「月日の表引き」か「月の黄経による区分」かを見ます。799/800角分の計算、二つの資料の比較、確認シートで、最初に分かれた段階を探します。

要点を先に約6分で読めます

二つのサイトの宿名が違うときは、まず「月日の表引き」か「月の黄経による区分」かを分けます。これは別の問いで、入力の連なりが最初から違います。

  • 表引きに要るのは、暦の変換、月日の序数、一枚の表。区分に要るのは、定めた時刻、月の黄経、宣言した座標の起点です。
  • 国立天文台の二十七等分は一区画が13度20分、つまり800角分です。799角分は第1区、800角分で第2区に入ります。
  • 「どちらも『宿曜経』による」では足りません。二つの資料で正月一日の欄は室宿と虚宿でした。最初に分かれた段階を記録し、資料がなければ「未確認」と書きます。
18秒で違いを確認:二つの道、799/800角分の境界、そして三つの確認。

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宿曜占星術と本命宿とは何か ↗

二十七宿と二十八宿の違いは何か ↗

同じ誕生日なのに、宿名が二つ出る理由

サイトAは室宿、サイトBは虚宿と言います。自然な反応は、二つの性格説明を読んで、自分に近いほうを選ぶことです。けれど、それで選ばれるのは好みの解釈であり、確かめた算法ではありません。

違いを調べる第一歩は、入力と規則を保存することです。誕生日をどの暦で入力したか、日付はどう変換されたか、どの表を使ったか、あるいは月の位置で区分したか。結果は当面「方式A」「方式B」と呼んでおくと、再計算できる原因を見つけやすくなります。

二つの入力経路を並べる。表引きは月日から月初の表を経て宿名へ、黄経区分は時刻と座標の基準から月の黄経、区の番号を経て宿名へ進む。元の図を開いて拡大する

入力経路の比較で、優劣の順位ではありません。二つの道は要る証拠が違い、結果をそのまま比べられません。

「どちらも二十七宿」では同じ計算とは限らない

一

宿の名簿

並びに入る宿はどれか。

二

月初の宿

各月がどの宿から始まるか。

三

日付の変換

誕生日を使う暦の月日にどう直すか。

四

区分の起点

黄経をどこから測り始めるか。

二つの道は、要る証拠が違う

月日による表引きは、使う暦の月と日の序数を求め、月初の宿の表と進め方の規則からラベルを得ます。黄経による区分は、ある瞬間の月の黄経と座標の起点を定め、どの区間に入るかを判断します。

表引き入力:月と日の序数月・日の序数暦の変換後引く月初の表起宿と進め方得る宿名結果黄経区分入力:時刻と座標時刻・座標基準を宣言計算月の黄経どの区間か得る区の番号→宿名結果一方は日付の枠、他方は天体の位置を使う。入力の連なりが最初から違う
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表引き入力:月と日の序数月・日の序数暦の変換後引く月初の表起宿と進め方得る宿名結果黄経区分入力:時刻と座標時刻・座標基準を宣言計算月の黄経どの区間か得る区の番号→宿名結果一方は日付の枠、他方は天体の位置を使う。入力の連なりが最初から違う
表引きは月と日の序数から月初の表を経て宿名へ、黄経区分は時刻と座標から月の黄経が入る区間を経て区の番号と宿名へ進みます。二つの道の入力は違います。

表引きには暦の変換、月日の序数、該当する表が要ります。区分には、定めた時刻、月の黄経、宣言した座標の約束が要ります。

799角分と800角分で、境界を計算してみる

国立天文台のナクシャトラの解説には、黄道を二十七等分し、一区画を13度20分とする区分が示されています。角分にすると 360 × 60 ÷ 27 = 800 で、各区画はちょうど800角分です。

12345678910111213141516171819202122232425262727区各区800角分799′ は第1区、800′ で第2区に入る
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12345678910111213141516171819202122232425262727区各区800角分799′ は第1区、800′ で第2区に入る
黄道を800角分ずつの27区に分けると、799角分はまだ第1区、800角分で第2区に入ります。

純粋な算術の練習をします。黄経がその区分に必要な座標へ変換済みと仮定し、最初の区画を第1区、各区間は始点側を含み、終点の値は次の区に数えると決めます。

仮定した黄経区の番号理由0′第1区始点を含む799′第1区まだ800に届かない800′第2区最初の区画の終点に達し、次に入る1599′第2区第2区は1599まで1600′第3区2 × 80021599′第27区26 × 800 = 20800 なので、第27区は20800から2159921600′ は360度で、出発点に戻り、再び第1区
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仮定した黄経区の番号理由0′第1区始点を含む799′第1区まだ800に届かない800′第2区最初の区画の終点に達し、次に入る1599′第2区第2区は1599まで1600′第3区2 × 80021599′第27区26 × 800 = 20800 なので、第27区は20800から2159921600′ は360度で、出発点に戻り、再び第1区
仮定した黄経0と799角分は第1区、800と1599は第2区、1600は第3区、21599は第27区で、21600角分は出発点に戻ります。

同じ書名でも、同じ表とは限らない

同じ月日の表引きでも、「『宿曜経』による」と書くだけでは仕様になりません。二つの資料の、明示された二つの欄を比べます。

国立天文台 暦Wiki二十七宿の表(月初の配当)正月の朔日室宿に配当CBETA 2023.Q4 電子版『宿曜経』・大唐月建図正月一日欄は虚宿牛宿も別に載る二つの資料、二つの明示された欄で、結果が違う
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国立天文台 暦Wiki二十七宿の表(月初の配当)正月の朔日室宿に配当CBETA 2023.Q4 電子版『宿曜経』・大唐月建図正月一日欄は虚宿牛宿も別に載る二つの資料、二つの明示された欄で、結果が違う
国立天文台の暦Wikiの二十七宿の表では正月の朔日は室宿、CBETA 2023.Q4電子版『宿曜経』の大唐月建図では正月一日の欄が虚宿で、牛宿も別に載っています。

ツールの言い方を再現するには

「伝統的な暦の方法」

再現に必要なもの

表とその版、または出典のある改訂規則。

「誕生日から算出」

再現に必要なもの

入力した暦と、変換後の月・日。

「月の位置に基づく」

再現に必要なもの

採用した時刻、座標設定、区間の方式。

「うるう月に対応」

再現に必要なもの

明記されたうるう月の規則(推測した既定値ではない)。

最初に分かれた段階で止める確認シート

実際に結果が食い違ったら、四行を順に記録します。情報が足りない段階には「未確認」と書きます。

一 元の誕生日と暦どの暦の、どの日か二 変換後の日付または時刻うるう月は別項目。境界の日は変換結果を保存三 採用した表または区分の規則表とその版、または起点と区間の方式四 最終の宿名結果は最後に記録する情報が足りない段階には「未確認」と書く
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一 元の誕生日と暦どの暦の、どの日か二 変換後の日付または時刻うるう月は別項目。境界の日は変換結果を保存三 採用した表または区分の規則表とその版、または起点と区間の方式四 最終の宿名結果は最後に記録する情報が足りない段階には「未確認」と書く
確認シートの四行:元の誕生日と暦、変換後の日付または時刻、採用した表または区分の規則、最終の宿名。情報が足りない段階には未確認と書きます。

両方が表引きと称していても、片方が表を公開していなければ、出力だけからどの古典を使ったかは分かりません。段階ごとに保存すれば、日付変換の違い、表の違い、プログラムの誤りを別々に特定できます。時計の読みが同じでも、時間帯の前提が違えば別の瞬間を指すこともあります。

算法を再現できても、性格や相性の主張が正しいことにはなりません。変わらない本命宿と日ごとに変わる暦のラベルを別々の欄で扱う理由は本命宿と当日宿で、暦の欄の読み方は宿曜カレンダーの読み方で確かめられます。

読んだあとの疑問

なぜ二つのサイトで本命宿が違うのですか。

よくある原因は、二つのサイトが別の道をたどっていることです。一方は月日で表を引き、他方は月の黄経で区分します。同じ表引きでも、暦の変換、月初の宿、うるう月の扱いが違うことがあります。

二つのサイトが『宿曜経』による、と言っても結果は違いますか。

違うことがあります。同じ書名の下に、別の表や版があり得ます。国立天文台の暦Wikiの二十七宿の表では正月の朔日は室宿、CBETA電子版の月建図では虚宿です。書名だけで同じ表とは言えません。

性格の説明を二つ読んで、自分に近いほうを選んでもよいですか。

よくありません。それで選ばれるのは好みの解釈で、確かめた算法ではありません。宿名を正しく再現できても、そのあとの性格や相性の説明が正しいとは言えず、それは別の問いです。

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この記事を含む学習ルート

宿曜:本命宿から関係の限界へ · 公開中の 3 ステップのうち 3

資料・出典

  1. NAOJ 暦Wiki — 二十八宿・二十七宿(月初配当表) ↗
  2. T1299, CBETA 2023.Q4 — 大唐月建圖 ↗
  3. NAOJ 暦Wiki — Nakṣatra divisions and coordinates ↗

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トロピカルとサイデリアル:同じ方向が違う度数になる理由 ↗