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ZW-STAR-07 / 紫微斗数

天府星:紫微の鏡像

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天府星:紫微の鏡像

天府は土で、天府系八星の先頭です。位置は紫微と寅申の軸を挟んで鏡像になります。紫微から天府を出す方法、天府から八星を数える手順、対宮が常に七殺である理由、廟旺表が得より下に落ちない理由を整理します。

要点を先に約5分で読めます

天府は天府系八星の先頭で、位置は紫微の鏡像として決まります。そこから八星を数え、対宮は常に七殺、廟旺表は得より下には落ちません。

  • 紫微と天府は寅申を軸にした鏡像で、紫微が寅か申なら同宮し、巳か亥なら向かい合います。
  • 天府の対宮はどの盤でも七殺です。同宮する相手は武曲・紫微・廉貞の三種だけです。
  • 天府の廟旺表には得より下の欄がなく、書には宮ごとの別の等級もあります。二つの体系は並立します。
18秒で天府:紫微と天府の鏡像、対宮がなぜ常に七殺か、読む前の三つの問い。

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紫微斗数の十四主星を、名前と配置から覚える ↗

紫微と天府、寅申を軸にした鏡

天府は天府系八星の最初の星で、位置を別に調べる必要はありません。紫微を鏡に映して得られます。紫微がどの地支にあっても、天府は寅申の軸を挟んで対称な地支にいます。

十二の地支の環。紫微と天府は寅申の軸を挟んで鏡像になり、紫微が子なら天府は辰。丑と卯、午と戌、未と酉、巳と亥を弧で結ぶ。紫微が寅か申のときは二星が同宮する。元の図を開いて拡大する

環の図:鏡像の関係は安星訣に基づき、紫微の十二の落点すべてをサイトのエンジン iztro で照合した。弧の片端が紫微、もう片端が天府の地支。

図の弧は一本ごとに一対の地支を結び、片端が紫微、もう片端が天府です。五本の弧は互いに平行で、どれも寅申の軸と直角に交わります。寅と申は軸の上にあるので、紫微がそこに入れば天府が同宮します。

巻一で希夷先生は天府について、次のように言います。

帝の補佐である。

巻一・天府の項、希夷先生の言(訳は本稿)

補佐は主の傍らに立ちます。位置の上で天府は常に紫微の鏡像で、二星の関係は決まった数通りの形にしかなりません。

紫微が 天府は 二星の関係
寅・申 寅・申 同じ宮
巳・亥 亥・巳 対宮
子・辰・午・戌 辰・子・戌・午 三合の位置
丑・未 卯・酉 間に一宮を挟む
卯・酉 丑・未 間に一宮を挟む

天府から八つの星を順に数える

巻二の安星訣の後半は、天府から始まるこの句です。

天府・太陰と貪狼、巨門・天相および天梁、七殺から三つ空けて破軍の位、八星を順に数え、細かく推せ。

巻二・安星の訣の後半(訳は本稿)

計算してみます。紫微が子にあるとすると、鏡像で天府は辰です。そこから地支を順に、一升に一星ずつ数えます。

紫微が子:天府は辰、最初の四星天府辰太陰巳貪狼午巨門未さらに四星、七殺のあと三つ空ける天相申天梁酉七殺戌亥子丑を空ける破軍寅七殺は戌、亥・子・丑の三つを空けて、破軍は寅に落ちる
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紫微が子:天府は辰、最初の四星天府辰太陰巳貪狼午巨門未さらに四星、七殺のあと三つ空ける天相申天梁酉七殺戌亥子丑を空ける破軍寅七殺は戌、亥・子・丑の三つを空けて、破軍は寅に落ちる
紫微が子なら天府は辰、太陰は巳、貪狼は午、巨門は未、天相は申、天梁は酉、七殺は戌で、三つ空けて破軍は寅。

七殺は戌、亥・子・丑の三つが空き、破軍は寅に落ちます。これは紫微系の「戻る、一つ空ける、二つ空ける、三つ空ける」と同じ種類の口訣で、向きだけが逆です。

対宮は常に七殺、同宮の相手は三種だけ

七殺は天府の六つ先にあり、天府系の相対位置は固定されているので、七殺はちょうど天府の対宮に入ります。紫微の十二の落点をすべて排しても、例外はありません。逆に言えば、天府が亥にあるとき、対宮の巳には紫微と七殺が一緒にいます。紫微が巳にあるとき七殺と同宮するからです。

天府の同宮の相手は三種だけで、残る六つの位置では単独です。

子 / 午武曲と同宮天府:廟 / 旺武曲:旺 / 旺寅 / 申紫微と同宮天府:廟 / 得紫微:旺 / 旺辰 / 戌廉貞と同宮天府:廟 / 廟廉貞:利 / 利巻二の廟旺表。丑未・卯酉・巳亥の六つの位置では天府は単独
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子 / 午武曲と同宮天府:廟 / 旺武曲:旺 / 旺寅 / 申紫微と同宮天府:廟 / 得紫微:旺 / 旺辰 / 戌廉貞と同宮天府:廟 / 廟廉貞:利 / 利巻二の廟旺表。丑未・卯酉・巳亥の六つの位置では天府は単独
天府と同宮星。子午は武曲、寅申は紫微、辰戌は廉貞と同宮し、残る六つの位置では単独。

対宮・夹宮・会照の違いは対宮・夹宮・会照で整理しています。ここでは一点だけ手元に置いてください。天府の位置が決まれば、対宮の主星がすぐ分かります。

表は得で止まり、もう一つ宮による等級がある

天府の廟旺表が使う段は三つだけです。廟は子・丑・寅・辰・未・戌の六つの地支、旺は午と酉、得は卯・巳・申・亥です。平も不も陷もありません。巻一の希夷先生には、地支ではなく宮で分ける別の等級もあります。

田宅と財帛は廟楽の所、奴僕と相貌は陷弱の所、兄弟は平常とする。

巻一・天府の項、同じ希夷先生の言(訳は本稿)
地支で記す:廟旺表廟六つ、旺二つ、得四つ、これより低い欄なし宮で記す:希夷先生田宅・財帛は強い、奴僕・相貌は弱い、兄弟は平常概括の句「この星はどの宮でも吉」(巻一、言い換え)エンジンの星曜表iztro 2.6.0:土・陽。十二欄は書と同じ四つの記録は並立する。どれを使うかを明記する
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地支で記す:廟旺表廟六つ、旺二つ、得四つ、これより低い欄なし宮で記す:希夷先生田宅・財帛は強い、奴僕・相貌は弱い、兄弟は平常概括の句「この星はどの宮でも吉」(巻一、言い換え)エンジンの星曜表iztro 2.6.0:土・陽。十二欄は書と同じ四つの記録は並立する。どれを使うかを明記する
天府の四つの記録。地支別の廟旺表、宮別の等級、概括の句、エンジンの星曜表。

二つの等級は、別の問いに答えています。一方は「どの地支に落ちるか」、もう一方は「どの宮に入るか」です。書は二つを並べて置くだけで、換算は示していません。一点補います。「相貌」は巻一の宮名で、巻二の十二宮の一覧は最後を父母と書きます。両者が対応するかを書は述べていないので、原文のまま記録します。

天府の表に得より下の欄がないことは、概括の句の口調と合います。表に陷の欄がある天同は別の事情で、天同の記事で扱いました。

  1. 鏡像で天府を探す

    紫微の地支が決まれば、天府は寅申の軸に対して対称の位置を取ります。別の口訣を立てる必要はありません。

  2. 順に数えて八星を埋める

    天府から地支を順に数え、七殺のあと三つ空けて破軍に至ります。対宮が七殺であることが、そのまま検算になります。

  3. 二つの等級は出典を分ける

    地支の等級は廟旺表、宮の等級は希夷先生の一句から取ります。換算はないので、一つの等級に混ぜません。

鏡像と対宮の二問

鏡像の問題

紫微が丑のとき、天府はどこ?対宮は誰?表では?

天府は卯で単独、得。対宮の酉には七殺と武曲がいます。

対宮の問題

天府が申のとき、同宮は誰?対宮は?

同宮は紫微(紫微も申で旺)、天府は得。対宮の寅に七殺がいます。

天府の前は廉貞、後ろは太陰です。鏡像の相手は紫微星の十二の落点です。

読んだあとの疑問

書が天府を紫微の「補佐」と呼ぶのはなぜですか。

「帝の補佐である」は、書が天府につけた形容です。位置の上で天府は常に紫微と鏡像の関係にあり、寅と申では同宮もします。この「副」は構造上の随伴であり、どの盤でも二星が隣り合うという意味ではありません。

天府の対宮が常に七殺なのはなぜですか。

七殺は天府の六つ先にあり、天府系の星どうしの相対位置は固定されています。六つ離れた位置がちょうど対宮なので、天府の地支が分かれば、向かい側は必ず七殺です。

書が「どの宮でも吉」と言う天府に、表で三段階あるのはなぜですか。

表の最も低い段は得で、平・不・陷はありません。概括の句と口調は合います。ただし廟・旺・得は別々に記録されており、概括の句がその差を消すわけではありません。引用では出典を分けます。

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資料・出典

  1. 維基文庫・紫微斗數全書・卷一:諸星問答論(問天府所主若何) ↗
  2. 維基文庫・紫微斗數全書・卷二:安南北斗諸星訣、庙旺表、天府條 ↗
  3. iztro・星曜系统(十四主星名单与星曜亮度表) ↗

続けて読む

廉貞星:官禄と身命での二つの名目。位置・廟旺表・生克の例を分けて確かめる ↗

太陰星:月の十二の格、日と月の出会い方、四つの等級記録の突き合わせ ↗