十二支
第 5 支 / 全 12
- 湿った土
- 戊・乙・癸
- 龍
- 水の庫
- 動物
- たつ
- 月令
- 清明
- 時刻
- 07:00–09:00
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辰 — 春を渡す動く土
辰は十二支の五番目、春が次の季節へ移る地点の湿った陽の土です。本気は戊で、乙と癸が春の成長と残った水分を内に保ちます。密閉された箱というより、複数の流れを受け取り、次の行き先へ渡す中継地です。
早見
- 五行
- 陽土
- 動物
- たつ
- 蔵干
- 戊 · 乙 · 癸
- 月令
- 清明 · 04/05–05/04
- 時刻
- 07:00–09:00
- 方位
- 東南東
- 三会(季節)
- 春 · 寅卯辰
- 三合局
- 申 · 子 · 辰 → 水
形を変える地面
春雨の後の泥土のように、道を支えられる硬さと、作り直せる湿り気を併せ持ちます。形式の違う未完成品を、まず受け取れる場所です。
層を接続する
人、記録、依存関係、時機をつなぎ、別々の部品を一つの仕組みとして動かすのが辰の仕事です。担当が見える限り、複雑さは資産になります。
循環を閉じる
中継地は永久の待合室にもなります。残すもの、変換するもの、次に出すものを分けて記すと、未決の糸が同じ場所を占め続けません。
内に蔵するもの
- 戊50%本気 · 土
- 乙33%中気 · 木
- 癸17%余気 · 水
辰の蔵干は、本気の戊、中気の乙、余気の癸。図の 50・33・17 は当サイトの強弱計算と共通する 3:2:1 の通根ウェイトです。土の内部にある物質の割合を主張するものではありません。
一年と一日のどこに落ちるか
- 寅
- 卯
- 辰
- 巳
- 午
- 未
- 申
- 酉
- 戌
- 亥
- 子
- 丑
- 子
- 丑
- 寅
- 卯
- 辰
- 巳
- 午
- 未
- 申
- 酉
- 戌
- 亥
辰月は清明から立夏まで(およそ 4 月 5 日〜5 月 4 日)で、春を閉じながら、まだ夏には入らない区間です。辰の刻は午前 7 時から 9 時、到着から日中の運用へ切り替わる時間。どちらも停止ではなく引き渡しです。

辰 と残り十一支
辰酉は六合で、配当される化気は金。辰は土を供給し、酉は金を純化しますが、二支だけで自動的に金へ化すわけではなく、月令と命式全体が条件を決めます。
- 辰 · 酉金
四柱それぞれの 辰
年支
年支に辰:幼少期に、異なる期待、家庭単位、未完の来歴を調整する場面があった可能性があります。そこで育つ力は、単なる我慢より仕組み間の翻訳です。
月支
月支に辰(辰月生まれ):晩春の湿った陽の土が月令を握ります。木はなお動き、水は内に残るため、集めたものを循環させ、温め、変換できるかを命式全体で見ます。
日支(配偶者の宮)
日支に辰:配偶者の宮に戊・乙・癸を持ちます。責任、成長、感情が同じ会話に入りやすいため、今どの問題を解いているのかを先に一つ指定すると整理できます。
時支
時支に辰:晩年、子ども、長期計画が、知識、人脈、未完の計画の保管場所になりやすい読みです。定期的な搬出日が、蓄積を次代への資産に変えます。
五つの 辰 日柱
この支に坐りうる五つの天干が、それぞれ別の柱になります。開くと本文が読めます。
古典から一句
辰とは、万物が震え動くことをいう。
『史記』律書
古い語釈が示すのは晩春の振動と伸長で、龍の気質ではありません。辰は育ったものを受け取り、季節の変化のなかで別の状態へ渡します。統合や中継の比喩にはなりますが、辰一字だけで複雑な人物や大変動を断定できません。
よくある質問
四柱推命で辰は何を表しますか?
辰は湿った陽の土で、動物は龍。時刻は 07:00–09:00、月は清明から立夏まで、方位は東南東です。蔵干は戊・乙・癸です。
辰が水の庫と呼ばれるのはなぜですか?
辰は申子辰の三合水局を閉じる一角で、晩春の土に癸を蔵すためです。ただし辰があれば自動的に財庫になるわけではありません。財は日主との関係で決まり、水が役立つかも命式全体で見ます。
辰が一つだけでも自刑になりますか?
なりません。自刑は同じ支が重なる関係なので、関連する命式または運の層に辰が少なくとも二つ必要です。成立しても、自動的な事件や診断を意味しません。
辰戌の冲は必ず悪いのですか?
いいえ。湿った土と乾いた土、二つの庫の対面なので、積み残しを開く、建物や仕組みを変える、残すものを決める働きになり得ます。結果は庫の内容と命式が必要とする要素で変わります。
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