ペンタクルの10:アーチの下の家
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ペンタクルの10は、アーチの下の一家と、前景の老人と二匹の犬を描く札です。ウェイトの原文から図像、語義、補足を分け、家計の整理で「共通のアーチ、人ごとの列、毎月の保存」を練習します。
要点を先に約6分で読めます
ペンタクルの10にはアーチがあり、その下に一家が立ち、前景に老人が座っています。語義は家を巡り、利得のほかに、家の事、記録、出自が並びます。
- ウェイトの描写:男女がアーチの下に立ち、門の内は住居と領地。連れの子どもが、前景の年老いた人物に近づく二匹の犬を興味深そうに見て、一匹に手を置く。
- 語義:利得、富、家の事、記録、出自、家の住まい。逆位置は偶然、悪運、損失、盗み、賭けごと、そして末尾に「ときに贈与、持参金、年金」。
- 補足は「住まいを表し、価値は他の札から来る」とし、逆位置は「幸運とも不運ともなりうる機会」。

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まず図像:アーチの下の一家、前景に老人と二匹の犬
ウェイトの描写は次のとおりです。男女が一つのアーチの下に立ち、その門は住居と領地へ通じる。連れの子どもが、前景に座る年老いた人物に二匹の犬が寄っていくのを興味深そうに見ており、子どもの手は一匹の上にある。
BaZiFlow原創のペンタクルの10:アーチの下の一家
RWS版では、アーチは灰色の石で、穹窿が画面の上から覆いかぶさり、奥に塔と赤い屋根の家が覗きます。男は青灰色のマントでこちらに背を向け、女は赤い服、子どもは右端にいます。前景の左には、花模様の凝った長衣の白髪の老人が座り、二匹の白い犬は右下で老人のほうへ寄り、子どもの手がその一匹に載っていて、十枚の星貨が画面全体に散っています。BaZiFlowの版では十枚の星貨がアーチそのものになり、下に男女と子ども、右に白髪の老人、左に小さな犬がいます。
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原典の語義:利得、家の事、記録、そして「出自」
語義は、利得、富、家の事、記録、出自、家の住まいの順です。逆位置の語は二つの方向に分かれます。前半は偶然、悪運、損失、盗み、賭けごと。末尾で「ときに贈与、持参金、年金」へ転じます。
利得、富、家の事、記録、出自、家の住まい。逆位置:偶然、悪運、損失、盗み、賭けごと。ときに贈与、持参金、年金。
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補足は、ペンタクルの10が住まいを表し、その価値は他の札から来ると言い、逆位置は「幸運とも不運ともなりうる機会」だと言います。ペンタクルの9の補足と同じく、この札を隣の札の間で読むやり方です。逆位置の語で「損失」と「贈与」が並んでいるのも、失うことと、誰かの取り決めで受け取ることの両方を書いているためです。
アーチ、老人、犬:文に書かれたことと、絵に見えること
ペンタクルの10で分けて見たいのは、アーチ、前景の老人と犬、十枚の星貨の三つです。前の二つは、ウェイトが位置を書くだけで、意味は語っていません。
アーチ・老人・十枚:出どころの比較
- アーチ
- ウェイトは「住居と領地へ通じる」と書く。アーチは外と内の敷居で、これは常識。札での意味は原文にない。
- 老人と二匹の犬
- ウェイトは、子どもが犬の寄る様子を見て、一匹に手を置くと書く。絵の中で最も物語めいた部分だが、原文は描写だけ。
- 十枚の星貨
- この項でウェイトは並び方に触れない。RWS版では画面全体に散り、BaZiFlowではアーチの形に並べた。図としての示し方。
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アーチを「共通の土台」と呼ぶ教え方があります。門の下の全員が一つの門から出入りするので、共有する点が見やすくなります。ただ借り物の呼び方なので、使うときはそう添えます。
読み方:共通のアーチを立て、人ごとに一列
この札には構造が一つあります。共通の門、その下の何人か、前景に残された老人。日常に移すと、家計の月次表の整理です。三世代が同居し、老人、大人二人、子ども一人がいるとします。
先にアーチ:全員で使うものは
家賃、光熱費、通信費は、同じ門を通って出入りするので「共通」の列に置きます。どの費目が家全体のものかが一目で分かれば、表に骨組みができます。
次に人ごと:誰のための支出か
各支出を、老人、大人、子どもの名の下に置きます。「誰のためか」と「誰が出すか」は同じ人でないことが多く、二列に分けると見えてきます。
最後に保存:毎月一枚残す
ウェイトの語義に「記録」があります。今月の一枚を別に保存し、先月の表は上書きしません。来月、どの行が変わったかを比べられます。
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一つの家計表、三つの位置
分けてある
- 共通の費目は一列に
- 各支出に誰のためかを記入
まだ混ざる
- 「生活費」が一行のまま
- 誰が出したか記録がない
足す一歩
- まとまった一行を分ける
- 毎月一枚を保存する
逆位置と隣の札:偶然と損失、そして贈与と年金
ペンタクルの10の逆位置の語は、前半がリスクの一覧のようです。偶然、悪運、損失、盗み、賭けごと。後半は向きを変えます。ときに贈与、持参金、年金。この三つは、いずれもその場で自分が稼ぐものではなく、他人の取り決めや前もっての約束から来ます。これは学習上のまとめで、原文はそう分類していません。補足の逆位置はさらに素直で、幸運とも不運ともなりうる機会、です。
隣の札は、家と金をどこに置くか
庭に一人で立つ人
ペンタクルの9の領地は「おそらく彼女のもの」で、主語は一人です。10は同じ領地を、一家の住まいに変えます。
虹の下の家族
カップの10の語義は満足と心の安らぎ、提問者の住む町にも及びます。ペンタクルの10の語義は利得、記録、住まいです。
十本の杖を担ぐ男
ワンドの10は一人の男が十本の杖の重みを負う札です。ペンタクルの10には門と人と家があり、重みは一人にかかっていません。
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読んだあとの疑問
ペンタクルの10は「大富」の札ですか。
語義の頭は確かに利得と富ですが、すぐ後に家の事、記録、出自、家の住まいが続きます。絵の主役は一家とその門で、金額を示すものはありません。補足は価値が他の札から来るとも言うので、単独では多寡を言えません。
ペンタクルの10の逆位置はどういう意味ですか。
ウェイトの逆位置の語は半分がリスクで、偶然、悪運、損失、盗み、賭けごと。末尾は「ときに贈与、持参金、年金」に転じます。補足は「幸運とも不運ともなりうる機会」だけ。二つの方向が並び、順位はありません。
図の三世代は、原文に書かれていますか。
原文が挙げるのは男、女、子ども、「年老いた人物」で、関係は書かれていません。「三世代」は絵が誘う読みなので、読み手のまとめとして断って使ってください。
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ペンタクルの9:葡萄の園に立つ人。ウェイトは「おそらく彼女のもの」と残す ↗


