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TA-CARD-045 / タロット

カップの9

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カップの9

ウェイトの宴後の人物と物質的満足の限定を確認し、自分の体験、他者の返答、次回の予定を分けます。願いが必ずかなうとは読みません。

要点を先に約5分で読めます

食事を楽しんだ人物の後ろには、まだ豊富な杯が並びます。この前後の関係がカップの9の満足を形にします。今の喜びを十分に認めながら、安定は画面の印象であり未来全体を確定しないと読めます。

  • 人物はすでに味わい、後ろには豊かさが残ります。物の数だけでなく、この関係が満足を作ります。
  • 夕食は楽しくても準備に疲れることがあり、方法の調整で今回の喜びを撤回する必要はありません。
  • 逆位置には真実、忠実、自由や不完全さがあり、欲張りや願いの失敗だけへ縮めません。
18秒で九杯と閉円・開弧を見て、今の満足と未来の予定を分けます。

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タロットの七十八枚を構成から確かめる ↗

原著では、未来の確かさは「そう見える」もの

RWSの図では、赤い帽子をかぶった人物が腕を組み、満足そうな顔でベンチに座っています。背後には青い布をかけた弧形の台があり、その上に九つの杯が並んでいます。

ウェイトは、食事を終えて満足している人物と、その後ろの弧形の台に並ぶ豊富な酒杯を描写します。場面では未来が確保されているように見えるのであり、読者の未来を実証したわけではありません。さらに、絵が表すのは物質的な側面で、ほかの側面もあると断っています。

主項目には調和、満足、身体的な快適さ、勝利、成功、有利さなどが記されています。身体についての古い占断を、医学的な状態の判断に使わないことが必要です。逆位置には真実、忠実、自由のほか、読みの違いに応じて誤りや不完全さもあり、欲張りや願いの失敗だけではありません。

補足章にある軍事や商業の吉兆も、当時の記録です。それを現在の利益や競争結果の見込みへ変換しません。肯定的な単語が多いことと、現実の条件が確認できたことは別です。

九つの杯が上の弧に並ぶ。下の閉じた細い円は今の満足を囲み、右の開いた弧はまだ確定していない未来との違いを示す。元の図を開いて拡大する

BaZiFlowオリジナルの満足の範囲図。閉じた円と開いた弧は知っている範囲を示し、幸福点数や財産の量、未来の保証ではない。

すでに味わった人物の満足後ろの豊かさ弧形の台の杯安定して見える場面が生む印象
すでに味わった人物の満足
後ろの豊かさ弧形の台の杯
安定して見える場面が生む印象
味わったことと後ろの豊かさから、画面の安定感が生まれる。

次も同じでなくても、今回の楽しさは消えない

友人に夕食を用意し、ゆっくり話せた夜があったとします。次の集まりでは人数や時間が違い、同じ料理でも違う感想になるかもしれません。それでも最初の夜に感じた満足が虚偽になるわけではありません。

RWSのカップの9は、具体的に味わったことを認める入口になります。願望が必ず実現する札として、健康、収入、これからの人間関係を保証するためには使いません。今回よかったことと、今後の結果には別の情報が必要です。

今回の記録 そこからは決まらないこと
自分は会話を楽しんだ 全員が同じ気持ちだったか
デザートがおいしいと言われた 他の段取りにも満足したか
また集まりたいという話が出た 次回の日程や準備担当

相手が述べたのは一品への感想なのに、夜全体への全面的な賛成へ広げないようにします。返答していない人の気持ちを、明るい写真だけで補うこともしません。自分の感覚と、確認できた返答をそれぞれ残せば十分です。

料理した人が楽しく、同時に疲れていても矛盾ではありません。次は品数を減らしたい、持ち寄りにしたいという希望があっても、今回の満足を撤回する必要はありません。負担と楽しさを分けると、残したい部分が見えます。

夕食の経験会話に満足準備に疲れた同じ主催者成立する同時に成立する自作例。二つの経験は同時にあり、合計点にしなくてよい。

夕食の経験

同じ主催者

会話に満足
成立する
準備に疲れた
同時に成立する

自作例。二つの経験は同時にあり、合計点にしなくてよい。

対象の異なる経験を並べ、喜びと疲れを相殺しない。

閉じた円の外に、まだ決めていない予定を置く

九杯の下の円は、現在説明できる体験を囲みます。横の開いた弧には、まだ話し合っていない次回の予定などを残します。幸福を九割達成したという尺度でも、九つの財産が得られるという数え方でもありません。

夕食の例なら、十分に話せたことは今回の体験です。再び会いたいという希望はあっても、日付や分担はまだ決まっていないかもしれません。希望をそのまま残し、確定した約束として扱わなければ、温かい雰囲気を新たな義務へ変えずに済みます。

写真の公開にも別の確認があります。一緒に写ることへの同意だけで、相手の私生活が円満だという物語まで添えてよいとは限りません。楽しさを伝える場合でも、相手が許可した範囲は保ちます。

残す話す時間変える手間のかかる一品を減らす別に相談次の日程と分担

残す

  • 話す時間

変える

  • 手間のかかる一品を減らす

別に相談

  • 次の日程と分担
よい経験を残すために、同じ準備の負担まで残す必要はない。

小さな満足を、全体の証明にしない

カップの8では関わり方の変化を扱えます。9で今の満足を認めるからといって、離れた人だけが幸福になるという順番を作る必要はありません。正逆位置の方法と、今回の現代的な振り返りを区別しておきます。

後で見返すために、落ち着いて話せた時間帯、実際に受け取った感想、準備で変えたい部分を記します。次に違いが出たら、その日の条件を調べます。最初の解釈を守るために、別の経験を無視する必要はありません。

自分は十分幸せだと他者に証明しなくても、好きだった一品や会話を大事にできます。一つのよい時間を、人生のすべてを説明する写真にしないことが、その時間を正確に保存する方法になります。

  1. 味わいたい一つを選ぶ

    好きな味や気楽な会話を示し、全員の気持ちへ広げない。

  2. よい時間を支えた条件を残す

    十分な時間や、無理のない品数など。

  3. 次の誘いは新しく作る

    誘い、返事、分担は次回の状況に合わせて相談する。

読んだあとの疑問

カップの9なら願いは必ず実現しますか?

そうではありません。ウェイトは満足と、画面では保障されているように見える未来を描写します。すでにある豊かさや喜びを考えられますが、特定の願い、収入、関係の結果を確定しません。

満足しながら疲れているのは矛盾ですか?

矛盾ではありません。会話には満足し、料理の準備には力を使うことがあります。異なる側面なので両方を述べられ、次に品数を減らしたり分担したりしても、今夜の喜びは偽物になりません。

逆位置なら以前の幸福は全部偽物ですか?

原文はそのように一つに決めません。真実、忠実、自由と、誤りや不完全さという異なる読みがあります。実際の経験から調整点を見ることはできますが、よい面全てを反転させる必要はありません。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot: Part III.2, Nine of Cups ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot: Part III.4, Additional Meanings ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, Nine of Cups, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

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カップの8:減らす、休む、終えるを同じ意味にしない ↗

逆位置を「悪い意味」に固定しないために ↗