十二支
第 11 支 / 全 12
- 陽の土
- 犬
- 晩秋
- 19:00–21:00
- 動物
- いぬ
- 月令
- 寒露
- 時刻
- 19:00–21:00
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戌 — 秋の土が残す火
秋を閉じる戌には、土の中にわずかな火が残ります。十一番目の支を読む際、火の庫だから火の支、乾いた土だから熱い土、と一括りにはできません。戊・辛・丁の三層を持ち、季節は冬の手前まで来ています。
早見
- 五行
- 陽土
- 動物
- いぬ
- 蔵干
- 戊 · 辛 · 丁
- 月令
- 寒露 · 10/08–11/06
- 時刻
- 19:00–21:00
- 方位
- 西北西
- 三会(季節)
- 秋 · 申酉戌
- 三合局
- 寅 · 午 · 戌 → 火
囲いと中身
残り火を囲む土が戌の比喩です。囲いの土と内側の火は別の層で、火の庫に注目しても本気は戊のままです。
頂点の後の金
蔵干の順序では辛が本気の戊と余気の丁の間にあります。戌自身を金に変えなくても、秋の三会金局へ参加できます。
乾燥と温度
未も戌も乾いた土に分類されますが、未は晩夏、戌は晩秋です。気候と内部の根が違うため、同じ乾燥を理由に置き換えられません。
内に蔵するもの
- 戊50%本気 · 土
- 辛33%中気 · 金
- 丁17%余気 · 火
本気は戊、中気は辛、余気は丁です。図の50/33/17は3:2:1の相対的な重みによる分類表示で、冲によって一定量の火が放出されることを示しません。
一年と一日のどこに落ちるか
- 寅
- 卯
- 辰
- 巳
- 午
- 未
- 申
- 酉
- 戌
- 亥
- 子
- 丑
- 子
- 丑
- 寅
- 卯
- 辰
- 巳
- 午
- 未
- 申
- 酉
- 戌
- 亥
戌の刻は19〜21時。戌月は寒露から立冬まで、およそ10月8日〜11月6日で、霜降を含みます。境界は節入りで決まり、実際の天気が節気名どおりになるとは限りません。

戌 と残り十一支
卯との六合には火が配当されます。卯の乙と戌の丁がつながりを説明しますが、合があることと合化の成立は別の判断です。
- 戌 · 卯火
四柱それぞれの 戌
年支
年支の戌は背景を読む層です。犬という動物の図像から、忠誠心、家族の義務、相続資産といった現実の事実は確定できません。
月支
月支では晩秋の土が季節の背景になります。余気の丁が温度に関わることはあっても、火の庫だけで火が月令を得たとは言えません。
日支(配偶者の宮)
庚戌は本気の戊を偏印として、壬戌は七殺として捉えます。同じ囲いの土が、配偶者の宮で異なる通変星の構造に入ります。
時支
時支では、晩年に何を残すかという伝統的な視点が使えます。蔵された火は象徴的な蓄えで、隠れた資産や将来の相続、晩年の成功の証拠ではありません。
五つの 戌 日柱
この支に坐りうる五つの天干が、それぞれ別の柱になります。開くと本文が読めます。
古典から一句
戌とは、万物がすっかり消え去ることをいう。それゆえ戌という。
『史記』律書
古書は冬の前に成長が終わることを厳しい言葉で述べています。一年の季節変化として読み、個人の死や損失へ広げません。火の庫は別の分類に由来し、この古文の字義ではありません。
よくある質問
火の庫なのに五行は土なのですか?
戌の本気は土です。火の庫は寅・午・戌における役割で、内部には丁もあります。組の中の位置が支の五行を置き換えるわけではありません。
辰戌の冲は財の庫を開きますか?
まず日主から財星が関わるかを求めます。関わっていても、冲だけでお金や資産が手に入るとは判断できません。
未の土とは何が違いますか?
戌は晩秋の戊・辛・丁、未は晩夏の己・丁・乙です。乾燥の分類は共有しても、季節、陰陽、根の構成は異なります。
戌があれば忠実な性格ですか?
犬は暦の対応です。忠実さは一つの支から確定できません。技術的に確認できるのは五行、蔵干、支同士の関係です。
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