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ZW-STAR-05 / 紫微斗数

天同星と福徳宮の配当

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天同と福徳宮

天同は水です。書は「十二宮みな福」と概括しながら、廟旺表には陷の欄があり、四煞に会って巳亥にあれば陷とする条件句もあります。三つを並べ、位置から福徳宮への落ち方を計算します。

要点を先に約5分で読めます

天同は、紫微から五つ前の地支に必ず入ります。書には「十二宮みな福」という概括、陷の欄を持つ表、等級を変える条件句があり、三つを並べて読みます。

  • 天同の表では、午が唯一の陷の位置で、丑・未は不、巳・亥が最高の廟です。
  • 概括の句・位置ごとの表・四煞に会う条件句は、同じ書の別の層にあります。引用ではそれぞれの出典を付けます。
  • 書は天同を福徳宮に配します。位置では、紫微が疾厄宮にあるとき、天同はちょうど福徳宮に入ります。
18秒で天同:位置と同宮星、福徳宮に落ちる計算、読む前の三つの問い。

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紫微斗数の十四主星を、名前と配置から覚える ↗

一つの概括と、陷の欄を含む表

紫微系を順に数えると天同は五番目で、落ちる先は紫微から五つ前の地支です。書は天同を二つの口調で語ります。概括の口調と、位置ごとに等級を記す口調です。概括は、巻一の希夷先生の段にあります。

十二宮のどこにあっても福と論じる。

『全書』巻一、天同の項に引かれた希夷先生の言(訳は本稿)

三列の対照図。天同が同宮する三組の位置で、子午は太陰と同宮して天同が旺・陷、太陰が廟・不。丑未は巨門と同宮で二星とも不。寅申は天梁と同宮で天同が利・旺、天梁が廟・陷。元の図を開いて拡大する

対照図:等級は『紫微斗数全書』巻二の廟旺表で、iztro 2.6.0 もこの十二の欄で書と一致する。同宮星は安星訣から。

図は、天同に同宮の相手がいる三組の位置を取り上げています。各列の上段が天同自身の等級、下段が相手の等級です。子午では太陰と同宮し、天同は旺と陷、太陰は廟と不。丑未では巨門と同宮し、二星とも不。寅申では天梁と同宮し、天同は利と旺、天梁は廟と陷です。十二の欄を等級ごとにまとめると次のとおりです。

等級 地支
廟 巳・亥
旺 子・申
利 寅
平 卯・辰・酉・戌
不 丑・未
陷 午

表には陷が一つ、不が二つあり、「十二宮みな福」という句と並んで書の中に置かれています。サイトの盤が使うデータも十二欄とも書と同じで、天同には水・陽が併記されています。

天同は福徳宮の主。ではその宮はどこか

天同についての答えは、次の一句で書き出されます。

天同は水に属し、南方の第四の星で、福徳宮を主宰する。

『全書』巻一、天同の答え(訳は本稿)

巻二の星曜分属の段は「天同は水と金、南斗、化して福、福徳の主」と書いており、五行に金が加わり、化気は「福」です。エンジンの表は水だけを記します。

福徳宮は十二宮の順で十一番目にあり、命宮から二つ先の地支に入ります。命宮が寅なら福徳宮は辰です。天同は紫微の五つ手前にいるので、二つを合わせると、天同が福徳宮に入るには、紫微がまず疾厄宮(命宮の五つ手前)にいなければなりません。逆に、紫微が命宮にある盤では、天同は疾厄宮に落ちます。

配当は位置で合わせる紫微疾厄宮にいる五つ手前天同紫微の五つ手前ゆえに福徳宮天同はここに落ちる紫微が命宮にある盤では、天同は福徳宮でなく疾厄宮に落ちる
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配当は位置で合わせる紫微疾厄宮にいる五つ手前天同紫微の五つ手前ゆえに福徳宮天同はここに落ちる紫微が命宮にある盤では、天同は福徳宮でなく疾厄宮に落ちる
紫微が疾厄宮にあると、五つ手前の天同は福徳宮に落ちる。紫微が命宮にあるときは疾厄宮に落ちる。

「福徳宮の主」は書の対応づけです。それが実際の一枚の盤で同宮として成り立つかどうかは、位置を計算して初めて分かります。書は読者の代わりに計算してはくれません。

巳亥:表では最高の段、条件句では降格

希夷先生の同じ段は、概括のあとに限定をいくつか加えており、その一つは次のとおりです。

四煞に会って巳亥にあれば、陷とする。

『全書』巻一、同じ言葉の後半(四煞は擎羊・陀羅・火星・鈴星。訳は本稿)

表では巳と亥は廟で、天同の最高の段です。ところがこの句は、四煞に会ったうえで巳亥にあれば陷と呼ぶと言います。一つの位置に二つの書き方があるわけです。表は条件のない欄で、条件句は前提を伴っています。サイトの排盤の表には「四煞に会う」という軸がなく、排盤画面では巳亥の天同は廟のまま表示されます。

廟旺表巳・亥:廟。欄そのものに条件はない条件句四煞に会って巳亥にあれば陷エンジンの星曜表iztro 2.6.0:巳亥は廟のまま、「四煞に会う」軸なし三つの記録は並立する。どれを使うかを明記する
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廟旺表巳・亥:廟。欄そのものに条件はない条件句四煞に会って巳亥にあれば陷エンジンの星曜表iztro 2.6.0:巳亥は廟のまま、「四煞に会う」軸なし三つの記録は並立する。どれを使うかを明記する
巳亥の天同は、廟旺表では廟、条件句では四煞に会うと陷、エンジンの表には廟しかない。

このような条件句に出会ったら、前提を一行に取り出します。四煞が実際に会っているかは、その盤の星曜を数えて決めることで、巳亥を見ただけで等級を書き換えるわけではありません。四煞それぞれの安星は補助星・煞曜・雑曜で確かめられます。

同宮の三つの相手と、対宮の二位を分けるもの

天同に相手がいるのは三組だけです。子午は太陰、丑未は巨門、寅申は天梁で、卯・辰・巳・酉・戌・亥の六か所には相手がいません。

対宮の二位天同同宮星同宮星の等級子 / 午旺 / 陷太陰廟 / 不丑 / 未不 / 不巨門不 / 不寅 / 申利 / 旺天梁廟 / 陷巻二の廟旺表。色の付いた二組は、天同自身の等級が既に差を示す
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対宮の二位天同同宮星同宮星の等級子 / 午旺 / 陷太陰廟 / 不丑 / 未不 / 不巨門不 / 不寅 / 申利 / 旺天梁廟 / 陷巻二の廟旺表。色の付いた二組は、天同自身の等級が既に差を示す
天同と同宮星の等級。子午と寅申は天同自身の等級が高低を分け、丑未は二星とも不。

向かい合う二位のうち、天同自身の等級が分けているのは子午(旺・陷)と寅申(利・旺)です。丑未では天同も巨門も不なので、二つを見分けるには、命宮の置かれた地支と、その升目の宮名に頼ることになります。

  1. 表の等級を述べてから、条件句を尋ねる

    「天同は午、表では陷」と言い、同じ段に「四煞に会う」のような前提が付いていないかを見ます。

  2. 配宮は位置で数える

    福徳宮は命宮の二つ先、天同は紫微の五つ手前です。二つの数を並べてから結論します。

  3. 三組の同宮のうち、丑未だけは別の手がかりが要る

    子午と寅申は天同自身の等級で分かれます。丑未はどちらも不で、単独で入る卯酉・辰戌・巳亥も対宮が同じ等級なので、こうした位置では宮名と三方四正に進みます。

天同の二問:配宮と等級

位置を数える

紫微が疾厄宮にあるとき、天同はどの宮に落ちる?

天同は紫微の五つ手前で、ちょうど福徳宮です。

等級を引く

天同が午に入ったとき、紫微の地支と同居の星、二星の等級を答える。

紫微は午の五つ先の亥です。同宮は太陰で、天同は陷、太陰は不です。

六星の順で天同の前は武曲、後ろは廉貞です。福徳宮そのものと残る十一の宮については紫微の十二宮を見てください。

読んだあとの疑問

天同は福の星と言われるのに、午で陷なのは矛盾ではありませんか。

二つは別の層に書かれています。概括の句はこの星全体の性質を述べ、表は一欄ずつ等級を記します。どちらも書の中にあるので、出典を付けて並べて引くほうが、片方を他方に書き換えるより誠実です。

天同と太陰が同宮のとき、子と午では何が違いますか。

子では天同が旺、太陰が廟。午では天同が陷、太陰が不です。同じ二星でも二つの位置で等級が大きく離れるので、「天同と太陰の同宮」には子か午かも書き添えます。

天同が福徳宮にあるとはどういう意味ですか。

福徳宮は命宮から二つ先の地支にあります。書が天同を福徳宮に配するのは対応づけです。実際の盤で天同が福徳宮に入るのは、紫微が疾厄宮にある型の盤に限られます。

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資料・出典

  1. 維基文庫・紫微斗數全書・卷一:諸星問答論(問天同星所主若何) ↗
  2. 維基文庫・紫微斗數全書・卷二:諸星分屬五行、庙旺表、天同條 ↗
  3. iztro・星曜系统(十四主星名单与星曜亮度表) ↗

続けて読む

武曲星:書が「財」につなぐ三本の線と、位置で確かめられるもの ↗

廉貞星:官禄と身命での二つの名目。位置・廟旺表・生克の例を分けて確かめる ↗