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TA-CARD-066 / タロット

ペンタクルの2:二枚と一本の紐

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ペンタクルの2:二枚と一本の紐

ペンタクルの2は、踊る青年が両手に一枚ずつコインを持ち、8の字の紐で結ばれた札です。ウェイトの原文から「陽気さ」と「厄介事」の両端を分け、同時に火にかけた二つの鍋で、二つの事柄に紐を引く練習をします。

要点を先に約6分で読めます

ペンタクルの2は、一人が二枚のコインを持ち、8の字の紐で結ばれた札です。ウェイトの語義には、陽気さと厄介事の両方に言葉があります。

  • ウェイトの描写:踊っている青年が一枚ずつ両手にペンタクルを持ち、二枚は「逆さの8」のような果てしない紐で結ばれている。
  • 語義の一端は陽気さと娯楽(図の主題だと彼は言う)、他端は書面の知らせ、障害、動揺、心配事、もつれ。逆位置は無理した陽気さ、装った楽しみ、字義、筆跡、作文、為替文書。
  • 補足は、悩みの大半は想像だとし、逆位置では不吉な前兆、無知、不当さを挙げる。
18秒で、二枚のコインと8の字の紐、語義の両端、二つの事柄への紐引きの順に見ます。

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タロットの七十八枚を構成から確かめる ↗

両手に二枚、その間に「逆さの8」の紐

この札の描写は、ウェイトの手では一文にまとまっています。踊っている青年が両手にペンタクルを一枚ずつ持ち、二枚は果てしない紐で結ばれていて、その形は逆さの8に似ている。

ペンタクルの2:青年が両手に星印のコインを一枚ずつ掲げ、緑の8の字の紐が二枚を巡り、背後に波と二艘の小さな帆船がある。三つのラベルは、二枚と8の字の紐、陽気さと厄介事、尋ねる問い。元の図を開いて拡大する

ペンタクルの2:二枚と8の字の紐

RWS版の絵には、いくつか加わっているものがあります。青年は背の高い赤い帽子と赤い靴下を身につけ、画面左のコインは右のものより少し高く掲げられています。緑の紐は二枚の間で、横になった8の字を描きます。背後にはうねる波と二艘の船があり、右の船は波に傾いています。海と船はウェイトの記述にはありません。BaZiFlowの原創カードでは、二枚のコインは同じ高さで、船は二艘の小さな帆船です。

画面左のコインRWS:やや高い紐で結ぶ8の字の紐ウェイトの文紐で結ぶ画面右のコインRWS:やや低い
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画面左のコインRWS:やや高い紐で結ぶ8の字の紐ウェイトの文紐で結ぶ画面右のコインRWS:やや低い
二枚のコインが一本の紐で結ばれ、その形は横になった8。

「一方は陽気、他方は厄介事」:ウェイトは二つの読みを並べて書く

ウェイトの語義は長い一文です。一方では、陽気さ、娯楽、それに連なることの札として表され、これが図の主題である。しかし同時に、書面の知らせや手紙、障害、動揺、心配事、もつれとも読まれる。

一方では陽気さと娯楽の札で、これが図の主題。しかし書面の知らせ、障害、動揺、心配事、もつれとも読まれる。

ペンタクルの2の項(ウェイト、意訳)

この一文には順序があります。陽気さは「図の主題」で、厄介事は「とも読まれる」。両端は並んでいますが、図そのものが描いているのはどちらかを、ウェイトははっきり述べています。

図の主題陽気さ・娯楽とそれに連なることとも読まれる書面の知らせ障害・動揺もつれ逆位置無理した陽気さ装った楽しみ字義筆跡・作文為替文書
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図の主題陽気さ・娯楽とそれに連なることとも読まれる書面の知らせ障害・動揺もつれ逆位置無理した陽気さ装った楽しみ字義筆跡・作文為替文書
正位置の二つの端と、逆位置の名詞の並び。

逆位置の一覧は、二つの端を裏返したように読めます。「無理した陽気さ」「装った楽しみ」は陽気さの偽りの面で、「字義・筆跡・作文」は正位置の「書面の知らせ」とつながり、「為替文書」は1910年当時の商業用語で、為替に使う書面を指します。補足の言い方はまた違い、正位置は「悩みは現実より想像のほうが多い」、逆位置は「不吉な兆し、無知、不正」で、本項の「障害・心配事」とはほぼ逆の調子です。

紐、踊り、波:三つの細部と三つの出どころ

8の字の紐、踊る人の姿勢、背後の海を一つずつ取り上げ、それぞれの意味を誰が与えたのかを確かめます。

紐・踊り・波の由来

8の字の紐
ウェイトは「逆さの8に似た果てしない紐」と書くだけで、説明しません。横になった8は伝統的に「無限」「循環」と並べて語られがちで、現代の学習では二つの事柄の間の往復に見立てられます。
踊る人
ウェイトは「踊っている」と書き、陽気さが図の主題だと述べます。踊りを「動きの中で釣り合いを取ること」に見立てるのは、学習上の比喩です。
波と船
画家が足した景色で、ウェイトの文に海の話はありません。「状況の浮き沈み」と読むのも見立てです。
物ウェイト絵にある借用紐果てしない8緑の輪二つの往復踊り踊っている赤い帽子動中の均衡海触れない波と二艘浮き沈み
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物ウェイト絵にある借用紐果てしない8緑の輪二つの往復踊り踊っている赤い帽子動中の均衡海触れない波と二艘浮き沈み
一枚の絵に三つの出どころ:ウェイトの文、絵にあるもの、後の借用。

読み方:二つの事柄に紐を引く

この札には、はじめから形があります。二枚のコイン、一本の紐、動いている人。日常に置き直すと、問いは三つです。どの二つの事柄か、二つは何を共有するか、注意はどう行き来するか。

身近な例を一つ。金曜の夕方、コンロには二つのことが同時にあります。四十分煮込む大根と豚スペアリブのスープと、注文が入ってから炒める青菜の一皿です。

  1. 二枚のコインを見分ける

    同時に進む二つを一行ずつ書きます。スープは約四十分、ほとんど自分で煮える。青菜は二、三分、鍋のそばにいる必要がある。

  2. 紐を見つける

    二つを結ぶのは何か。同じ二つの手、同じ夕方、同じコンロ。紐はどちらのコインの上でもなく、二つの間にあります。

  3. 注意の置き方を見る

    スープは数分おきに見れば足り、炒め物は全神経が要ります。踊る人の動きは二つの端の間を行き来すること。今大事なほうを先に掌に載せます。

スープ火にかける最初ときどき見る途中仕上げの味見終わり青菜洗って切る先に二分で炒める集中盛って出す終わり
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スープ火にかける最初ときどき見る途中仕上げの味見終わり青菜洗って切る先に二分で炒める集中盛って出す終わり
二つは同じ手を共有する:スープが静かな間に、青菜の下ごしらえと炒めを済ませる。

紐を引くとわかること

わかる

  • 二つが共有するもの
  • 注意が今どちらにあるか

わからない

  • うまくいくかどうか
  • どちらが失敗するか

動く前に

  • 共有するものを書く
  • 待てる側に印をつける

逆位置と隣の札:無理した陽気さ、装った楽しみ

ペンタクルの2の逆位置は、最初の二語が陽気さの「偽り」を言います。無理をした、装った。続く語は書面寄りで、字義、筆跡、作文、為替文書。逆位置を読むときは、本項の並びに従うのか、補足の「不吉な兆し、無知、不正」に従うのかを先に決めます。

三枚の「2」、二つのものの持ち方

カップの2

二人が一つずつ杯を

杯が中央で合わさり、主語は「双方」。ペンタクルの2は一人が二枚を持ち、主語はその間の紐です。

ワンドの2

二つの読みは結婚できない

ウェイトは両端の間に結婚はあり得ないと書き、一方は富と華麗、他方は苦痛と憂鬱。ペンタクルの2は両端を同じ一文に収めています。

ソードの2

肩に載せた二本の剣

語義は一致と均衡、勇気、友情。ペンタクルの2の均衡は、踊りの中で保たれます。

コイン二つの事柄、一行ずつ紐共有するもの足取りどちらを先に、次に交代
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コイン二つの事柄、一行ずつ紐共有するもの足取りどちらを先に、次に交代
整理すると三行が残ります:二つの事柄、一本の紐、注意の順序。

読んだあとの疑問

ペンタクルの2は吉札ですか、凶札ですか。

ウェイトの語義は両端に分かれ、一端は陽気さと娯楽、他端は障害・心配事・もつれで、前者が図の主題だと言います。先に片方を選ぶ必要はなく、尋ねている件でそれぞれの端が何にあたるかを見ます。

ペンタクルの2の逆位置はどういう意味ですか。

ウェイトの逆位置は名詞の並びで、無理した陽気さ、装った楽しみ、字義、筆跡、作文、為替文書です。補足は「不吉な兆し、無知、不正」で、言い方が違います。どちらに従うか先に断ってください。

札の上の「8」は何を意味しますか。

ウェイトは「逆さの8のような」と書き、横になった8の字を指しますが、意味は説明していません。「無限」「循環」という読みは、伝統の通説と後の学習によるものです。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §2: Two of Pentacles (Waite, 1910) ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §4: Some additional meanings of the Lesser Arcana ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, Two of Pentacles, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

続けて読む

ペンタクルのエース:雲の手が掲げる一枚。「持つ」と「益になる」は別に読む ↗

ペンタクルの3:台の上で一人が刻み、二人が見る。語義は技から栄光へ移る ↗

逆位置を「悪い意味」に固定しないために ↗