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ZW-009 / 紫微斗数

補佐星・煞星・雑曜はそれぞれ何をするのか

コンテンツ版 · · 資料・出典

古典の十八正曜と現代の十四主星を区別し、補助星の配置条件、宮との関係、本命と行運の記録を確認します。

補佐星・煞星・雑曜は何をするのか

配置の入力を確かめ、宮と組合せを読みます。同年同星でも同じ結論にはならず、本命と行運は分けて記録します。

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紫微斗数の十四主星を、名前と配置から覚える ↗

紫微斗数とは?命盤の「宮」と「星」を最初に分ける ↗

古典の「正曜」を現代の主星に置き換えない

日本語の教材で十四主星を覚えたあと、『紫微斗数全書』の十八正曜という記述を見ると数が合わなくなります。巻二の分類は文昌・文曲・左輔・右弼も正曜に含めます。数え間違いと決める前に、使っている分類の定義が違うことを確認してください。

本稿は十四主星の外側を、六吉星、六煞星、禄存と天馬、その他の雑曜に分けて整理します。この区分を全流派共通の唯一の名簿とはしません。十四主星と併せて、どの資料が何を数えているかを読むための案内です。

「煞」という字だけでは起きた事実にならない

紅鸞という名前から結婚の日を、天刑から訴訟を決めることはできません。六煞が何個あるかも、そのまま現実の危険の大きさではありません。伝統的な解釈語を読む前に、配置の根拠と命盤の範囲を確かめます。

巻一には他星との会合や宮の条件を含む記述があります。それを条件ごと読むことはできますが、古典全部が一つの現代的な読解手順に従うと一般化はしません。どの教材の分類や重み付けを採用したかを明記する方が、流派名だけで一括するより確かです。

生まれ月、時辰、年干を分けてたどる

グループ 星 配置の根拠 巻二の要点
六吉 左輔・右弼 生まれ月 左輔は辰から正月を順に、右弼は戌から正月を逆に数える
六吉 文昌・文曲 生まれ時刻 文昌は戌から子の刻を逆に、文曲は辰から子の刻を順に数える
六吉 天魁・天鉞 年干 「甲戊庚は牛羊、乙己は鼠猴……」と年干ごとに二支を定める歌訣
禄 禄存 年干 甲は寅、乙は卯、丙戊は巳、丁己は午、庚は申、辛は酉、壬は亥、癸は子
六煞 擎羊・陀羅 禄存に従う(年干) 「禄の前に擎羊、後ろに陀羅」。癸年は禄が子、擎羊が丑、陀羅が亥
六煞 火星・鈴星 年支で起点を定める 寅午戌年は火星が丑、鈴星が卯から。申子辰年は寅と戌から、以下同様
六煞 地空・地劫 生まれ時刻 亥を子の刻として、地劫は順に、地空は逆に数える
馬 天馬 年支 寅午戌年は申、申子辰年は寅、巳酉丑年は亥、亥卯未年は巳
雑曜 天刑・天姚 生まれ月 天刑は酉から、天姚は丑から正月を順に数える
雑曜 紅鸞・天喜 年支 卯を子として生年の支まで逆に数えた所が紅鸞、その対宮が天喜
雑曜 三台・八座 生まれ月で輔弼を置き、生まれ日で数える 左輔の宮を一日として順に数えて三台、右弼の宮から逆に数えて八座

三台・八座は、生まれ月から輔弼を置き、さらに生日を数える二段階です。生日だけでは出発する宮が分かりません。火星・鈴星について、この巻二の句は年支の組による起点を示します。時辰まで数える別の規則を使うなら、その出典も保存し、起点と到着点を区別します。

また、この版の時辰から逆に数える天空は、本稿で地空と呼ぶ星に対応します。同名の年支による天空と混同しないように、名前と安法を一組で記録してください。

補佐星・煞星・雑曜のグループ図:六吉星(左輔・右弼は月、文昌・文曲は時刻、天魁・天鉞は年干で配置)、六煞星(擎羊・陀羅は禄存に従い年干、火星・鈴星は年支で起点、地空・地劫は時刻で配置)、禄存は年干、天馬は年支、天刑・天姚などの雑曜。配置の根拠は『紫微斗数全書』巻二による。

BaZiFlowによる学習図。星のグループと配置の根拠だけを示す模式図で、個人の命盤ではありません。

同年生まれでも、宮の議題まで共通とは限らない

癸年なら禄存は子、擎羊は丑、陀羅は亥というのが引用した例です。同年で共有されるのはこの地支位置であり、誰もが同じ出来事を経験するという意味ではありません。月と時辰で命宮が変われば、同じ地支に付く十二宮の名称も変わり得ます。

比較するときは、星名だけでなく地支位置、現在の命盤での宮名、同宮や対宮の実際の星、時間層を残します。年に由来する一つの名前を同じ人生説明に変えて配るだけでは、個人を区別する根拠になりません。配置の一致と解釈の妥当性は別々に確認します。

空宮と時間層の確認で締めくくる

主星がない宮でも、実際に何が配置されているかを確かめる必要があります。ただし「空宮にも内容がある」という一般論から、そこに六吉・六煞・四化が必ずあると付け足してはいけません。空宮と借星で扱うのはこの区別です。

四化は採用した規則に従って星に付く変化で、四つの追加天体ではありません。廟旺利陥の表を使う場合も版本をそろえます。大限や流年で加わる星を本命の星と同じ欄に数えないようにします。

読み終えた記録に、どの入力からどの星を配置したかが残っていれば、別の教材との違いを調べられます。入力が足りない項目や版が不明な規則は未確認として残し、よく聞く吉凶の言葉で空欄を埋めないことが、この段階でできる具体的な確認です。

資料・出典

  1. 紫微斗數全書・卷二:安身命例(安左輔右弼、文昌文曲、天魁天鉞、祿存、擎羊陀羅、火鈴、天空地劫、天馬諸訣;論諸星分屬南北斗) ↗
  2. 紫微斗數全書・卷一:諸星問答論(問左輔、右弼、天魁天鉞、祿存、天馬、擎羊、陀羅、火星、鈴星、天空地劫) ↗
  3. 紫微斗數全書・卷三:論格星數高下(三夾命凶六夾吉、火鈴夾命、羊陀夾忌) ↗

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