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六十干支 日柱

第 40 柱 / 全 60 柱

癸卯Gui Mao金箔金
  • 文才
  • 聡明
  • 情け深い
  • 人徳
納音
金箔金
十二運
長生

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癸卯日柱の性格・恋愛・適職を解説【四柱推命】

癸卯は六十干支の第四十柱。癸の陰水——やわらかな露、あるいは清らかな水——が卯木の上に座します。納音は「金箔金」。卯はただ一つ、乙木を蔵し、癸にとってはこれが食神——穏やかな才気、表現、そして暮らしの中の風雅を司る星です。十二運では癸は卯で「長生」、根のしっかりした芽ばえの段階にあたり、この日主に力みのない、ゆったりとした生気を与えます。さらに癸卯は日主の座下に天乙貴人をそのまま抱えるため、まさに「日貴」の柱であり、古書はこれを「天姿文秀」——生まれつき文と美に恵まれる——と称えます。

命式データ

日主(日干)
癸 · 水
座下の支(日支)
卯 · 木
納音
金箔金
蔵干と通変星
乙 = 食神
十二運
長生
空亡
辰 · 巳

地支が内に持つもの

  • ·食神本気

地支には一つから三つの蔵干が含まれます。本気が最も重く、中気と餘気も読みに影響します。

日主が座す十二運の位置

十二運は長生から帝旺を経て絶へと巡ります。この柱の天干は自身の地支上で、図の強調された位置に座します。

四季を通した強弱

日主の五行を各季節の司令の気と照らした旺相休囚死です。旺の季節に生まれれば良いわけではなく、身強の命式は補うより洩らすことを好みます。

性格の特徴

癸卯日生まれの人は、温和で品があり、聡明ながら内に秘めるタイプです。座下の食神は、言葉・情景・美への感受性という表現の流れを自然に与え、癸の陰水はさらに、察しがよく、心根がやさしく、人に好かれる資質をもたらします。水が花咲く枝を潤す姿——才気が力まずに流れ出るのです。人前で先を争うことは少なくても、その温かさと趣味のよさで自然と人を引き寄せ、目上や貴人の引き立ても人より受けやすい傾向があります。

長生の段階は、根のしっかりした生気を加えます。癸卯の人は、急に輝いて消えるのではなく着実に伸びていくことが多く、しなやかで立ち直りの早い芯を内に持ちます。食神の「人生を味わう」一面は、プレッシャー下では角を避ける方向——競争を、衝突を、不快をこらえ抜くことを避けたがる方向——に傾くこともあります。良い状態では、才があり、雅で、心から好かれる人。バランスを欠くと、同じやさしさが流されやすさに見えたり、心地よいことに逃げて難しいことを後回しにしがちになったりします。

生まれ持った強み

  • 温和で品があり聡明
  • 才気と表現、美意識に恵まれる
  • 貴人・引き立てを受けやすい(日貴)
  • 根が強くしなやかで回復が早い(長生)

成長の課題

  • 摩擦や衝突を避けがち
  • 心地よい準備に流れ交付が遅れる
  • 競争やこらえ抜くのが苦手
  • 小さな不満をため込む

恋愛・結婚の傾向

癸卯の人は恋愛においてロマンチックで趣味がよく、気の合う、教養のあるパートナー——見た目だけでなく、心と美意識を分かち合える相手——に惹かれます。食神は、表現豊かで細やかな伴侶にし、小さく心のこもったしぐさで愛情を示させます。地位や波乱よりも、やさしさと互いの尊重をはるかに大切にします。

長い目で見て癸卯の人が最も望むのは、やさしく、互いを認め合い、双方が「見てもらえている」と感じられる関係です。恋愛の課題は「率直さ」。もともと摩擦を避けるため、小さな不満を口に出さずにため込んだり、関係に率直な話し合いが必要なときに流してしまったりしがちです。心を開かせてくれるだけの温かさと、避けて通りたいことに一緒に向き合ってくれるだけの安定を併せ持つ相手と、最もうまくいきます。

適職・仕事のスタイル

座下が食神で、全体としても「文秀」の柱であるため、芸術、執筆、教育、文化、デザイン、各種のクリエイティブな専門職——才能・趣味・表現が資本になる場——が天職です。癸卯の人は、力任せではなく独創性と洗練が評価される仕事で最も輝きます。自ら貴人を座下に持つため、師や有力な友が道を開いてくれることも少なくありません。

支えがあり、質を重んじる環境で最も力を発揮し、食うか食われるかの、純粋に取引だけの環境では持ち味が出にくくなります——そこで報われるのは「磨く」ことより「押す」ことだからです。古典の判詞はこの柱を吉貴の日としますが、約束される風雅は腕で勝ち取るもの。本物の才、育てた趣味、そしてそれが自然に呼ぶ善縁を強みとする日主です。

金運と財

癸卯は純粋な食神(乙木)を座下に持ち、長生に座し、しかも財星が透りません。ゆえに「財を座す」タイプではありません。真の資本は才気——文才、趣味のよさ、創造的な表現です。お金は利を直接追う形ではなく、古法の「食神吐秀生財(才が花ひらいて財を生む)」——腕と作品を換金する道筋——で入ります。さらに『日貴』の柱ゆえ、貴人や有力な友が、その才に市場を見つける手助けをしてくれます。

実務的には、創作の才を専門職として仕立てること——作品をまとめ、値をつけ、師や貴人に扉を開いてもらい、高潔さゆえにお金と距離を置かないことです。最も注意すべきは、「稼ぐこと」への風流人めいた距離感——お金を芸術より低く見てしまうことです。投機ではなく、本物の才を着実に換金していくのが癸卯の道です。

健康と活力

日主の癸(陰水)は腎・膀胱・泌尿生殖器・骨を、卯木の支は肝・胆・神経をつかさどります。水が長生の地に座し、生気はやわらかく養い深い——注意は主に思い煩いと睡眠にあります。考えすぎや夜更かしは水を消耗させ、木気が滞れば緊張や神経の高ぶりを招きます。養生は、規則正しい生活、保温と十分な水分、ゆるやかなストレッチ、そして感情の穏やかな出口を持つこと。(五行傾向の養生の目安で、医療診断ではありません。)

開運のヒント

癸卯の成長テーマは、穏やかな才気を、完成した目に見える成果へと変えることです。食神は表現を、長生は粘り強さを与えますが、どちらも心地よい「準備」に流れて、届けることを怠りがちになります。具体的には——最も大切な創作を一つ選び、そのための時間を守り、最後の「完成」まで運びきること。地味で居心地の悪い中盤を越えてでも、です。そして貴人は本心からあなたを助けたいと思っているのだから、素直に受けること。頼み、引き立てを受け入れ、その善縁を、避けるべき人情ではなく、少しずつ育てていける資源として扱いましょう。

生まれ季節による違い

春生まれ木が旺じて水を洩らす季節——卯木の才は外に輝くが消耗もしやすい。創意を作品にまとめ、アウトプットが休養を上回らぬように。
夏生まれ火が旺じ水は弱まり、日主は疲れやすい。金が水を生じるのを最も喜び、安定した支えがあれば才を出し切って涸れることもありません。
秋生まれ金が旺じて水を生じ、日主は養われて旺じる——腕を成果に変える、落ち着いた実りの季節です。
冬生まれ水が旺じて満ち、力も流れも十分。ただし氾濫と漂いに注意を。火と土で温める配合が、本を固め方向を与えます。

相性早見(合・冲)

この地支と他の十一支の関係

  • 六合
  • 三合
  • 冲(相冲)
  • 刑(相刑)
  • 害(相害)

金の実線が六合、金の破線が三合局。赤の実線が沖、赤の破線が刑、琥珀が害です。

六合
卯 · 戌
三合 · 木
亥 · 卯 · 未
冲(相冲)
卯 · 酉
刑(相刑)
害(相害)
卯 · 辰

*これは日支だけで見た簡易相性です。本格的な相性鑑定は命式全体で見ます。

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古典の判詞

日貴なり。衰神、旺じれば吉。

出典:『三命通会』

古典の判詞は「日貴、衰神も旺じて吉」。平たく言えば——癸卯は日主の座下に天乙貴人をそのまま抱えるため、「日貴」の柱とされます。生まれつき守りがあり、吉とされる日で、古書は「天姿文秀」、文と美に恵まれると称えます。「衰神も旺じて吉」とは、まさにこの内なる守りを指すもの。貴人は苦しみを消し去るのではなく、和らげてくれるのです。いつものとおり、日柱の本当の高下は命式全体との呼応で決まります。

よくある質問

癸卯日柱の人はどんな性格ですか?

温和で品があり、想像力に富み、人に好かれるタイプです。芸術的・文学的な資質があり、貴人の引き立ても受けやすい人。座下の食神が才気と表現を、長生が着実な生気を司ります。プレッシャー下では衝突を避けたり、難しいことより心地よいことに流れたりすることもあります。

癸卯日柱は良い日柱ですか?

古典の評価は良好です。日主の座下に天乙貴人を抱える「日貴」の柱で、古くは「天姿文秀」——生まれつき文と美に恵まれる——と称えられます。ただし最終的な高下は、残りの三柱がどう支えるかで決まります。日柱だけでなく命式全体を見ることが大切な理由です。

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