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TA-CARD-056 / タロット

ソードの6:渡し舟と対岸

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ソードの6:乗る前に積み荷を量る

ソードの6は、渡し守が平底舟で客と剣を向こう岸へ運ぶ札です。ウェイトが添えた三つの注記を確かめ、対岸・積み荷・力の三つで、インターン応募の書類一覧を整理します。

要点を先に約6分で読めます

ソードの6には、舟と渡し守、六本の剣、そして対岸があります。ウェイトは三つ添えます。航路は滑らか、荷は軽い、仕事は彼の力を超えない。

  • 描写:渡し守が平底舟で客を向こう岸へ運ぶ。航路は滑らかで荷が軽いので、仕事は彼の力の範囲に収まる。
  • 語義は水上の旅、道筋、道、使者、委任された者、方便。描写に剣は出ず、六本の剣はRWS版の絵にあるものです。
  • 逆位置は宣言、告白、公表、一説に求愛。別の読み手は、正位置が楽しい航海、逆位置が訴訟の不利な結果とし、当時の言い回しです。
18秒で、渡し舟と六本の剣と対岸、語義の二面、乗る前に量る三つの順に見ます。

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タロットの七十八枚を構成から確かめる ↗

まず図像:平底舟、渡し守、向こう岸

ウェイトはこう書きます。渡し守が平底舟で客を向こう岸へ運んでいる。航路は滑らかで、荷が軽いことから、この仕事は彼の力を超えないと分かる。彼は剣に触れず、客が誰なのかも語りません。

ソードの6:舟の後ろで棹を持つ人が立ち、舟には六本の剣が立ち、右にマントの客が座る。水面の向こうの岸に二本の木。三つのラベルは「渡し舟、六本の剣、客」「穏やかな航路、軽い荷」「尋ねる問い」。元の図を開いて拡大する

BaZiFlow原創のソードの6と三つのラベル

RWS版の絵には細部が加わります。渡し守は舟の後ろに立ち、両手で長い棹を持つ。舟には二人の客が座り、一人はマントで頭を垂れ、もう一人は小柄です。六本の剣は舟の中に立ち、向こう岸には低い岸辺と数本の木があります。オリジナル札もこの構図で、棹の人が左、客が右です。遠くから近くへ、図は三つの層です。

対岸木と低い岸辺舟の中六本の剣、二人の客渡し守舟の後ろで棹を操る
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対岸木と低い岸辺舟の中六本の剣、二人の客渡し守舟の後ろで棹を操る
遠くから近くへ:対岸、舟の中の剣と客、渡し守。

原典の語義:旅、道筋、使者、そして「方便」

ウェイトが挙げる語は、水上の旅、道筋、道、使者、委任された者(commissionary)、方便(expedient)。六つとも、運ぶことに関わります。どう行くか、どの道か、誰のためか、どんな手段か。

水上の旅、道筋、道、使者、委任された者、方便。

ウェイト・ソードの6(要約訳)
種類原典の語指すもの道道筋・道どの道か人使者・委任者誰のために手段方便今できるやり方様式水上の旅舟で渡る
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種類原典の語指すもの道道筋・道どの道か人使者・委任者誰のために手段方便今できるやり方様式水上の旅舟で渡る
四行に並べたのは、六つの語を見渡しやすくするための便宜です。

ウェイトは描写の中で、語の一覧とは別に三つ添えています。航路は滑らか、荷は軽い、仕事は渡し守の力を超えない。この札では珍しく、「楽か、きついか」についてはっきり書いた箇所です。

渡し守・対岸・荷:ウェイトが名指す三つ

図の中で分けて見るべきものは、ウェイトが名を挙げる三つです。

名指された三つと、それぞれの向き先

渡し守
ウェイトは、仕事が彼の力を超えないと言います。渡し守の状態についての注記で、客や剣の重さについてではありません。
対岸
ウェイトは舟が「より遠い岸」へ向かうと書き、向こうに何があるかは書いていません。
積み荷
ウェイトは荷が軽いと言います。RWS版の絵では六本の剣と二人の客が舟にいて、それでも舟は滑らかに進みます。
ウェイトが書く渡し守と客平底舟滑らか、荷は軽いRWSの絵にある舟に立つ六本の剣長い棹向こう岸の木後の用法対岸:行く先積み荷:持っていく物
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ウェイトが書く渡し守と客平底舟滑らか、荷は軽いRWSの絵にある舟に立つ六本の剣長い棹向こう岸の木後の用法対岸:行く先積み荷:持っていく物
本文にある物、絵にある物、後の用法の読みは、それぞれ出どころが違います。

「対岸は行く先」「積み荷は持っていく物」は後の用法で、次の節で使います。どちらも借り物の読みで、ウェイト自身の記述にはありません。

読み方:対岸を書き、荷を量り、力を見積もる——インターン応募の書類

ウェイトの三つの注記が、そのまま三つの動作になります。まず対岸、次に積み荷、最後に漕げるかどうか。

  1. 対岸:渡る岸を先に書く

    渡し舟はどこかへ向かうもので、漂うものではありません。今回の便で着く岸を書きます。一つの具体的な職種と、一つの締め切り。岸が複数あるなら、一つずつ渡ります。

  2. 積み荷:乗せるものは軽く

    舟には六本の剣が立っています。今回持っていくものを数え、一つずつ「向こう岸で使うか」を問います。乗せないものは、こちらの岸に残すだけで、捨てることではありません。

  3. 力:渡し守は漕げるか

    ウェイトが特に言う点です。一つずつの作業時間を見積もり、合計が自分に扱える範囲かを確かめてから、何件持っていくかを決めます。

例を一つ。九日後に締め切りの夏のインターン応募があり、添付できる書類が六つあります。「持つか、どれくらいかかるか」で並べます。

書類乗せるかかる時間履歴書乗せる半日で改訂志望書乗せる一日作品集乗せる一日成績乗せる当日推薦状乗せない先生待ち証明書乗せない募集要項に無い
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書類乗せるかかる時間履歴書乗せる半日で改訂志望書乗せる一日作品集乗せる一日成績乗せる当日推薦状乗せない先生待ち証明書乗せない募集要項に無い
六つのうち四つを乗せ、二つは残す。四つで三日ほどで、九日の中なら漕げる範囲です。

こう積んだ舟を、どう見るか

読める

  • 乗せる物と作業時間
  • 合計が漕げる範囲

読めない

  • 六つ全部が真剣さ
  • 乗せない二つは失った

次の一歩

  • 残す二つに条件を書く
  • 総時間を締め切りと比べる

逆位置の「口に出す」、補足の二条、そして隣の札

ウェイトの逆位置は、宣言、告白、公表。そして「一つの説明では、それは求愛である」と添えます。同じ渡河でも、正位置は運び方を語り、逆位置は何を明るみに出すかを語ります。

正位置岸へ運ぶ裏返すと逆位置口に出す別の説では一説求愛
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正位置岸へ運ぶ裏返すと逆位置口に出す別の説では一説求愛
正位置の語は運ぶことを、逆位置の語は口に出すことを語ります。「求愛」はその説明の一つです。

ウェイトは短い二条も記しています。正位置「航海は楽しい」、逆位置「訴訟の不利な結果」。旧い札の本が、ある種の状況を言うための言い回しで、特定の訴訟への判断でも、法的助言でもありません。

隣の三枚:離れる、駆ける、運ぶ

カップの8

杯を置いて去る人

ウェイトは、事柄の衰えを示すか、重要と思われたことが実は大したことでないと示すと言います。

ワンドの8

空を飛ぶ杖の列

語義は活動、速さ、急使のような迅速さ。動くのは物そのものです。

ソードの7

次の札

一人が五本の剣を持ち去り、二本は地面に残る。語義は計画、試み、希望、そして口論や失敗しうる企て。

読んだあとの疑問

ソードの6は「悲しい場所を離れる札」ですか。

ウェイトの語義は旅、道筋、使者、方便で、向こう岸へ運ばれることを語ります。離れる理由も気分も書いていません。「悲しい場所を離れる」と読むのは後の読みで、出どころを示す必要があります。

ソードの6の六本の剣は何を表しますか。

ウェイトの描写に剣は出てきません。RWS版の絵では六本が舟に立ち、札の数字に合っています。「向こう岸へ持っていくもの」と読むのは学習上の借用で、ウェイトの言葉ではありません。

ソードの6の逆位置はどういう意味ですか。

ウェイトは宣言、告白、公表と書き、一説では求愛だと言います。重心は「運ばれる」から「口に出す」へ移ります。

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資料・出典

  1. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §2: Six of Swords (Waite, 1910) ↗
  2. The Pictorial Key to the Tarot, Part III §4: Some additional meanings of the Lesser Arcana ↗
  3. Rider–Waite–Smith Tarot, Six of Swords, drawn by Pamela Colman Smith (Wikimedia Commons) ↗

続けて読む

ソードの5:一人が剣を握り、二本は地面に。それでも語義は「失う」ことばかり ↗

ソードの7:五本を抱え、二本を残す。ウェイト自身が語義のばらつきを認めた札 ↗

逆位置を「悪い意味」に固定しないために ↗