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ZW-STAR-02 / 紫微斗数

天機星の六段の階段

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天機星の六段の階段

天機は木で、必ず紫微の一つ手前に入ります。『全書』の廟旺表では等級が六段で、向かい合う二位が同じ段です。同宮の太陰・巨門・天梁とエンジンで照合した位置から、宮に戻して読む方法を整理します。

要点を先に約5分で読めます

天機は紫微系の二番目の星で、必ず紫微の一つ手前に入ります。『全書』の廟旺表の等級は向かい合う二位が組になり、同宮する星は太陰・巨門・天梁の三種だけです。

  • 天機の地支が分かれば、紫微はその次の地支にあり、盤全体の主星の位置が決まります。
  • 天機の等級は六段で、対宮の二位が一段を共有します。寅と申に差が出るのは、同宮の太陰の等級が違うからです。
  • 書の「力あり・力なし」という二語は廟旺と陷地にだけ向いています。引用するときは、どの表のどの地支かを先に述べます。
18秒で天機:六段の階段、天機から紫微と同宮星を逆算する手順、読む前の三つの問い。

先に読む

紫微斗数の十四主星を、名前と配置から覚える ↗

十二ではなく、六段

天機は紫微系の二番目の星で、位置はいつも紫微の一つ手前です。『紫微斗数全書』巻二の廟旺表での等級は、向かい合う二つの地支が組になって現れるので、十二の位置は六段にしか並びません。

階段図。天機が廟旺表で持つ六組の地支を高い順に、子午は廟、卯酉は旺、寅申は得、辰戌は利、巳亥は平、丑未は陷。向かい合う二位は同じ等級で、同宮星は順に、なし・巨門・太陰・天梁・なし・なし。元の図を開いて拡大する

階段の図:等級は『紫微斗数全書』巻二の廟旺表で、iztro 2.6.0 もこの十二の欄で書と一致する。同宮星は安星訣から。

上から読みます。子午は廟、卯酉は旺、寅申は得、辰戌は利、巳亥は平、丑未は陷です。各段の右に書いたのは、同宮するもう一つの星です。卯酉には巨門、寅申には太陰、辰戌には天梁がいて、残る三段は天機が単独です。iztro 2.6.0 の星曜表も、この十二の欄で書と一致します。

寅と申は一段を共有し、同宮星が違いを分ける

天機の同宮星は三種で、寅申は太陰、卯酉は巨門、辰戌は天梁です。子午・巳亥・丑未の六つの位置では単独です。巻二の天機の項が書くのもこの三組で、「卯酉は旺地で巨門と同度」「寅申は得地で太陰と同度」「辰戌は利益で天梁と同度」とあり、上の排盤結果と合っています。

同宮星の等級を同じ表から加えると、三組は次のようになります。

対宮の二位天機同宮星同宮星の等級寅 / 申得 / 得太陰旺 / 利卯 / 酉旺 / 旺巨門廟 / 廟辰 / 戌利 / 利天梁廟 / 廟巻二の廟旺表。色の付いた欄が、同宮星の等級に差の出る所
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対宮の二位天機同宮星同宮星の等級寅 / 申得 / 得太陰旺 / 利卯 / 酉旺 / 旺巨門廟 / 廟辰 / 戌利 / 利天梁廟 / 廟巻二の廟旺表。色の付いた欄が、同宮星の等級に差の出る所
天機と同宮星の等級を組ごとに比べる。寅申で天機はどちらも得、太陰は旺と利。卯酉と辰戌の同宮星は同じ等級。

三組のうち、同宮星によって差が開くのは寅申の組だけです。太陰は寅で旺、申では利にとどまります。卯酉の巨門は二位とも廟、辰戌の天梁も二位とも廟なので、相手の星でも二つの位置を分けられません。両者を分けるには、この表の外へ出る必要があります。この盤の命宮がどの地支か、この位置が何の宮か、三方四正に誰がいるかです。

天機について書が記している欄

巻一の「天機の主るところは」の答えは、次の一句で始まります。

天機は木に属し、南斗の第三、算を益す善星である。のちに化気は「善」という

『全書』巻一、天機の項(現代語訳は本稿)

巻二の目録は同じ星を「天機は木、南斗、化して善、兄弟の主」と書きます。四つの情報が並んでいます。木、南斗の第三星、化気の称号「善」、兄弟宮との組み合わせです。サイトの排盤エンジン iztro 2.6.0 の星曜表は、木と陰を記録し、斗属と宮の組み合わせは記しません。

『全書』巻一・巻二書の四つの欄木南斗の第三星化気は「善」兄弟宮の主iztro 2.6.0 星曜表エンジンの二つの欄木陰斗属は記録なし宮の組合せは記録なし「化気」は星名の脇の固定の称号で、四化とは別。紫微の記事を参照
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『全書』巻一・巻二書の四つの欄木南斗の第三星化気は「善」兄弟宮の主iztro 2.6.0 星曜表エンジンの二つの欄木陰斗属は記録なし宮の組合せは記録なし「化気」は星名の脇の固定の称号で、四化とは別。紫微の記事を参照
書は天機の五行・斗属・化気・配される宮を記し、エンジンは五行と陰陽だけを記す。

巻一の玉蟾先生には、等級を二語にまとめた一句があります。

廟旺にあれば力があり、陷地にあれば力がない。

『全書』巻一、天機の玉蟾先生の段(現代語訳は本稿)

廟旺表は七段階ですが、この句が触れるのは両端だけです。間にある得・利・平がどちら側かは述べられておらず、引用する側が補う必要もありません。巻二の別の名簿では、閑宮に落ちる星として天機の名前が一か所だけ、巳に出てきます。巳は廟旺表で平にあたり、階段の下から二段目です。

一つの天機から盤全体へ

安星訣の「紫微と天機は逆行の傍ら」は、紫微から地支を逆向きに一つ戻ると天機になる、という意味です。逆にたどれば、天機の次の地支が紫微です。天機が分かれば、十四主星すべての位置が計算できます。六組の位置を順に追うと次のとおりです。

天機の位置 紫微の位置 同宮星 天機の等級
子 / 午 丑 / 未 なし 廟
丑 / 未 寅 / 申 なし 陷
寅 / 申 卯 / 酉 太陰 得
卯 / 酉 辰 / 戌 巨門 旺
辰 / 戌 巳 / 亥 天梁 利
巳 / 亥 午 / 子 なし 平
既知:天機は酉天機酉一つ進む紫微次の地支:戌引く同宮卯酉:巨門・旺の位口訣を続けて排すると、この盤の対宮の卯には主星がない
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既知:天機は酉天機酉一つ進む紫微次の地支:戌引く同宮卯酉:巨門・旺の位口訣を続けて排すると、この盤の対宮の卯には主星がない
天機が酉なら紫微は戌、酉の宮で同宮するのは巨門、対宮の卯は主星のない空宮。

ほかに二つの小問を試せます。天機が丑なら紫微は寅で、丑の位は陷、天機は単独です。天機が寅なら紫微は卯で、同宮は太陰、天機は得、太陰は旺です。天機が酉の盤では対宮の卯に主星がなく、その場合に対宮の星をどう借りて読むかは空宮と借星で扱います。

天機を読む三つの動き

  1. 位置を述べてから等級を述べる

    「天機は申、廟旺表で得」のように地支と出典を並べて言えば、聞いた人が同じ欄を開けます。

  2. 同宮にいる相手を尋ねる

    相手がいるのは寅申・卯酉・辰戌の三組だけです。それ以外の組み合わせが盤に出ていたら、入力した生年月日時と設定を見直します。

  3. 寅申を除けば、宮名で対宮を分ける

    向かい合う二位が同じ等級なら、命宮がどの地支にあるか、その位置が何の宮かを確かめます。

二つの練習

練習一

天機が未のとき、紫微はどこ?未の位は?

紫微は未の次の申です。未の位は陷で、天機は単独です。

練習二

天機が申のとき、同宮は誰?二星の等級は?

同宮は太陰で、天機は得、太陰は利です。

紫微は天機の次の位置にいるので、並べて読むなら紫微星の十二の落点がよい相手です。六星の順で次に来るのは太陽です。

読んだあとの疑問

天機が丑や未に入ると、ただ弱いのですか。

廟旺表では丑と未が天機の最も低い段で、陷と記されます。どちらの位置でも天機は単独です。表が答えるのは「この位置の等級」だけで、宮名・周囲の星・四化は別に調べます。「ただ弱い」は等級を口語に言い換えたもので、書はそう結論していません。

天機と太陰が同宮のとき、寅と申に違いはありますか。

天機自身はどちらも得ですが、太陰は寅で旺、申で利と記されます。同じ二星でも、太陰の欄で差が開きます。この二つの位置がそれぞれ何の宮になるかは、その盤の命宮の地支から別に計算します。

天機が紫微のすぐ隣だというのはなぜですか。

安星訣は「紫微と天機は逆行の傍ら」と書きます。紫微から地支を逆向きに一つ戻った位置が天機です。この間隔は訣の中で固定され、生まれの情報で変わらないので、片方の位置が分かればもう片方も分かります。

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資料・出典

  1. 維基文庫・紫微斗數全書・卷一:諸星問答論(問天機所主如何) ↗
  2. 維基文庫・紫微斗數全書・卷二:安南北斗諸星訣、庙旺表、天機條 ↗
  3. iztro・星曜系统(十四主星名单与星曜亮度表) ↗

続けて読む

紫微星:十二の地支に落ちる「帝座」、同宮・対宮・廟旺の読み方 ↗

太陽星:十二の位置を「一日」として読む。廟旺表と「日生・夜生」の並べ方 ↗