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ZW-STAR-03 / 紫微斗数

太陽星の十二の位置

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太陽星の十二の位置

玉蟾先生は太陽の十二の位置を一日にたとえ、巻二には廟旺表と「日生・夜生」の一句があります。二つの記録を並べて丑・午・酉の違いを確かめ、同宮の太陰・巨門・天梁と、父母宮を読むときの太陽の役割も整理します。

要点を先に約6分で読めます

太陽は紫微系の三番目の星です。書は十二の落点を、一日の中の太陽の高さにたとえます。このたとえは巻二の廟旺表とおおむね合いますが、卯・午・丑・酉でずれが出ます。

  • 太陽の位置は常に紫微の三つ手前です。同宮の相手は太陰・巨門・天梁の三種だけで、残る六つの位置では単独です。
  • 玉蟾の「一日」と巻二の表は別々の記録です。たとえの頂点は午ですが、表で最高の段が付くのは卯だけです。
  • 巻二には「日生・夜生」の一句もありますが、排盤に使うエンジンの表は地支別の一行だけで、昼夜の軸を持ちません。
18秒で太陽:卯・午・酉の二つの記録、表の外にある第二の条件、読む前の三つの問い。

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紫微斗数の十四主星を、名前と配置から覚える ↗

十二の位置を一日として読む

太陽は「日の精」で、書は十二の位置での状態を語るとき、一日の中の太陽の高さをよく借ります。巻一の玉蟾先生の一段は、十二の地支を日の出から日没までの一本の道として並べています。

寅と卯では昇り始め、辰と巳では殿に昇り、午では日が中天にかかり、未と申では傾いた垣に入り、酉では西に沈み、戌・亥・子では輝きを失う。

『全書』巻一、玉蟾先生の太陽の段(位置の呼び名だけを抜粋、現代語訳は本稿)

十二の地支の環。巻二の廟旺表で太陽は卯が廟、寅・辰・巳・午が旺、未・申が得、酉が平、丑・戌が不、子・亥が陷。環の色が等級を表し、玉蟾先生の言う初升・升殿・中天・偏垣・西没・失輝を付す。丑は原文にない。元の図を開いて拡大する

環の図:色は『紫微斗数全書』巻二の廟旺表の等級、環上の呼び名は巻一の玉蟾先生の説による。丑は原文に出てこない。

環の図はこの道を十二の地支に描いたもので、色は巻二の廟旺表の等級です。青緑の五つ(寅卯辰巳午)は廟か旺、褐色の二つ(未申)は得、紫の五つは平・不・陷のいずれかです。丑には玉蟾が名前を付けていないので、環には地支だけを書きました。

巻二で諸星の南北斗・化・五行を割り当てる節は、太陽を「太陽は火、南北斗、化して貴、官禄の主」と書いています。

二つの記録を並べる:比喩と表

玉蟾の呼び名を、巻二の表の等級と位置ごとに並べます。

地支玉蟾の呼び名巻二の表の等級寅 卯初升旺 / 廟辰 巳升殿旺 / 旺午中天旺未 申偏垣得 / 得酉西没平戌 亥 子失輝不 / 陷 / 陷丑(記述なし)不呼び名は巻一、等級は巻二の廟旺表
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地支玉蟾の呼び名巻二の表の等級寅 卯初升旺 / 廟辰 巳升殿旺 / 旺午中天旺未 申偏垣得 / 得酉西没平戌 亥 子失輝不 / 陷 / 陷丑(記述なし)不呼び名は巻一、等級は巻二の廟旺表
玉蟾の呼び名と巻二の表の等級を位置ごとに対照する。寅から午が高く、未申は中ほど、酉から丑は低め。

大きな形は合っています。辰・巳・午のあたりが高く、未・申が中ほど、酉から先は下がります。違いは二か所です。一つは頂点で、たとえでは最高点が午ですが、巻二の表で廟が付くのは卯だけで、午は旺です。もう一つは丑で、玉蟾の段には出てこず、表では不です。

巻二の太陽の正文には、表と合わない箇所がもう一つあります。正文は「丑宮は陷」「戌宮は陷」と書きますが、表のこの二欄は不で、陷より一段高い等級です。

日生・夜生:位置のほかにもう一つの条件

巻二の太陽の項には、次の一句が挟まれています。

夜に生まれれば陷、昼に生まれれば廟旺。

『全書』巻二、太陽の項(現代語訳は本稿)

この一句は、太陽に変数を一つ加えます。昼に生まれたか、夜に生まれたかです。昼と夜の境目を書は述べておらず、ここでも補いません。ただし、サイトの排盤エンジン(iztro 2.6.0)のデータは、太陽に地支で引く一行だけを与え、昼夜の軸を持ちません。つまり排盤画面で見る太陽の等級は、上の表に当たるものだけです。

太陽の等級太陽の地支位置を定める地支で廟旺表一欄さらに問う昼か夜か書が追加エンジンの表は二段目まで。三段目は出生の時刻に戻って判断する
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太陽の等級太陽の地支位置を定める地支で廟旺表一欄さらに問う昼か夜か書が追加エンジンの表は二段目まで。三段目は出生の時刻に戻って判断する
太陽の等級はまず地支で表を引き、書はさらに昼夜の別を加えるが、エンジンの表にはその軸がない。

出生の時刻が関わる箇所では、先に出生時刻を確かめます。時辰と日付の切り替え設定が命盤をどう変えるかは、閏月・時辰・日付変更の設定で扱っています。

同宮の相手と、酉の欄の食い違い

太陽が同宮する相手は三種だけです。丑・未は太陰、寅・申は巨門、卯・酉は天梁で、子午・辰戌・巳亥の六つの位置では単独です。

丑 / 未太陰と同宮太陽:不 / 得太陰:廟 / 不寅 / 申巨門と同宮太陽:旺 / 得巨門:廟 / 廟卯 / 酉天梁と同宮太陽:廟 / 平天梁:廟 / 得巻二の廟旺表。斜線の前後が前の位置と後の位置
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丑 / 未太陰と同宮太陽:不 / 得太陰:廟 / 不寅 / 申巨門と同宮太陽:旺 / 得巨門:廟 / 廟卯 / 酉天梁と同宮太陽:廟 / 平天梁:廟 / 得巻二の廟旺表。斜線の前後が前の位置と後の位置
太陽と同宮星の等級。丑未は太陰、寅申は巨門、卯酉は天梁と組み、相手の星も二つの位置で等級が違う。

酉の欄は、太陽の一行の中で書とエンジンが食い違う唯一の箇所です。記録を並べます。

出典 酉の太陽
巻二の廟旺表 平
巻二の太陽の正文(「卯宮は廟、酉宮は和平」) 平
巻一の玉蟾先生のたとえ 西没
iztro 2.6.0 の星曜表 陷

書の二つの記録は一致し、エンジンはそれより低く記しています。実際の盤と照らすときは、使うソフトの版に従って等級を取ります。同じ食い違いは、太陽と天梁が酉にある例で二星の関係から読むの中でも扱いました。

太陽を借りて父母宮を読む

父母宮については、巻二に次のような約束事が書かれています。

父母を看るときは、太陽を父の星、太陰を母の星とする。

『全書』巻二、父母宮の項(現代語訳は本稿)

これは「一つの星で一種類の人を代表させる」習慣で、父母宮を読むときは、まず太陽がどこにあるかを探します。位置の計算で確かめましょう。十二宮は命宮から地支と逆の順に並ぶので、父母宮は命宮の次の地支です。命宮が寅なら、父母宮は卯です。紫微が午にあるとすると、太陽は紫微の三つ手前の卯に落ちます。すると太陽はちょうど父母宮に入り、卯は表で廟、同宮は天梁です。

  1. 太陽の地支を引く

    巻二の表のその欄を取り、玉蟾がその位置に付けた呼び名があれば一緒に書き留めます(丑にはありません)。

  2. 二つの記録を並べて書く

    たとえと表が合わない所(午・丑・酉)は、一つに混ぜず「二つの記述」として残します。

  3. 昼夜の条件は時刻に戻す

    書の「日生・夜生」は出生の時刻で判断します。時刻に疑問があるなら、引用の前に確かめます。

太陽の位置を引く二問

問一

太陽が未のとき、同宮は誰で、紫微はどこ?

同宮は太陰、紫微は未の三つ先の戌です。未は得で、玉蟾は偏垣と呼びます。

問二

同じ酉について、書とエンジンは何と記す?

巻二の表と正文は平、iztro 2.6.0 は陷、玉蟾は西没です。

六星の順で太陽の前は天機、後ろは武曲です。同じ表で太陽の卯・午・子を引く練習は星曜の亮度にあります。

読んだあとの疑問

午は「日が中天にかかる」位置なのに、なぜ表では廟ではないのですか。

「中天」は玉蟾先生が午の位置に付けた形容です。巻二の表は午を旺とし、廟は卯にだけ付けています。二つの記録は別々に成り立つので、片方を他方に書き換えず、並べて示すほうが正直です。

丑と戌の太陽は、正文では「陷」とあるのに表では「不」です。どちらが正しいのですか。

どちらも書自身の記録です。正文の「陷」は低い位置の総称に近く、表の「不」は「陷」より一段上です。引用するときは、どの箇所の記述かを先に述べ、等級は表の七段階の名前で付けます。

排盤画面の太陽の等級は、日生・夜生を考慮していますか。

サイトの排盤が使う iztro 2.6.0 の星曜表は、太陽に地支別の一行だけを与え、昼夜の軸を持ちません。書の「日生・夜生」の一句を使うには、出生の時刻に戻って別に判断する必要があり、その一句は昼夜の境目を述べていません。

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資料・出典

  1. 維基文庫・紫微斗數全書・卷一:諸星問答論(問太陽所主若何) ↗
  2. 維基文庫・紫微斗數全書・卷二:庙旺表、太陽條、父母宮條 ↗
  3. iztro・星曜系统(十四主星名单与星曜亮度表) ↗

続けて読む

天機星:向かい合う二位が一段を共有する六段の階段と、同宮の太陰・巨門・天梁 ↗

武曲星:書が「財」につなぐ三本の線と、位置で確かめられるもの ↗