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BZ-024 / 四柱推命

十二運と空亡

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十二運と空亡は、混ぜずに読む

十二運は天干が地支のどの段階にあるかを、旬空は十干を十二支に配って余る二支を見ます。甲の一周、六旬の空亡表、庚午の計算で二つの参照を分け、病・死・空を字面で読むことを避けます。

要点を先に約5分で読めます

十二運は、ある天干が地支に落ちたときの段階を見ます。旬空は、十干を十二支に配って余る二支を見ます。参照が違うので、両方が同時に成り立ちます。

  • 十二運は陽順陰逆です。甲は亥から順行、乙は午から逆行で、甲の表をそのまま乙に写せません。
  • 六旬の空亡は甲子旬が戌亥、甲戌旬が申酉、甲申旬が午未、甲午旬が辰巳、甲辰旬が寅卯、甲寅旬が子丑。引くのは干支の組で、一字だけではありません。
  • 病・死・墓・絶・空亡は伝統的な分類名で、病気・死・埋葬・空っぽの意味ではありません。空亡でも、その支は命式に残ります。
18秒で確認:同じ亥が二つの表に載る様子、六旬の空亡、最後に三つの自問。

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十干と十二支はそれぞれ何を担うのか ↗

同じ亥が、長生でもあり、空亡でもある

学習用の記録で、亥の横に「長生」と「空亡」が並んでいたとします。どちらが誤りでしょうか。どちらも誤りではありません。二つは別の問いに答えています。

十二支の輪で、亥が甲の長生であり甲子旬の空亡でもあることを示す図。二つの問い、二つの参照。元の図を開いて拡大する

参照の図:亥は甲の長生であり、甲子旬の空亡の範囲にも入ります。二つの注記は別の問いに答えていて、互いを打ち消しません。

十二運参照:天干(例:甲)問:甲から見て亥はどこか答:長生旬空参照:旬の先頭(甲子旬)問:配り終えて余る二支は答:戌・亥二つの問い、二つの参照。両方が成り立つ
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十二運参照:天干(例:甲)問:甲から見て亥はどこか答:長生旬空参照:旬の先頭(甲子旬)問:配り終えて余る二支は答:戌・亥二つの問い、二つの参照。両方が成り立つ
十二運は甲から見た亥の位置を問い、答えは長生。旬空は甲子旬で十干を配り終えて余る二支を問い、答えは戌と亥。

十二運:天干を選び、陽順陰逆で一周する

『子平真詮』「論陰陽生死」は陽順陰逆を説明し、甲と乙を例にしています。甲は亥で長生、乙は午で長生です。同篇は、長生・沐浴などの名は借りた形容であるとも述べます。次が甲の一周で、亥から始めて、地支の順に十二の段階を進みます。

甲から見る地支段階地支段階一亥長生巳病二子沐浴午死三丑冠帯未墓四寅臨官申絶五卯帝旺酉胎六辰衰戌養甲は陽干。亥から順行し、十二の位置を進む
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甲から見る地支段階地支段階一亥長生巳病二子沐浴午死三丑冠帯未墓四寅臨官申絶五卯帝旺酉胎六辰衰戌養甲は陽干。亥から順行し、十二の位置を進む
甲の十二運:亥は長生、子は沐浴、丑は冠帯、寅は臨官、卯は帝旺、辰は衰、巳は病、午は死、未は墓、申は絶、酉は胎、戌は養。
甲(陽干)順行亥長生順行子沐浴乙(陰干)逆行午長生逆行巳沐浴起点も向きも違うので、甲の表を乙にそのまま写せない
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甲(陽干)順行亥長生順行子沐浴乙(陰干)逆行午長生逆行巳沐浴起点も向きも違うので、甲の表を乙にそのまま写せない
甲は亥から順行し、亥が長生、子が沐浴。乙は午から逆行し、午が長生、巳が沐浴。

旬空:十干を十二支に配ると、二つ余る

天干は十、地支は十二です。甲子から二つの列を並べて配っていくと、十項目の癸酉で天干が尽き、戌と亥はまだ順番が来ていません。そのため甲子旬は戌亥が空亡です。香港天文台の六十干支表で、一項ずつ確かめられます。

子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥甲子旬子から酉まで配り、余りは戌・亥十干を配り終えると、二つの支が余る
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子丑寅卯辰巳午未申酉戌亥甲子旬子から酉まで配り、余りは戌・亥十干を配り終えると、二つの支が余る
十二支の輪で、甲子旬は子から酉まで配って十干を使い切り、戌と亥が余る。これがこの旬の空亡。

次の旬は甲戌から癸未まで、余るのは申酉です。六旬をまとめると次のとおりです。

旬の先頭その旬の十項空亡甲子甲子から癸酉戌 · 亥甲戌甲戌から癸未申 · 酉甲申甲申から癸巳午 · 未甲午甲午から癸卯辰 · 巳甲辰甲辰から癸丑寅 · 卯甲寅甲寅から癸亥子 · 丑六十項を十項ずつ六組に分ける。十二項ごとに旬が始まるわけではない
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旬の先頭その旬の十項空亡甲子甲子から癸酉戌 · 亥甲戌甲戌から癸未申 · 酉甲申甲申から癸巳午 · 未甲午甲午から癸卯辰 · 巳甲辰甲辰から癸丑寅 · 卯甲寅甲寅から癸亥子 · 丑六十項を十項ずつ六組に分ける。十二項ごとに旬が始まるわけではない
六つの旬と空になる二支の対応。甲子の旬は戌と亥、甲戌の旬は申と酉、甲申の旬は午と未、甲午の旬は辰と巳、甲辰の旬は寅と卯、甲寅の旬は子と丑。
  1. 位置を数える

    甲子1、乙丑2、丙寅3、丁卯4、戊辰5、己巳6、庚午7。

  2. 旬を決める

    7番目は甲子旬の中なので、庚午の空亡は戌亥です。

  3. 干支の組で引く

    引くのは「庚午」という完全な干支で、「午」の字だけではありません。日柱から旬を起こすなら日柱全体を残します。

空亡でも、その支は命式に残る

同じ記録を続けます。日柱が庚午で、出生のある柱に亥が実際にあるとします。「この亥は、選んだ日旬の空亡の範囲にある」と注記できます。しかし原局の亥は残り、柱位も蔵干も消えません。

日柱庚午引く所属の旬甲子旬得る空亡戌 · 亥当たる命式の亥注記し、残す注記はその支の生剋合冲を取り消さない
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日柱庚午引く所属の旬甲子旬得る空亡戌 · 亥当たる命式の亥注記し、残す注記はその支の生剋合冲を取り消さない
日柱の庚午は甲子旬に属し、空亡は戌亥。命式の亥には注記が付くだけで、取り除かれない。

日柱が庚午で、本命のある柱に亥がある場合

注記してよい

  • この亥は選んだ日旬の空亡の範囲にある
  • 旬空を日柱から起こしたと書く

直ちには言えない

  • 亥が命式から消えた
  • 生剋合冲が自動的に取り消された

書き足すこと

  • 旬空を誰の日柱から起こしたか
  • 亥が将来の年にだけ現れるなら、流年の層での出会い

結果が食い違うとき、欄を一つずつ確かめる

欄がそろっていれば、二つのツールの結果が違うとき、どの工程が違うのかを追えます。どの用語が縁起が良いかを争う必要はありません。

十二運書き残す欄参照干対象支向きと起点段階名旬空書き残す欄参照干支所属の旬二つの空位実際に当たった柱位欄がそろえば、違いは一つの工程まで追える
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十二運書き残す欄参照干対象支向きと起点段階名旬空書き残す欄参照干支所属の旬二つの空位実際に当たった柱位欄がそろえば、違いは一つの工程まで追える
十二運は参照干、対象支、向きと起点、段階名を、旬空は参照干支、所属の旬、二つの空位、実際に当たった柱位を書き残す。

全体の強弱は身強と身弱で、同じく表から引く標記である神煞は神煞の位置付けで読めます。

読んだあとの疑問

十二運の「死」「絶」は、死や断絶に遭うという意味ですか。

違います。十二の段階の伝統的な名前で、天干がその地支にあるときの位置を示すだけです。健康・寿命・人間関係の予告ではありません。

空亡は、その地支が働かない、つまり消えるという意味ですか。

違います。旬空は、十干を配り終えて余る二支に印を付けるだけです。原局のその支は残り、柱位も蔵干も消えません。印をどう解釈するかは、採用した方法の次の段階です。

なぜ二つのツールで十二運や空亡が違うのですか。

まず参照を確かめます。どの天干から数えるか、向きと起点をどう決めたか、旬空を日柱から起こしたか、別の柱からかです。欄を書き出せば、違いを一つの工程まで追えます。

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資料・出典

  1. 子平真詮・三、論陰陽生死 ↗
  2. 三命通會・卷三・論空亡 ↗
  3. 香港天文台:天干和地支,六十干支表 ↗

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